リフォーム・建築

事前に知っておくべきリフォームの知識~失敗しないリフォームとは!?~

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ある程度経験を積むと打ち合わせの段階で、このお客さんはこういうタイプ、あのお客さんはあのタイプ、という感じで、大体イメージができます!

面白いぐらいタイプが分かれるんですよね!

 

どーも、Ponchaです(‘ω’)

 

私が常にお伝えしているのが、リフォーム・リノベーションって誰しもが不安を抱えているものです!

あなただけじゃないですよ〜

というもの!

というのも、初めてやることですので、わからないことだらけですよね?

なので、少しでも安心してリフォームや、リノベーションを進められるように、何に注意しておけばよいのかを改めてご説明したいと思います!

 

ということで

今回は、事前に知っておくべきリフォームの知識~失敗しないリフォームとは!?~

というテーマでお話したいと思います!

 

失敗しないリフォーム方法と聞くと、

・会社選び

・プラン方法

・商品選定

・金額

についてと思うかもしれませんが、もう少し踏み込んだ部分についてお話をさせていただければと思います!

 

今回の内容に関しては、意外とプロの方でも見落としがちだったりします。

少し専門的内容も含まれますが、リフォームをするうえでは抑えておいたほうが良い内容ですので、ぜひ参考して失敗しないリフォーム・リノベーションをしてください!

 

関連記事はこちら

和室を洋室にリフォーム!~検討事項が結構多い!?床、壁、天井、木部はどう仕上げる?~

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工事内容と専門業種を知る!~どの工種をどの業者に依頼すればよい?~

 

近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。

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失敗しないリフォームのポイント

失敗しないリフォームのポイントは色々あります。

過去記事でも記載しておりますが、

・会社選定

・担当者

上記2点は非常に大事です!

特に担当者さんの見極めは非常に重要です。

詳しくはこちらの記事をどうぞ

リフォーム会社の選定方法について! ~ズバリ、担当者を見極めろ!~

ほかにも、失敗しないリフォームをするためには、プランや商品選定、価格などいろいろありますが、

今回は、抑えておいたほうがいいポイントに付いてお話したいと思います!

 

 

重量がかかるものには、必ず下地を入れる!

まずは、重量がかかる壁などには必ず下地を入れる必要がある!

ということ!

 

それはそうでしょ!という方もいれば、

え?そうなの?と思う方もいるかと思います!

ここについて少し深掘りをしてい行きたいと思います!

 

『ここにハンガーパイプをつけてほしいんですけど、サービスでお願いできますか?』

と工事終盤でよく聞かれます。

大工工事が入っていて、早めにお伝えしてもらえれば、流れで大工さんにお願いできるので、取り付けることは正直全然問題ありません!

しかし、工事終盤となってくると話が変わってきます。

特段指示がなければ、下地を入れずに仕上げてしまっていることが多いからです!

 

というのも、フックやハンガーパイプって、それなりの重量を支えるものです。

つまり、重量に耐えられる固定方法にしなければいけません。

 

通常の壁は、石膏ボードという、石膏を圧縮し紙で接着させているボードがはられています。

石膏ボードもそれなりに堅いのですが、あくまで石膏ですのでカッターで切れますし、穴だって結構簡単に開けれちゃいます。

 

そのため、この石膏ボードにビスなどを打ち込んでも、紙程度の軽いものであれば問題ありませんが、

エアコンやTVといった重量物の場合、ビスが緩んで落ちてきてしまいます。

たとえうまく固定できたとしても、徐々に徐々に緩んでくるので、いつどのタイミングで落ちてくるかわからないので、非常に危険です。

ですので、ハンガーパイプなどを設置する場合は、鉄板やベニヤなどの下地をいれておく必要があります。

 

先程のお話でいうと、

仕上げが終わった段階であそこにハンガーパイプをつけてほしいと言われると、下地を入れ直し、 再度仕上げをしなければなりません。

大工工事が絡むところであれば融通がききます。

しかし、造作工事も絡まない既存の場所の場合、ハンガーパイプやフックを取り付けるため、下地工事、仕上げ工事をどうするか検討しなければなりません。

勿論そのための費用も発生してしまいます。

 

つまり、ハンガーパイプやフックなど壁になにか重量物を引っ掛けたりするための何かを設置する場合は、

ここに下地を入れてください!というのはなかなかハードルが高いと思うので、

プランの段階でここに洋服をかけたいと思っています!という感じで、要望を伝えるとリフォーム会社さんが、

じゃあ、下地を入れておきましょう!

