昔リフォームを初日からスムーズに行えるように前日に一人で養生をしたことがありますが、エントランスから部屋までの距離がめちゃくちゃ長く、半日一人でひたすら養生をしたことがあります。
ちょっと涙が出そうになりました。
どーも、ponchaです(‘ω’)
水回りリフォームの代表ともいえるお風呂のリフォーム。
ユニットバスを交換する!
となったらどういったメーカーの商品を選び、どういったプラン・オプションをつけるかなど細かく考えると思います。
多くの方が商品やプランなどを決めたら安心してしまう方も多いのですが、実はユニットバスの工事も色々と大変なんです。
というのも、リフォーム会社さんもプランや商品については細かく付き合ってくれますが、工事になると基本業者さんに丸投げ!
細かい工事工程を知っている担当者って実はあまりいないんです!
ということで、今回はお風呂のリフォームの工事の流れと注意点というテーマでお話ししたいと思います!
プランや商品の注意点についてはこちらの記事を参考にどうぞ!
お風呂のリフォームの流れと注意点〜ユニットバスの商品選定とポイント~
近隣挨拶について
お風呂リフォーム当日まで何をすればよい?〜近隣挨拶・お風呂は何日入れない?~
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不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
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目次
お風呂のリフォームの流れ
まずユニットバス交換のリフォームの全体の流れのおさらいをしたいと思います!
①現在のお風呂のサイズの確認(縦・横・高さ)、出入口など他
②洗面所のリフォームなども付随して行うかの確認
③プラン決め 基本プランやオプションなど
④プラン決定後見積もり提示やショールームなどで確認
⑤仕様決定及び契約
⑥工事日程・近隣挨拶
⑦工事開始
⑧工事完了
工事に入るまでのプラン作成・商品選びなどについては、別記事にてご紹介させていただきました。
まだ見ていない方は、そちらを先に参考にしてみてください!
お風呂のリフォームの流れと注意点〜ユニットバスの商品選定とポイント~
お風呂リフォーム当日まで何をすればよい?〜近隣挨拶・お風呂は何日入れない?~
今回は、⑦からの実際の工事の流れや注意点などご紹介したいと思います。
⑦工事開始
プランやら商品選定やら近隣挨拶やら前置きが長かったのですが、いよいよ工事開始です!
工事の流れとしては下記の通り
・共用部・通路の養生
・既存ユニットバス解体
・配管・排水の切り回し・空調・電気配線
・新規ユニットバス組み立て
・施工完了
こんな感じです!
二日に分けて行う場合は、青文字が1日目。
赤文字が2日目になります。
大まかな工事の流れを書くとこんな感じですが、実際はいろんな作業を行い、注意するべきポイントも色々あります。
それぞれ細かくお話していきたいと思います!
共用部・通路の養生
ユニットバスの工事限らず、工事を始める前には必ず各所養生を行います。
室内の場合は、玄関や廊下といった動線部分。
マンションの場合であれば、搬入経路であるエレベーター・共用廊下・階段・エントランスなどなど
実際の作業より養生の方が時間がかかるというぐらいこの養生の作業って大変なんです。
たまにお客さんで養生の費用高すぎる!
というご相談をいただくのですが、(マジで高いときもありますが・・。)
養生材って基本転用できませんし、細かく養生をすると1~2時間平気でかかります。
職人さんからすると1日のうち1~2時間を養生の時間に奪われるって実は結構きついんです。
養生でその業者の良し悪しがわかる
この業界では有名な話なのですが、その業者さんの良し悪しを判断する一つのポイントとして
養生をキレイに行っている
が挙げられます。
本当に細かい話なのですが、養生を一つとってもその業者の性格がわかります。
細部まできっちり養生テープで綺麗に養生をし、箇所箇所を綺麗に切り、端部まで気を付けっている業者さんなどは、やっぱり仕事も綺麗です。
逆に、端部などがギザギザに切っており、適当にテープなどで固定している養生をしている業者さんなどは、スピードは速くても仕事が雑なことが多いです。
もちろん全員が全員該当するわけではありませんが、この話は業界でも有名な話なのでそこそこ信憑性のある話です。
まあはたから見ても、綺麗な養生をしている現場を実際見ると悪い気はしないですよね!
既存ユニットバス解体
養生が終われば、いよいよ解体工事です!
近隣挨拶の時に、近隣さんへの騒音の配慮などお話しましたが、実際一番騒音の被害を受けるのは、同じ空間にいる人です。
つまりリフォームをする、あなたです!!
