断熱や熱などの計算で、めちゃくちゃいろんな単位が出てくるのですが、この単位を覚えるのが一番苦労しました・・。わけがわからない・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
ここ最近連続で断熱についての記事を書かせていただきました!
断熱ってなに?断熱処理って必要?~断熱処理されていない住宅が存在する理由~
断熱等級4が2025年4月から義務化されるということで、断熱に関する知識を今のうちからつけておいた方が良いです!
ただ、ここで気になるのが断熱等級4ってなんとなく分かったけど、
断熱等級4ってそもそもどのくらい温かいのか?
いまいちピンとこないですよね!
ということで今回は、
断熱等級4って寒い?断熱等級4の基準
というテーマでお話ししたいと思います!
断熱等級4の基準となる室温など踏まえてご説明したいと思います!
いよいよ、だいぶマニアックな内容が続きますので、今回は少し短めにしてます!
関連記事はこちら
部屋が寒い・暑い!それって窓が原因かも?~断熱性能・遮熱性能のある窓ガラスとは~
賃貸住宅アパートとマンションの違いって?~今後の比較は断熱・住宅性能?~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
断熱等級4とは!?
まずはおさらいということで、断熱等級が何かをざっくりご説明したいと思います!
正式名称を「断熱等性能等級」で、国土交通省が定める住宅の品質確保の促進等に関わる法律「品確法」で規定されている断熱の基準のことです!
断熱等級の数値は、UA値で表されます!
外皮平均熱貫流率(UA値)=建物から逃げる熱量(w/k)÷外皮面積(㎡)
上記の式を見てもいまいちよくわからないですよね?
簡単にいうと、家の外に面しているところ(壁や天井、窓、床など)から熱が逃げていく数値のことです!
UA値が低ければ低いほど、熱が逃げにくい!
ということで、断熱性能が高い!となります。
で、この断熱性能の数値であるUA値ですが、地域によって気候が異なる為、基準となる数値は地域ごとで違います。
その辺の詳細を知りたい方はこちらの記事をご確認ください!
東京や大阪といった首都圏は、主に6地域と呼ばれます。
6地域における断熱等級4のUA値は、 0.87(W/㎡・K)
今回は、この断熱等級4がそもそもどのくらいお部屋が温かいのかを見ていきたいと思います!
断熱等級4ってそもそも温かいのか?
皆さん、首都圏である6地域における断熱等級4のUA値 0.87(W/㎡・K)
と聞いて、何を感じましたでしょうか?
おそらく、暖かいのか、寒いのか、全然わからない!
と思った方が多いのではないでしょうか?
例えば、ハウスメーカーの営業マンより
『自社では、2025年から義務化される断熱等級4をすでにクリアしている物件です!』
と言われても、すでに基準を満たしているお部屋なんだ!
と思う程度で、実際にどのくらい温かいお部屋なのかイメージできないですよね?
すごい大事なのが、
断熱等級4、UA値が0.87
これがどういった基準で、どのくらい過ごしやすいお部屋なのか?
ここをちゃんと理解する必要があります。
だって、断熱等級4のUA値である0.87ってどういうお部屋なのかわからないと、断熱等級5、6、7と、さらに性能の高いお部屋にしたところで、コストだけがかかってしまうのでは?
となりかねないからです!
まず、断熱等級4のUA値 0.87がどのくらいの断熱性能なのかをしっかり把握するところから始めましょう!
6地域における断熱等級4のUA値 0.87は
冬の最低室温がおおむね8度を下回らない!
というのが基準になります。
夜間に暖房を止めて、家の一番寒い場所が8度くらいの断熱、ということですね!
・・・・。
え、寒くない?
と思った方も多いのではないでしょうか?
ちなみに、人が快適に過ごせる冬の室温は、
温度は18度〜22度、湿度は55%〜65%
とされています!
そう考えると寒すぎる・・。
ただ、恐ろしいのが、いままではこの断熱等級4が国が定める最高基準だったわけなんですね~
断熱等級5~7はどのくらい温かいのか?
断熱等級4って実は結構寒くね~って思った方も多いはず!
では、2022年に制定された断熱等級5~7はどのくらい違うのか、確認してみましょう!
ZEH基準と同等とされている断熱等級5
6地域におけるUA値ですと、0.6です!
真冬時で室内温度を最低9度くらいに保てるぐらいです!
・・・。
断熱等級4の時と、1度しか変わらない・・。
寒いじゃん!
そうなんです!断熱等級5のお部屋もシンプルに寒いんです!
ちなみに断熱等級6のお部屋は、6地域でUA値0.46
暖房を付けなくても、室温がおおむね13度を下回らない程度
断熱等級7のお部屋は、6地域でUA値0.26
暖房を付けなくても、室温がおおむね15度を下回らない程度
となります。
断熱等級をあげるにはどのくらい費用が掛かる?
今お話ししましたように、断熱等級は高い方が良いに決まっています。
でも、ここで気になるのはやっぱりお値段!!
そりゃあ、安ければだれだって断熱等級を上げて快適なお部屋に住みたいですからね!
断熱等級を上げた時の費用を参考程度ですが上げてみました!
断熱等級4→5の場合
約25~35万円アップ
坪単価大体1万円あがるといった感じです!
ちなみに、窓の性能を上げたりするだけで、断熱性能変わりますからね。
断熱等級を4→5に上げるのは、比較的手軽です!
ちなみに、2025年4月に断熱等級4が義務化になりますが、国としては、2030年に断熱等級5を義務化で目指している感じですね!
では、断熱等級5→6にした場合
さらにプラスで約25~35万円アップ
断熱等級4から考えると、計50~70万円あがり、坪単価約1.6~2.3万円アップといったところ。
断熱等級4のお部屋からという前提がありますが、もっと低い断熱等級3程度の家の場合、もっと費用が掛かってきます!
最後に断熱等級6→7にした場合
+で約140~230万円アップ
断熱等級4から考えると、計190~300万円も上がります。
一気に跳ね上がりましたね!
断熱等級6→7にすると、かなりいい費用がかかりますね!
今あげた費用というのは、あくまで参考程度です。
地域や間取り、導入する設備によっては、数値が大きく異なることがあります。
そのため、内容によってはさらに、追加費用が掛かる可能性があります!
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、
断熱等級4って寒い?断熱等級4の基準
というテーマでお話しさせていただきました。
断熱等級4って実は普通に寒いんですよね!
2025年から断熱等級4が義務化されますが、住宅のことを考えている方々は皆、最低でも断熱等級6ぐらいのお部屋にした方が良いと言います。
過ごしやすいお部屋というのも、もちろんですが、断熱性能を上げることは、環境保全にもつながります!
これを機に、是非断熱のことも視野に入れてお部屋と向き合ってみてください!
関連記事はこちら
部屋が寒い・暑い!それって窓が原因かも?~断熱性能・遮熱性能のある窓ガラスとは~
賃貸住宅アパートとマンションの違いって?~今後の比較は断熱・住宅性能?~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
ではでは(‘ω’)ノ