昔ユニットバスの点検口を開けて採寸する際に、スマホのライトで照らしていたのですが、手が滑ってスマホがユニットバスの裏側に落ちたことがありました。
ユニットバスの工事が始まるまで1か月近くスマホなしの生活・・。きつかった・・。
どーも、ponchaです(‘ω’)
水回りの中でも商品によってはキッチンよりも費用が高くなるお風呂のリフォーム!
毎日使用し、リラックスできる空間であるからこそ、こだわりたい人も多いはず!
実際にお風呂のリフォームを始める際、どういった流れでどういったことに注意したほうがよいのか?
意外とわからないことが多いです。
ということで、今回は、お風呂のリフォームの流れと注意点というテーマでお話ししたいと思います。
今回は、ユニットバスからユニットバスに交換する場合でお話ししたいと思います。
戸建てのようなタイルなどで作られた在来のお風呂からユニットバスにするお風呂のリフォームは、また別記事にてまとめたいと思います!
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何故リフォームするかを前提にプランを検討
お風呂のリフォームに限らず、リフォームする時必ず大前提に考えておくべきことがあります。
それは、なぜリフォームをするのか
ということ。
特にユニットバスやキッチンなどの様々なオプションなどを組み合わせて商品選定をするものについては、特に何故リフォームをするのかが大事になります。
いやいや、そんなの当然でしょ?わかってますけど?
と思っている方も多いですが、実際商品選定をし始めると
ここが不便だからリフォームしたい
こういう機能を付けたいからリフォームしたい
という本来の目的から外れてしまい、見た目に費用をかけすぎて本来重視すべき機能性を節約する本末転倒パターンになってしまうからです。
ショールームとかに行くと魅力的な商品がいっぱいあって、本来の目的そっちのけで夢を見ちゃうんですよね・・。
しっかり現実を見て、商品選定をする際は何故リフォームをするのかを前提として考えるようにしましょう!
お風呂のリフォームの流れ
それでは実際にお風呂のリフォームの流れについてみていきたいと思います。
冒頭にも言いましたが、今回は既存のユニットバスから新規のユニットバスにするリフォームで考えています。
一昔前の戸建て住宅の在来のお風呂の場合とは、流れや注意する点が異なりますので注意してください。
①現在のお風呂のサイズの確認(縦・横・高さ)、出入口など他
②洗面所のリフォームなども付随して行うかの確認
③プラン決め 基本プランやオプションなど
④プラン決定後見積もり提示やショールームなどで確認
⑤仕様決定及び契約
⑥工事日程・近隣挨拶
⑦工事開始
⑧工事完了
このような感じになります。
見た感じの流れは比較的簡単そうに見えますが、各工程注意すべきポイントをしっかり押さえておく必要があります。
今回は、⑤までのプラン決定まで深堀していきたいと思います。
①現在のお風呂のサイズ確認
まず現在お部屋に設置されているユニットバスのサイズを確認します。
ユニットバスというのは基本規格サイズが決まっています。
通常の分譲マンションであれば、ユニットバスのサイズは規格寸法の商品を設置しています。
戸建ての場合だとたまにオーダーサイズのユニットバスが入っていることもありますが、基本は規格サイズだと思って大丈夫です。
一般的には、現在設置されているサイズのユニットバスと同じサイズのユニットバスを選定します。
ユニットバスのサイズは、内側の壁の縦と横の寸法を表しています。
よくユニットバスのサイズで1418(いちよんいちはち)だったり1818(いちはちいちはち)といった呼び方を聞いた方もいる方と思います。
ユニットバスのカタログなどを見ると数字が4つ記載されているのですが、これの意味は
1418と記載されていれば、
短手1400mm
長手1800mm
ということになります。
(細かく表すと誤差がありますが)
逆に現状のユニットバスの内壁を測ってみて、
短手1400mm・長手1800mmであれば、
1418のお風呂
ということになります。
ユニットバスのサイズアップもできる!?
