2億の物件を購入希望の買主さんが、予算オーバーということで、1000万円の値引きをしました!当然、却下されてました・・
額が大きくなると値引きも大胆!!
どーも、Ponchaです(‘ω’)
住宅購入をする際、
親族や知人から
『不動産購入は値引きが当たりまえ!』
『ダメもとでもとりあえず100万円は値切った方がいい』
ということを言われたので、値引きできますでしょうか?
というお話をちょくちょくいただきます!
確かに何千万円の自宅を購入するわけですから、数十万、百数万円の値引きってできるのでは?
と思う方も少なくありません!
ただその判断本当に大丈夫でしょうか?
ということで今回は、
住宅購入 値引き交渉ってしたほうが良い?〜値引き交渉のメリット・デメリット〜
というテーマでお話ししたいと思います!
私自身、値引きを悪だと思いません。
ただ、皆さんがあまり気にしていないデメリットを考慮したうえで判断した方が良いです!
値引き交渉をするとどういったことが起きるのか、過去の経験も含めてお話をしたいと思います!
関連記事はこちらになります。
不動産購入にかかる諸経費って?~物件価格以外にも意外と費用が掛かる~
18歳でも不動産の売買・賃貸契約はできる?~2022年4月から変わる成人年齢~
壁紙の張替え費用ってどのくらい?~mと㎡の違い・張替えの規模で変わる!?~
不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
目次
住宅購入時における値引きとは
住宅購入と言えば、何千万円もする買い物です!
住宅ローンを利用するとはいえ、少しでも安く購入したいものです!
そこで考えたくなるのが、値引き!
業界では指値という言い方をします!
不動産業界では、値引きは当たり前とまでは言いませんが、比較的行われることが多いです!
どのように値引きをするのか?
実際に値引きをしたい場合はどのような流れになるのでしょうか?
気に入った物件を見つけた際、まず購入申込書(買付申込書)と呼ばれる申込書を記入します。
その時に、希望の金額を記入するのですが、この時に値引きをする感じになります!
例えば、
物件価格が3000万円の時、
100万円値引きしたい場合は、
希望金額に2900万円を記入します。
後は、その値引き金額に対して、売主さんがどう対応してくれるかの回答を待つ感じになります。
必ずしも値引きができるわけではない!?
これは、当たり前のお話ですが、必ずしも値引きができるわけでもないですし、値引き通りの金額で購入できるわけではありません。
値引きをするのは自由ですが、その金額を飲むか、飲まないかの判断は売主さん次第です。
極端な例ですが、3000万円の物件に対して2000万円の値引き交渉して
売主さんがOKを出せば、1000万円で物件を購入できる!
ということになります。
逆を言い返すと、どんなに相場より高い金額だからといって、値引き交渉をしても、売主さんOKを出さなければ、満額でなければ購入は難しいです!
このように、値引き交渉を売主さんが応じてくれた場合に限って、値引きした金額で物件が購入できるということになります!
値引き交渉のメリットデメリット
さて、本題になります!
値引き交渉にはメリット、デメリットがあります!
値引き交渉をしたら、どういったリスクがあるのかはしっかり理解したうえで、行うようにしましょう!
値引き交渉のメリット
当然のお話ですが、物件を安く購入することができます!
物件価格が5000万円で、100万円の値引きってよくあるお話です!
5000万円のうちの100万円ってなんか、値引きしてもらえそうな感じですよね!
しかし、よくよく考えると、5000万円という額だから霞んでしまいますが、100万円ってめっちゃくちゃ大きな金額ですよね?
100万円値引きが出来たら、そのお金で家具も買えますし、海外旅行にも行けちゃいます!
額が額なだけに、値引きの恩恵は本当に大きいです!
値引き交渉のデメリット
多くの方は、メリットについて目がいきがちで、デメリットを考えていない人が大変多いです。
というのも、多くの方は値引きが出来れば万々歳!とりあえず値引き交渉!
と思っている方が多いです!
実は、値引き交渉することで下記のようなデメリットが発生します!
・先に買付申込書を送っても、満額で購入する人が現れた場合、その人が優先される
・売主さんがいい気しない
上記が挙げられます!
大変重要な事なのでそれぞれ詳しくご説明したいと思います!
・先に買付申込書を送っても、満額で購入する人が現れた場合、その人が優先される
上記の内容がいまいちわからない方も多いと思います!