と何かしらの意図を汲み取ってくれます!

 

ボードアンカーもあまりおすすめしない!

中には、石膏ボードでもガッチリビスを固定しくれるボードアンカーというものがあります!

これを使用することで、ビスが緩みづらく、多少の重量物であれば支えることができます!

とはいえ、ボードアンカーもあまりに重量がかかれば外れてしまいますし、ちゃんと施工されていないと簡単にアンカーが外れてしまいます。

ですので、それなりの条件が無い限りは使用をおススメしません。

家具工事が得意じゃないリフォーム会社が多い

自分の使い勝手のいいような収納を作りたい場合、家具工事を行なったりします。

メーカーさんが出している収納は、サイズをオーダーできても引き出しや形状などで融通がなかなかききません。

そういう時は、家具屋さんにオーダーで作ってもらった方がいいです。

しかし、ここで問題なのが、家具屋さんを知っているリフォーム会社って意外と少ないんです。

その理由は、ちょっとしたオーダーの入った収納であれば、大工さんで造作してもらえるからです。

とはいっても、大工さんが行えるオーダーにも限界があります。

扉の色や引出しの仕様、メーカーのオーダーを超えた扉のサイズなど

複雑な内容になってきた場合は、家具屋さんにお願いしたほうが良いです!

 

ただ、今お話したように、家具屋さんを知っているリフォーム会社さんは結構少ないです。

ですので、収納をこだわりたい場合は、打合せの段階でその旨は、しっかりと伝えたほうがいいでしょう。

ただし、吊戸棚一つ程度だと家具屋さんの場合、製作含めて、納期と費用が通常より高いので、メーカーが出している商品と比較検討したほうが良いでしょう。

必要な有効寸法があるものから決定していく

必要な有効寸法が〜

なんて言われても何の話をしているかよくわからないですよね?

 

これは、間取りなどのプランを考えるときのお話です!

有効寸法とは、設置する上で絶対必要となるの最低限の寸法のことです。

例えば、

有効寸法60㎝となれば、仕上げで60㎝以上なければいけないということです。

 

プランを考える上では、まず有効寸法がはっきりしている箇所から先に考える必要があります。

有効寸法は絶対の寸法ですから、その決まった寸法を確保した上で、間取りを作っていく必要があります。

有効寸法があるものと言えば、

・ユニットバス、

・冷蔵庫

・キッチン

・洗面所(洗濯器置き場)

 

上記の設備を設置するうえで、まず考慮すべき寸法です。

そこから、更に

・廊下の幅

・それぞれの入口の幅

・トイレのサイズ

などを見ていきます。

リフォームの場合、フルリノベーションをしない限り、ある程度の間取りがある状態です。

つまり既存の間取りや幅、サイズに不満が無ければ既存に合わせることがほとんどです。

しかし、

・現状より大きくしたい

・間取りを変更したい

といった感じで、部分的にサイズ変更をする場合は、上記の有効寸法を抑えたうえで、プランを考える必要があります!

ここを間違えると、家具家電、設備が収まらないといった事が起きるので注意が必要です!

プラン検討で一番トラブルになりやすいのは、キッチン!

