過去に建具のサイズを間違えて発注したことがありました・・。
交換している時間がないため、大工さんに超裏技で仕上げてもらいました!
やっぱり大工さんってすげぇ!!
どーも、Ponchaです(‘ω’
お部屋の建具を選ぶ際、既製サイズやオーダーサイズの表記があり、見積もりだと毎回オーダーサイズを選ばれている!
と疑問に思う方が結構いらっしゃいます。
リフォームの場合と新築の場合では、建具のサイズの選び方異なります。
ということで今回は、
内装建具 既製サイズとオーダーサイズの違いとは!?
というテーマでお話ししたいと思います!
若干マニアックなお話ですが、建具交換をする上でこの辺を抑えておくと、通常より安い費用で建具交換ができる可能性があります!
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リフォーム会社、選ぶなら大手と地域密着型どちらが良い?~予算とプランと規模~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
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目次
カタログ記載の定価と実際の価格の違い
建具に限らず、各メーカーさんのカタログで商品の定価を見ると目が飛び出そうなぐらい金額が高い!
と思ったことありませんか?
カタログの価格はあくまで、メーカーが出している定価であり、実際問屋さんなどは、もっと安い金額で仕入れています!
建材屋さんやリフォーム業者さんによって、よく使うメーカーであります。
そのメーカーさんの商品を使用する代わりに、安く仕入れることができる為、お客さんに対して他より少し安く提供ができます。
逆に特殊な商品や普段扱っていない商品だと、高くなってしまう傾向があります。
特段メーカー等に希望なく、リフォーム会社さんに見積もりを依頼すると、多くの場合
リフォーム会社さんが普段使い慣れている商品や建材にて見積を提示することがほとんどです。
その方が安く見積もりを作ることができますからね!
建具の交換費用ってどのくらい!?
本題に入る前に、建具の交換費用をざっくりおさらいしておきましょう!
建具交換の工事費は、基本1か所で計算することが多いです。
目安としては、1箇所大体15,000円から30,000円ぐらいです。
上記はあくまで工事費ですのでプラスで
・商品代
・廃材費
・諸経費
がかかってきます。
建具の交換というのは、単純に
既存建具を取り外して、新規建具と取り付ける!
です。
こうやって言うだけは簡単なのですが、建具の交換って実は結構大変なんです!
というのも、既存の開口部に再び建具を付けるとなると、新築などと違い、必ずしも開口部が水平、垂直とは限りません。
時間がたち多少なりとも、ずれが生じているわけなんですね・・。
しかし、建具を設置する場合、
水平
垂直
ねじれ
を確認して設置しないと、歪みで開閉が出来なくなります。
ちょっとのずれでかなり異なってきます。
ズレている開口部に対して、建具の水平、垂直を取る為、微調整を繰り返し行い、固定していきます。
シビアな世界なんですね~・・。
一つ一つ建具の調整を行うので、数が増えたからと言って、時間が短縮できるわけもなく、工事費用が安くなりづらい傾向があります。
ウォールスクリーン
間仕切り引戸の取付
のような通常の建具より高さがあり、手間もかかる建具は、工事費用が高くなります。
また、工事費以外にも既存の建具の処分費が発生することも頭に入れておきましょう。
既製サイズとオーダーサイズがある!
さてさて、本題に入りたいと思います!
建具の商品を選定する際、サイズが大変重要になってきます。
もちろん、建具のサイズは小さいより大きい方が良いです!
開放感が出ますからね!
しかし、サイズが数センチ異なるだけで、金額が数千円~数万円違ってきます。
何故そんなことが起きるかというと、建具には
・既製サイズ
・オーダーサイズ
があるからなんです、
言葉の通り、既製サイズは、メーカーがカタログなどに提示している、その建具の量産されているサイズのことです。
例えば、パナソニックの建具の場合、開戸の既製サイズで、デザインはPA型として、
枠の外側の幅で
875、825、780、755、735、
高さで2035㎜です。
このように、既製サイズは一定の寸法の建具となっています。
対して、オーダーサイズは、1㎜単位でサイズを指定することができます。
ただ、当然ですが、既製サイズの方が費用は安く、オーダーサイズになると1.2倍~2倍近い費用が掛かってしまうことがあります。
そのため、新規で建具を設置する場合は、建具の既製サイズに合わせて開口部を作ることが多いです。
そうすることで、建具にかかるコストを抑えることができるからです。
リフォームの場合はオーダーサイズ!?
新規で建具を設置する場合、新規で壁を造作し、建具の既製サイズに合わせて開口部を決めます。
では、リフォームのような既存の建具がある場合、既製サイズで納まるのか?
という疑問が出てくるのですが、残念ながら既製サイズがそのまま納まるというケースは正直あまり多くはありません。
では、その場合はどうするのか?
ここで出てくるのがオーダーサイズです!
リフォームの場合は、既存の開口部が既製サイズの建具にぴったりあることは稀であり、開口部に合わせて建具の寸法を調整する必要があります。
ここで建具のオーダーサイズを発注することになります。
建具は設置にあたり微調整が必要です。
そのため、オーダーサイズであれば、開口部に合わせて1㎜単位で調整した商品を選択することができます。
既製サイズとオーダーサイズのメリットは!?
改めて既製サイズとオーダーサイズのメリット・デメリットをご説明したいと思います!