これはどう言う意味かというと・・
お部屋を気に入り、その物件を購入する時は、買付申込書という用紙を売主さんに送ります。
住宅ローンの事前審査が通っているなど、いろいろと条件がありますが、複数の方が同じ物件に買付申込書を送った時、
多くの場合は、買付申込書が売主さんに届いた順となります。
しかし、値引きをしていると、満額で申し込みを入れている方が優先されてしまうことが多々あります。
値引きをする場合は、事前に他の買付が入っていないかを確認してから、値引きするほうが良いと言えます。
・売主さんがいい気しない
値引きの額や状況にもよりますが、値引きをした買付申込書というのは、売主さんからすると正直あまりいい気分ではありません。
売主さんも売却にあたり、最初は高めに売買代金を設定したなどであれば、値引きなど応じてくれる可能性もあるのですが、
長年過ごした自宅の価値に対して、値引きを要求するというのは、売主さんとしてはあまりいい気がしません。
自分が売主となった場合のことを考えた時に、値引きを要求されたらどういった気分になるかを考えるとわかりやすいかもしれません。
ただ、売主さんが業者だった場合は、他に買付の申込が入っていなければ、値引きの要求をするのは有りかと思います!
値引きをを要求することのリスク
改めてですが、値引き交渉することのリスクをまとめておきます!
不動産売買をする上で、気を付けた方がいいなーと思うのは、
不動産にちょっと詳しい親戚、両親、友人から
『不動産を購入する時は、値引き交渉が当たりまえ!』
という助言。
値引きが当たり前だった頃というのは、バブルの時期です。
現在でも状況に応じて値引きはできますが、売主さんが個人の方の場合は、あまりおススメしません。
助言されたからとりあえず値引きしてみよう!
というダメもとの値引きをすると
・満額購入の方が優先される
・売主さんが嫌がって、売却を拒否する
といったことが起こります。
ダメもとという軽い気持ちで値引き交渉をすると下記のような事態が起きます!
これは実際にあった出来事です!
気に入った物件に巡り合い、購入決意した買主さん。
買付のタイミングで、不動産投資をしている知人から
『不動産は値引き交渉当たり前だから、少し高めの値引きをしておけば、希望した値引きが出来なくても、多少なりとも値引きされるから、安く購入できる』
と助言され、事前に値引き交渉は難しい旨を伝えていましたが、それでもダメもとでいいので!
ということで、値引き交渉をしました!
そうしたところ、売主さんが値引きされたことに対して怒ってしまい、その買主さんにはお部屋を売りたくない!
となり、せっかく気に入っていたお部屋を購入することが出来なかった
という出来事がありました。
極端な例ですが、実際に私が経験した内容です!
確かに、ダメもとで値引き交渉をすることは悪いことではありませんが、
ただ、上記のように売主さんが気分を害してしまい、気に入った物件を購入することが出来なくなってしまう
というリスクがあることをしっかり認識しておきましょう!
一般個人の売主さんの場合、お部屋に対してどういった思い入れがあるかわからず、センシティブなお話だからです。
売主さんが宅建業者である場合は、値引き交渉もあり
一般の売主さんの場合は、今お話ししたように、値引きはセンシティブな内容になります。
ただ、売主さんが買取再販等の宅建業者さんの場合であれば、相手は法人なので多少の値引き交渉は有りです!
しかし、相手はプロなので、値引きをするなら、これについては許容ください!
など条件を突きつけられる場合があるので、注意した方が良いです!
また、業者さんは満額で早期購入してくれる人を好むので、
・値引きを門前払いされてしまったり
・満額で買付を入れた方を優先にする
など、個人の売主さん以上にばっさり切り替えるので、気を付けた方がいいです!
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、住宅購入 値引き交渉ってしたほうが良い?〜値引き交渉のメリット・デメリット〜
というテーマでお話ししたいと思います!
物件を安く購入するために、値引きをすることはよくあることですが、自身が売主さんになった時のことを考えて値引きすることをおススメします!
安易な気持ちでの値引きは、売主さんとの関係を悪化させる可能性があるので気を付けた方が良いですね!
関連記事はこちらになります。
不動産購入にかかる諸経費って?~物件価格以外にも意外と費用が掛かる~
18歳でも不動産の売買・賃貸契約はできる?~2022年4月から変わる成人年齢~
壁紙の張替え費用ってどのくらい?~mと㎡の違い・張替えの規模で変わる!?~
不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
ではでは~(‘ω’)ノ