キッチンには、いろんな家電や食器などを置くための収納棚等が必要

また、普段料理する人と、しない人でキッチンの考え方が根本的に違うため、意図を汲み取れず、求めていた収まりと違う!というトラブルになります。

わかりやすいところで言うと、

料理が好きな方は、カップボードは大きいサイズが必要だったりします。

しかし、キッチンのスペースに限りがあるため、どこまでのサイズが可能であり、どういった形状のカップボードを選定して、冷蔵庫や家電の置くスペースも決められたスペース内で検討しないといけません。

それでも、納まりきらない場合は、壁の位置を変更したりと、ひと工夫する必要が出てきます。

 

しかし、普段料理しない人からすると、キッチンについている収納で収まってしまう事が多いです。

そうなった場合、キッチン周りのスペースを確保するより、LDKや部屋の大きさを確保するほうが良い!

という間取りを希望します。

 

このようにん、図面上で綺麗に配置されていても使い勝手が悪ければ何の意味もありません。

そのため、有効寸法を各所で追い出しながら、間取りを作っていく必要があります。

 

材料の仕様は、早めに決める!

これは私の過去の経験にはなりますが、

仕様決めがギリギリになる現場やギリギリになるお客様というのは、

大体工事が佳境になっても、お客様と打ち合わせが都度あることが多いです。

 

これは、お互い時間をかなり使うので、あまりいい傾向とは言えません。

現場というのも、リフォームでも新築でも、

最初で段取りが終わっていれば、あとは工事をするだけになるので、問題が起きない限りは、打ち合わせ等は発生しません。

つまり、順調であればあるほど、打ち合わせの回数も少なく済むということです!

 

しかし、ギリギリまで仕様が決まらないと、ずっとその事を考えてないといけない上に、

・やっぱりこうしておけばよかったかな?

といった感じで、先に進めなかったり、

・もうこれでいいや!

といった感じで、投げやりのようになってしまう

ケースになることが多いです。

 

確かに色々と悩むことは大事ですが、あまりに選択肢を増やしてしまったり、時間をかけたからと言って必ずしもそれがよかったという結果に結びつくわけではありません。

ギリギリまで検討するより、ある程度の段階まで来たら、割り切った決断をした方が良いと言えます。

当たり前の内容も必ず確認する

わからないことは、もちろんわからないので聞いて確認していると思いますが、

わかっていることも確認を踏まえて、聞くことが大事です。

 

というのも、自分の思っている普通と、相手が思っている普通は、人によって全然違います。

リフォーム完了後イメージと違かった!という方の多くは、

大きく変更した箇所、こだわった箇所ではなく、

あまり関心を寄せていなかった小さな箇所の納まりや色だったりします。

 

お客さんのこう納めると思っていた箇所に対して

リフォーム会社は、こういう風に納めるのが一般的です。

と答えます。

業界の一般的とお客さんが考えるイメージが異なっていることが多いです。

そういったお互いのイメージをすり合わせるためにも、わかっていることも必ず確認するようにしましょう!

 

特に最近のリフォーム会社さんの担当者さんは、細かい納まりは全て職人さんに任せているため、どのように納まるか理解できていない人が結構います。

そういうことも踏まえ、ここはどう納まりますか?やこの商品はどれになりますかなど、当たり前のことでもきちんと確認したほうが良いです。

理解していない人ほど、見積もりの項目が大雑把だったり、適当だったりするので、注意が必要です。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、事前に知っておくべきリフォームの知識~失敗しないリフォームとは!?~

というテーマでお話しさせていただきました。

 

リフォームやリノベーションを行うにあたって、担当者がどのくらい工事について理解をしているかが非常に重要となってきます。

だからこそ、担当者さんに任せっきりにするのではなく、ある程度自身でも把握をして、事前にどこに注意したほうが良いのか知っているだけでも、無駄のないリフォーム・リノベーションにすることできます!

何よりも、失敗してしまった!

という最悪のケースは避けることができます!

今回は、あくまで代表例ですので、他にも気になることがあればお気兼ねなくお申し付けください!

 

ちなみに、関連記事はこちら

和室を洋室にリフォーム!~検討事項が結構多い!?床、壁、天井、木部はどう仕上げる?~

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近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

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本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

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