お客さんからすると、数センチの違いで金額が変わるなら安い商品にしてくれ!
と思うかもしれませんが、その数センチの違いで施工がびっくりするぐらい大変だったりします。
ここでは、金額面と施工性の両方を見比べて説明したいと思います!
既製サイズのメリット
・金額が安い
・納期が早い
金額が安いのはお客さんにとっては、最大のメリットです。オーダーサイズと言えど、商品は全く同じものですからね。
また、納期が早いというのも施工する側からするとメリットです。
既製サイズのデメリット
・リフォームの場合は、既製サイズがハマらないことが多い。
・新規の壁、造作壁に限定される
デメリットは、建具のサイズにあった開口部にする必要があるということです!
そのため、リフォームの場合だと、現在の建具の既製サイズがうまく収まらないケースがほとんどです。
オーダーサイズのメリット
・1㎜単位で建具の調整ができる。
・造作工事をおこなわなくても、開口部に合わせて建具を設置することができる。
オーダーサイズのメリットは何といっても、開口部に合わせて大きさを調整できるとことですね!
オーダーサイズのデメリット
・納期がかかる。
・既製サイズに比べて、建具本体の価格が1.25倍から2倍近い金額がかかる。
既製サイズと異なり、受注発注になってしまう為、納期がかかるうえ、幅や高さなど、大きさになっては、1.25倍~2倍近い費用が掛かってしまうことがあります。
既製サイズを選定して金額を安くする
リフォームの場合、既存の開口部に合わせて建具を選定する為、オーダーサイズを選ばざる得ません。
しかし、オーダーサイズにすると、建具の費用が1.25倍~2倍近いの金額が掛かります。
建具1か所の交換ならまだしも、
フルリフォーム
フルリノベーション
で建具を交換する!となると、建具だけで4,5か所、
さらにクローゼットや仕切戸なども設置すれば
合計7.8箇所近い建具を交換することになります。
そのすべての建具をオーダーサイズにしてしまうと、
すべて既製サイズの建具を選んだ場合と比べて、
数万から数十万上乗せすることになります。
そこまで金額が変わってしまうのであれば、何とかして既製サイズの商品を入れて、費用を抑えたくなりますよね・・。
実は、リフォームでも既製サイズの建具を選定する方法があります。
どうすればよいのか?
いたってシンプルで、
今ある既存の開口部を既製サイズの建具が入るように、開口部を加工しちゃえばいいんです!
※コンクリートの壁の場合は不可です・・。
そうすることで、オーダーサイズ→既製サイズの建具に変えることができ、商品代を抑えることができます!
オーダーサイズが既製サイズの建具にする時の注意点
既存の開口部を加工することで、既製サイズの建具を納めることができます。
ただし、なんでも既製サイズにすればいいというわけではありませんので、注意が必要です。
下記のような場合は、一度相談が必要となります。
・現在の開口部が、既製サイズの建具より小さい場合
・壁紙を交換しない
・壁がコンクリート
それぞれ詳細をお話ししていきたいと思います。
・現在の開口部が、既製サイズの建具より小さい場合
既存の開口部が、既製サイズより小さい場合は、相談が必要です。
これはどういうことかというと・・。
既製サイズの建具を入れたくても、既存の開口部が小さいので、加工して開口部を大きくしないといけない場合です。
そもそも、既存の開口部を大きくしたり小さくしたりすること自体が、実は地味に大変なんです。
しかし、開口部を大きくするのは、開口部を小さくするより大変です。
・梁、柱などの構造体が絡んでいないか
・間取り上問題ないか
など、本当に開口部を大きくしても問題ないかを検討する必要があります。
構造体が建具と絡んでしまっていると、基本的には大きくできず、現状の大きさに合わせて建具を取り付けなければいけません。
→つまり、オーダーサイズにする必要がある!
ということになります。
あとは、開口部を加工することで通常より手間がかかり、手間賃を請求されてしまうことがあります。
そうなると結局、オーダーサイズの建具発注しても値段が変わらなくない?
ってなります。
この辺は事前に確認した方が良いです。
・壁紙を交換しない
既存の開口部の大きさを変える場合、壁をいじることになるので、基本は壁紙もセットで張り替える必要があります。
通常、既存の開口部に合わせて建具交換だけをする場合、壁紙の張替をしなくても建具交換ができる特殊な枠材があります(ケーシング枠)
それによって、建具交換のみで済ませることができますが、
しかし開口部を加工する場合は、基本的には壁紙の張替前提で検討する必要があります。
もともと、壁紙の張替を検討していない場合は、開口部の加工せずにオーダーサイズの建具にて調整をした方が良いですね。
コンクリート壁の場合
開口部の壁がそもそも加工できない場合があります。
マンションなどの場合であれば、コンクリートの壁
木造住宅であれば、筋交いが絡んでいる、梁が絡んでいる
などです。
この場合は、開口部を小さくできても、大きくはできないので注意しましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
内装建具 既製サイズとオーダーサイズの違いとは!?
というテーマでお話しさせていただきました。
プロ向けのお話になってしまいましたが、リフォームの施工側を知ることで、ここってこうできますよね?
といった感じで少し安い金額でリフォームを行うこともできます。
デザインだけでなく、是非施工部分である裏側にも目を向けていてください!
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営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
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