ダウンライトを活用した照明計画！LEDのメリットと部屋に合った配置と基礎知識 Poncha blog 建築・不動産相談所

初めて一人暮らしをしたとき、モダンなお部屋にあこがれて電球色の照明と電球色の間接照明一つだけにしました！

雰囲気のあるお部屋になりましたが、暗すぎて何もできず1週間で模様替えしました・・。

どーも、Ponchaです(‘ω’)

お部屋の雰囲気に大きな影響を与えるのが照明！

とはいえ、普段あまり意識せずに使用しているかと思います！

実は照明の配置や数ってしっかり計算をされて配置をされています。

最近では、リノベーションをする際でも、しっかり照明プランニングを考えるほど重要視されているんです！

ということで今回は、

ダウンライトを活用した照明計画！LEDのメリットと部屋に合った配置と基礎知識

というテーマでお話ししたいと思います！

照明の特徴や、LEDってそもそも何なのか？

照明プランニングをする上での、基礎知識を書いてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

現在の照明は、ほとんどがLED照明

現在の照明のほとんどは、LEDの照明となっています。

LED照明とは、

Light Emitting Diodeの頭文字をとったもので、「光る半導体」の略称

になります。

LEDの特徴は、

・少ない電力

・十分な照度を保ってくれる

・熱を持たないため安全かつ長持ち

といった性能を持っています。

現在の新築は、ほとんどがLEDの照明が設置されています。

リフォーム・リノベーションをする時も、既存の照明が電球タイプであればで

LEDの照明に交換することがほとんどです。

住宅で特に使用されているのが、天井に埋め込まれている、LEDのダウンライトになります。

新築の建物では、玄関、廊下、トイレ、洗面所はもちろん、

リビングダイニングもLEDのダウンライトを使用している建物もあります。

現在のお部屋のほとんどは、複数のダウンライトと、メインの照明となるシーリングライトが配置されています。

LED照明のメリットは！？

LED照明っておそらくほとんどの方が耳にしたことがあり、

少ない電力で長持ちする照明

という印象でしょうか？

少しマニアックですが、簡単にLED照明についてご説明したいと思います。

LED照明にも歴史があります。

昔のLEDの照明は、白色LEDがなかったんです。

さらにもともとは、一般家庭用の照明ではなく、展示会といった場所に限られていました。

そこから白色LEDが開発されたことで、一般照明として家庭用の照明ができました。

現在では、様々な開発が進み

・低価格化

・多様化

するようになりました。

LEDのメリットは

少ない電力で省エネ長持ち

寿命は約10年と言われています。（1日10時間使用計算）

発光しても発熱しないため、熱がダメな箇所でも使用できる

紫外線がほとんどないため、美術や工芸品を照らしても褐色、劣化しにくい

調光、発色変化、フルカラーなど、商品が豊富

他にも、

・製造面でのメリット

・電気系統でのメリット

などありますが、これに関しては専門的過ぎるので省略します(-_-;)

逆にLEDのデメリットですが、従来の照明と比べたとき、正直ありません！

というのも、LEDは従来の照明と比べてほぼ上回った性能を持っているからなんです。

強いて言うのであれば、

電球のような独特の温かみがLEDには出せない

といったところですね。

※完全に個人的な意見ですが(;^ω^)