ユニットバスのサイズは、新築時間取りで一番サイズが近いものを原則として選定します。
そのため間取りによっては、スペースにあったユニットバスを選んだとしても、建物の性質上空間ができてしまう場合があります。
例えば、
1418のユニットバスを設置しているけど、図面を見るとユニットバスを囲っている壁の横にスペースがある場合などです。
このスペースの有無を確認するには、ユニットバスの点検口からユニットバスと囲まれている壁の寸法、構造を確認する必要があります。
ユニットバスの天井見ると必ず点検口があります。
この点検口を開けると、ユニットバスの裏側を見ることが出来ます。
その時、確認すべきポイントとしては、以下の3つ
・囲まれている壁が造作なのか躯体なのか
→マンションだと壁がコンクリートの場合がありコンクリートだと基本壊せません。(間取り変更等が難しい)
造作の壁であれば、壁を壊してお風呂のサイズを大きくすることも可能です。
・ユニットバスの外壁と囲まれている壁との距離
→スペースがあればサイズアップすることが出来ます。
注意点としては、基本ユニットバスの出入り口が起点となるので、スペースがあってもサイズアップできない場合があります。
・ユニットバスの天井裏から躯体の天井までの高さ
→ユニットバスの天井高さを高くできる場合があります。
※少し特殊なケースです・・。
天井裏を確認することで、現状よりも大きいサイズのユニットバスを設置できる可能性が出てきます。
あまりわかっていないリフォーム担当者だとユニットバスの内側の寸法だけを測って同じサイズのユニットバスを選定しようとします。
サイズアップをしたいのであれば、担当者にちゃんと天井裏を見てもらうようにしましょう。
サイズアップしなくても天井裏の確認は必須!
サイズアップする場合は、ユニットバスの点検口を開けてユニットバスのサイズや周囲の壁の寸法などを確認する必要があります。
でも、自分はサイズアップは考えていないからわざわざ天井裏を見なくても大丈夫!
と考えているあなた!
ちょっと待ってください!
サイズアップのほかにも正確な情報を知るために、点検口を開けてユニットバスの裏側を確認する必要があります。
換気の種類や躯体の天井までどのくらい余裕があるのか、本当に規格サイズが入っているかなどなど。
メーカーによってはオーダーサイズのユニットバスを入れている場合もあります。
また、換気も洗面所やトイレと一緒になっている2種・3種換気といった場合もあり、その換気にあった商品を選定しなければいけません。
確認すべきことは意外と多いんです。
単純にユニットバスの内法寸法だけで判断するのはちょっと安易すぎます。
内法寸法だけで確認を済ませてしまうリフォーム会社には注意をしたほうが良いですね。
②付随する洗面所のリフォームを行うか
ユニットバスの交換をする際に、検討しておいた方がよいのが洗面所のリフォームをするかどうか。
これは洗面化粧台を新しくする!
ということではなく、
洗面所・脱衣所のリフォームするか
ということです。
というのも、ユニットバスを交換する上で、お風呂の出入り口周りの壁を多少いじる必要があるからです。
ユニットバスの入り口の扉の大きさは、既存と新しいお風呂と微妙に違うことが多く、何かしらの処理が必要になります。
確かにリフォーム用の枠材などを使用することで、ドア周りのいじった壁を隠すことが出来ます。
しかし、その場合壁を隠すような枠材になるので、ユニットバスの扉の枠がやたら太くなります。
見た目的には正直あまりスマートじゃなく、個人的に違和感を感じてしまいます。
せっかくお風呂を綺麗にするのであれば、併せて洗面脱衣所の壁紙やクッションフロアの張替えも検討しても良いかもしれません。
ただ、お風呂のリフォームだけを検討している方からすると、洗面所のリフォームは予想外の出費になります。
予算を考慮する必要はありますが、予算がないからという理由だけで諦めるのはちょっともったいない気がします。
やるやらないは別として、一度洗面脱衣所の壁紙・クッションフロアの見積もりを出してもらい、それから判断しても良いかと思います。
③基本プランを決める、④ショールームにて商品を見る
さていよいよ商品の選定です。
以前別記事でもご紹介しましたが、各メーカーさまざまなユニットバスの商品があります。
なので自分にあった商品を選定しましょう!
と言われたところで、そもそもどれが良くてどれが悪いのか?
という判断は難しいです。
安心してください!
