自粛から解放されて徐々に街が活気づいてきましたね!
それでもやっぱり、まだまだ気が抜けないところがありますね!
皆様もご注意ください!
どーも、Ponchaです(‘ω’)
今回は、賃貸住宅の構造とその特徴についてご説明したいと思います。
賃貸住宅で最もクレームの多い騒音について、音が何故響くのか?
賃貸住宅の建物の性質についてお話したいと思います。
そちらの記事はこちら
その前に、まず建物の構造とその特徴を知っておく必要があります。
専門的なお話をすると眠くなってしまうので、かなりざっくりとご説明したいと思います!
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目次
建物の構造って!?
まず、最初にそもそも、建物の構造ってなんですか?
ってところですが、今回はあくまで、建築のお話を詳しくするためではないのでかなり噛み砕いて説明します。
詳細については、また機会があるときにお話できればと思います。
建物の構造とは、建物を支えている主要部分が何で作られているか。
ということです。
主要部分というのは、柱、梁、床、場合によっては壁などです。
では、構造にはどういった種類があるのでしょうか?
構造の種類
色々と種類がありますが、今回は代表的なところだけをご説明したいと思います。
RC造:鉄筋コンクリート(Reinforced-Concrete)
S造:鉄骨造(Steel)
SRC造:鉄骨鉄筋コンクリート(Steel Reinforced Concrete)
W造:木造(Wood)
上記以外でも、軽量鉄骨造などもあります。
まあ、これだけみても全然わからないですよね。
それぞれ特徴をご説明したいと思います。
RC造:鉄筋コンクリート(Reinforced-Concrete)
現在の日本のマンションで一番多いタイプの構造です。
鉄筋で骨組みを作り、そこにコンクリートを流し込み固めて作ります。
なぜ、鉄筋とコンクリートをセットにするかというと相性がいいから(笑)
鉄筋とコンクリートの線膨張率が近いとかマニアックなお話になってしまうので、簡単に言うとお互いの長所と短所を補っている、という認識を持っておいていただければ大丈夫です。
ちなみに、RC造は費用や時間はかかってしまいますが、一度建物が出来上がれば、建物全体の耐久性があり、何十年たっても簡単に崩壊しない構造となっております。
柱、梁の大きさも設計でサイズが決まっており、間仕切壁の壁厚等も、何センチ以上にしなさいといった設計段階から厳しい制限があります。
特に日本は、地震が多いためそういった災害も考慮した設計になっているため、通常の基準より高い基準で造られています。
複雑な造りや丸身を帯びている造りは、あまり向いておりません。
そのため、マンションのほとんどが四角形の形をしているのです。
S造:鉄骨造(Steel)
S造とは、鉄骨造のことを指します。鉄骨のSteelからきています。
居住用のみでS造というのは、正直そこまで多くないですね。
どちらかというと、商業施設、オフィスビルといった複雑な作りや大きなスペースを必要する建物に多いです。
RC造に比べて、金額が安く工期も早いです。
ただ、RC造と工程や進め方が大きく異なるため、住宅用ではなく商業施設などに採用されることが多いです。
短い期間で仕上げる必要があり、また、随時内装を変えたりするうえでは、内部の造りに制限が少ないS造のほうが便利です。
1階に店舗がありその上が住宅といった場合は、S造が採用されたりしますが、それでも住宅用ではあまり多くないです。
軽量鉄骨造
住宅用で採用される場合は、S造より軽量鉄骨造のほうが多いですね。
使っている部材は一緒ですが、名前の通り、S造に比べて軽量鉄骨造のほうが、軽くてサイズも一回り小さい部材になります。
住宅用の建物は商業施設と違って、ものすごい重量がかかったりすることがない上に、コストをかけることもできません。
S造で造る住宅は、構造的に無駄に過剰な造りになる上に、コストもかかってしまうんです。
それを解決するために造られてたのが、軽量鉄骨。
3階建てぐらいの建物であれば、人が住むうえで必要な構造をクリアし、且つコストも最小限に抑えられるということで、
3階建てで外壁がサイディングで仕上げられている建物は、ほとんど軽量鉄骨造で作らています。
施工スピードも速く、慣れれば専門的知識がなくても造れてしまうといったメリットがあります。
SRC造:鉄骨鉄筋コンクリート(Steel Reinforced Concrete)
文字通りS造とRC造が合わさった構造です。
鉄骨の周りを鉄筋で覆い、そこにコンクリートを流し込むことでRC造より、さらに強度がある建物となります。
昔の高層の建物に多いですね。
施工にも時間がかかるうえ、高い技術を要するためコストもかなり高くなってしまいます。
最近はかなり少なくなってきましたね。
設計段階で強度を上げないといけない建物に採用されるのですが、現在では、強度を上げないといけない場合でもコンクリートの強度を上げることで、わざわざ鉄骨をいれたSRC造にしなくて済むようになりました。
また、最近多いのは、地下はRC造、1階部分はSRC造、2階以上はS造といった複合的な構造です。
W造:木造(Wood)
日本ならではの伝統的な昔からある造りです。
コストも抑えられて、加工や施工がしやすいです。
木造と聞くと皆さん結構古臭いだったり、耐久性がない!
といったマイナスの要素を持っている方が多いのですが、本来の木造の造りは、四季がある日本で1年通して過ごしやすいように通気性など考えられて作られており、耐久性のある建物なんです。
ただ、現在ある外壁、内装等の仕上げ材とあまり相性が良くなく、木造の本来の良さが消えてしまっているのが現状です。
その他の構造って!?
たまに、賃貸住宅の募集図面など見ると構造にALCと書いてありますが、厳密にいうと、これは構造ではありません。
ALCは、Autoclaved Lightweight aerated Concreteといって簡単にいうと、軽量気泡コンクリートのことです。
まあ、これはなんなのかと言いますと、壁や床の部材の種類のことです。
なので、別に構造ではないんですよね。
柱や梁などの建物を支える主要部分は、RCやS造であって、あくまで間仕切り壁などにALCを使っているということです。
ALCは、柱や梁には使えません。
だって、簡単に折れちゃいますから(笑)
本来ALCは、構造ではないんですが、壁や床がなにで仕切られているかということを明確にしたいからというところです。
柱や梁はRC造だけど、お隣との間仕切壁は、ボードのみです。
という造りがほとんどですので、そこで間仕切壁はすべてALCとうたっておくと、ボードのみの壁に比べてALCのほうが防音としては良いので、構造をALCとうたっている、とのことらしいですね。
まあ、まあボードだけですと結構響きますから、そういった意味では、ALCの壁のほうが防音としては良いですね。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、建物の構造についてお話させていただきました。
少し専門的なお話も多かったと思うのですが、別記事の内容である賃貸住宅のお部屋の音の対策するうえで、必要となってくるので、今回お話しさせていただきました。
覚えたりする必要はありませんが、何となく特徴を知っておくとよいです。
賃貸住宅における音対策についてご説明はこちらです。
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