これは、そもそもなんなのかと言いますと、壁や床の部材の種類のことです。

つまり、部材であって別に構造ではないんですよね。

 

冒頭でも説明しましたが、構造とは柱や梁などの建物を支える主要部分です!

RC造やS造が構造であり、間仕切り壁などに使用されるALCというのは、構造体ではないんですね!

 

ちなみにALCは、柱や梁には使えません。

だって、簡単に折れちゃいますから(笑)

ではなぜALCという表記をしているかというと、間仕切り壁が何で仕切られているかを明確にするためです!

RC造でもS造でも軽量鉄骨造でも、あくまで柱や梁や床といった主要構造の部分を表します!

たいして、壁というのは、界壁と呼ばれる一部構造体の壁がありますが、それを除いては基本間仕切り壁になり、構造体ではないです。

たとえ、RC造でも、お隣さんとの壁はボードとボードだけの間仕切り壁ということも珍しくありません!

そうなると、壁はボードでしか仕切られていないので、音が簡単に聞こえちゃうのですが、

ALCで壁が仕切られていれば、ボードのみの壁と比べて、遮音性は高くなります!

そういった壁であることを知ってもらうために、ALCと記載することがあります!