照明プランニングが重要視されている！

自分のお部屋をコーディネートするとき、意外と気にするのが

お部屋の明るさ！

明るいお部屋が好き！という人もいれば、

少し暗めのお部屋のほうが落ち着く！という人もいます！

日中は、太陽光でお部屋の明るさを調整できますが、夜は照明が必要になります！

照明は

・配置

・種類

を変えるだけで部屋の雰囲気がガラッと変わります。

新築時には、設計段階で、

部屋の用途

天井高さ・大きさ

等を考慮し、部屋ごとに照度(明るさ)を計算したうえで、必要な照度を決定します。

そして、その照度に合わせて、照明の数や商品を選定しています。

照明のプランニングをしっかり行っているわけなんです。

近年ではフルリノベーションも多く行われるようになったため、

リフォームやリノベーションをする際でも、照明プランニングが重要視されるようになってきました。

とはいえ、新築のように照度の計算をして、照明器具の数を決めたり、商品を決めたりすることあまりしません。

どちらかというと、部屋のインテリアやお客様の希望する要望の中で

・照明器具の選定、

・配置

・数

を決めることが多いです。

ただ、一般の方が考える照明の数と実際に必要な照明の数とでは若干ずれがあり、

皆さんが思っている以上に照明は多く配置する必要があります。

当然ですが、だからといって照明をいっぱいつけると、

明るくなりすぎてしまい、快適な空間とは言えなくなってしまいます。

部屋の雰囲気も検討しつつ、快適な空間を演出できるような照明計画を検討する必要があります。

照明は明るすぎても良くない

照明プランニングを考える際に頭に入れておいてほしいのが、

照明は、明るすぎてもよくない！

ということです。

照明というのは適度な明るさのものが一番良いです。

なかには、

いやいや私は暗くなるのが嫌なんで、光の強い照明器具を選んでいます！

という方がいるかと思います。

実は、光の強い照明を選んでしまうと

照らしている一部だけが異常に明るくなるだけで、部屋全体が明るくなるわけではないんです。

しかも、その一部だけが異常に明るくなってしまうため、

部屋の場所によって明るさにばらつきが出てしまい、生活がしにくくなります。

照明器具によっても照らし方が変わる

照明器具によっても、明るさはもちろん、照らす範囲も異なります。

照明器具には様々な種類があります。

閉じている傘のような狭い範囲で下に向かって強く照らすもの

開いた傘のように広範囲で全体を平均的に照らすもの

といった感じで、照明器具の照らす範囲によってもお部屋の明るさは異なります。

また、高天井のような床まで距離がある場合は、

光の強い照明器具を選定しないと、下まで光が届きません。

逆に通常のお部屋の高さの場合は、

強い照明でなく照明の数を増やす方が良いです。

ダウンライトとは！？

本来照明を設置する場合は、その部屋の用途に合わせて、

必要な照度を計算しそれに合わせて照明の数を決めます。

昔は、シーリングライトのみでまかなっていましたが、

ここ近年は

・ダウンライトとシーリングライトの組み合わせ

・ダウンライトのみのお部屋

へと変わってきています。

そもそもダウンライトとは何か？

ダウンライトとは、下記のような天井に埋めこまれている照明のことです。

別名「埋込灯」とも呼ばれます。

分譲住宅だとほぼダウンライトが使用されていますが、

最近建てられている賃貸のお部屋でもダウンライトが主流となっています。

今までは、シーリングライト一つで照明を担っていましたが、

ダウンライトの普及により、

・配置

・数

を変えることで、より自由度の高い照明設計を再現できるようになりました。

照明プランニングが重要視されるようになったのも、ダウンライトが普及したからと言っても過言ではありません。

リビングのようなお部屋では、ダウンライトの数を増やして明るくし

寝室のようなお部屋では、ダウンライトの数を減らして照度を落とした落ち着いたお部屋

を再現することができます。

また、ダウンライトは、

・天井に対してフラットに取り付けられるため、部屋全体をすっきりする

・スポット的に照らすことも、複数配列して部屋全体の照明として計画することもできる

・ほこりが溜まりにくく掃除が楽

といった特徴があります！

ダウンライトの数は、少し多めのほうが良い！

商品によりますが、ダウンライト単体では、シーリングライトと比べて暗いです。

というのも、ダウンライト自体が照らす範囲が狭いからです。

そのため、

・どの配置に

・どのくらいの数

を計画すればよいのか？

照明プランニングが重要になってくるというわけなんですね！

ちなみに室内の

・壁の仕上げ

・床の材質

・色

などでも光の跳ね返りがあるため変わってきます。

その辺も頭に入れながら照明の配置を決めるのが良いです。

多くの方は、ダウンライトの性能を過剰評価していることが多く、少なく配置しがちです。

個人的には、照明を増やしてたことで、眩しくなるということは無いので、

少し多めに設置することをおススメします。

リビングダイニングに多いのは、

メインとなる箇所にシーリングライトを配置

その周りにダウンライトを配置する

そうすることで部屋全体が明るくなります。

普段使用しない時は、

・ダウンライトのみ

・もしくはシーリングライトのみ

を使用し、明るさにメリハリを持たせることができます。

まとめ

いかがでしょうか？

今回は、ダウンライトを活用した照明計画！LEDのメリットと部屋に合った配置と基礎知識

というテーマでお話をさせていただきました。

あまり照明の配置など意識する機会がなかったと思うのですが、

実は照明の配置や数によって、お部屋の雰囲気もガラッと変えることができます。

ぜひ、照明プランニングにもこだわってみてください！