リフォーム会社の担当者でさえも全メーカーのユニットバスのメリット・デメリットすべて把握して提案できる人はほぼほぼいません。
大体普段から使用しているユニットバスで提案します。
圧倒的に多いのがTOTOの商品。
続いてLIXILといった感じです。
TOTOの商品は施工性が良く品質も高く、値段も他のメーカーと差がありません。
また、施工できる会社が多いのも提案しやすい理由の一つです。
といっても個人的にはあえてメーカーでこだわる必要はないと思っています。
各メーカー機能面で多少の良し悪しはありますが、大きな差がないのが本音です。
ただいきなりTOTOやLIXILの商品以外の商品を提案された場合は、理由を聞いてみたほうが良いです。
どこのリフォーム会社さんもほとんどがTOTOかLIXILのユニットバスを使用しているからです。
もちろん例外はありますが、それ以外のメーカーの商品をいきなり提案されることは正直そんなに多くはありません。
TOTOやLIXILの商品を天安された場合は、一度確認してみることをおススメします。
ユニットバスの商品選定はいっぱいある!?
ユニットバスを選定する場合は、パネルの色から浴室の形・機能、床の色や種類、水栓・換気扇などなど・・。
皆さんが思っている以上に細かく決める必要があります。
素人の方がカタログを見ていきなり決めるのは正直至難の業です
まずは基本的なプランを立ててもらい、おおよその金額を把握しましょう。
その後、そのプランを元にショールームへ行き、どういったオプションがあるのか、何がおススメなのかを実際に見て体感して決めると良いです。
担当者の言いなりになっていると、必要のないオプションをつけてしまったり、逆にほしかったオプションをつけれなかったりします。
これは何もリフォーム会社の担当者がいけないというわけではありません。
何を重要視しているのかが伝わっていない可能性があるからです。
おススメされるオプションでも本当に必要かを確認しながら、オプションの有無を決めたほうが良いです。
後から設置できないオプションもある!?
オプションによっては後からつけるのが難しい商品があります。
代表的な例で言うと手摺などです。
手摺は大きな荷重がかかる為、事前にパネルの裏側に補強材を入れています。
後付け用の手すりの商品も存在してはいますが、色々と制限があります。
このように後付けができない、後付けが出来ても制限があるといったオプションがあるのでショールームに行った際に後付けできる商品など確認すると良いです。
オプションのつけすぎにはご注意を!
ショールームに行くと、とにかく展示されているすべてが良く見えてしまいます。
結果知らないうちにいろんなオプションをつけてしまい、元のプランより高額になるケースがほとんどです。
必要のないオプションや必要以上に高いランクの商品を選定しない様に注意しましょう。
かといって、なんでもかんでもケチってしまうとせっかくリフォームしたのに、もともとのお風呂とあまり変わらない!
といったことになってしまうのでさじ加減には注意しましょう!
⑤商品、仕様決定、契約
ショールームに行き、実際の商品を見てオプションなどを選定したら、その新しいプランで再度リフォーム会社が見積もりを作成します。
通常ユニットバスの定価に対して、何十%引きで商品を提供してくれます。
注意すべき点は、オプションで付けたものとユニットバス本体の値引き率が必ずしも一緒とは限らないということです。
ユニットバス本体が40%引きだから、新しくつけたオプションも40%引きになるとは限らないということです。
基本的には本体の値引き率が一番良くて、オプションや特殊な商品などは値引き率が悪くなります。
ショールームでは、定価の見積書をもらうことが出来ます。
ですので、最初にリフォーム会社からだしてもらった見積書の値引き率を掛ければ、新しいプランのユニットバスにかかる費用を出すことが出来ます。
しかし、定価の見積書に最初にだしてもらった見積書の○○%引き!
というのを、一律で当てはめてしまうと新しくつけたオプションにはその値引きが適応されず、大きな誤差が生じてしまうので注意しましょう!
金額の精査が出来たらあとは契約となります。
別記事でご紹介しますが、契約をするタイミングで工事の日程などはある程度はっきり決めておいた方がよいでしょう。
というのも、ユニットバスは受注生産になっており、納期が大体2週間から3週間かかります。
つまり契約をしてから工事に入れるまで結構期間があいてしまうんですね。
目安としてどのくらいで入れるかを確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、ユニットバスの流れと注意点というテーマでお話させていただきました。
サイズアップなどの専門的な部分から、皆さんが決める必要がある各部材やオプション。
ユニットバスの各部材は、皆さんが思っている以上に多いです。
事前にカタログなどを見てどんなものがあるのかイメージしておくだけでも全然違ってきます。
是非上手にユニットバスを選定してください!
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相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!
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