ユニットバスを組み立て時にもそこそこでかい音が出ますが、解体時に発生する音は正直びっくりするぐらいうるさいです。
特に解体時に発生する金属を切る音や振動は、慣れている人でもちょっと気が滅入ります。
ですので在宅工事の場合、解体工事中は、気分転換に外出することをおススメします。
ただ業者さんだけ家に残したまま外出するのも抵抗を持つ方も多いかと思います。
また、業者さんも何かあると困るので、本来はお客さんにずっと家にいてもらうことを望みます。
なので工事中に一時的な外出が可能かなど、リフォーム会社に事前確認しておいた方がいいでしょう。
給水、排水管の切り回し・空調・電気配線
解体工事が終わると下記のような状態になります!
何もなくなります。
すっきりしてますね(^^)/
この次に行うのが、配管のやり替えや切り回し作業。
簡単に言うと、
古い配管であればやり直して新しい配管に変えましょう!
配管を新しいユニットバスに併せて正規の場所に移動させましょう!
という作業
ちなみに画像でうつっているオレンジ色と青色の筒。
これが新しい給水、給湯管です。
古い配管は、経年劣化し水漏れの原因となりますのでやり替える方向で進めるのが一般的ですね。
昔の配管は銅管を使用しており、劣化が激しいんです!
現在はポリブデン管という耐熱性、軽量性、可撓(柔軟)性が優れている配管を使用します!
電気配線を忘れずに
ユニットバスは水回りの工事だから、給水・排水などに目がいきがちです。
しかし配管以外にも換気扇である空調や電気配線についても考えておく必要があります。
通常は既存の電気とダクトを使用するのでそこまで気にする必要はありませんが、
・浴室乾燥暖房乾燥機に切り替える為、電気を100V→200Vにする
などの場合は、配線をやり替える必要があり、電気屋さんを手配しないといけないこともあるので注意しましょう!
新規ユニットバス組立
配管や排水の切り回しが終わったら、いよいよ新しいユニットバスの組み立て作業です!
ちなみに、浴槽やらパネルやらとにかく材料が嵩張ります。
材料の多さとサイズにびっくりすると思います。
上記の写真のように床を仕上げてから、壁パネルを組み立てていく感じです!
扉の位置から床のパネルの位置を確定し固定します。
壁がコンクリートの場合は、ドアの位置やサイズに制限があるのでプラン時に間違えないよう注意が必要です。
また写真を見ていただくとわかりますが、ユニットバスを交換する際は、出入口の扉の枠などを完全に撤去します。
以前お話しした下記の記事
お風呂のリフォームの流れと注意点〜ユニットバスの商品選定とポイント~
この記事の中で
洗面所の壁紙はできる限り行った方が良い
と話したのは、上記のようにユニットバスの扉のサイズに併せて、壁を補修する必要があるからです。
壁を上手く隠せるリフォーム用の枠材もありますが、ごっつくてあまりおススメしません。
繰り返しになりますが、洗面脱衣所側の壁紙のやり替えは、出来る限り視野に入れておいた方が良いです。
浴室に梁がある場合は?
ちなみに浴室が梁がある場合は、こんな感じになっています。
この部分を梁型の部材でカバーし仕上げます!
梁がある場合は、梁材の材料・施工費が上乗せされるので注意してください。
施工完了!!
色々な工程を経て新しいユニットバスが完成しました!
出来上がったらやっぱりすぐにお風呂に入りたくなりますよね!
でも待ってください!
出来上がったからといってすぐにお風呂に入れるわけではありません。
というのも、ユニットバスのパネルとパネルの境には、水が漏れたりしないようにシーリング材を充填します。
完成後このシーリング材が乾いてからお風呂に入れるようになります。
どのくらいで乾くかは、季節によって異なります。
設備屋さんより何時ごろになれば使用しても大丈夫と説明があります。
アフターフォローがあるかを確認しておく!
お風呂は、お部屋の中で最も水を使う場所です。
しかも配管などは、全てユニットバスの裏側に隠れてしまいます。
そのため、水が漏れているかなどわかりません。
ユニットバス商品自体に保証期間があります。
それとは別に施工不備があった場合、依頼をした業者さんがどう対応をしてくれるのか
といったアフターフォローについても事前に確認しておきましょう。
工事中の搬入・駐車・騒音には注意を!
工事中のよくあるクレームについてお話しておきたいと思います。
工事中よく発生するクレームが下記の通り
①業者さんの車の路上駐車
②廃材や、資材の搬入、搬出時
③施工時の騒音
工事をする上では、仕方がないといっちゃあ仕方がありません。
といっても、事前に対応をすることで十分軽減することが出来ます。
それぞれの注意点と対策についてお話しておきたいと思います!
①業者さんの車の路上駐車
工事をする業者さんは車の中にいろんな道具・工具を乗せています。
全ての道具を現場に持って行けないので、必要な時に車に取りに行くことが多いです。
そのため、どうしても現場の近くに車を置いておきたいわけなんですね。
結果、特に駐車場所の案内がないと業者さんは基本現場近くに路上駐車しちゃうんですね。
しっかり事前にパーキングの位置や工事中の駐車場を確認し、伝えておく必要があります。
ただマンションの場合は、大体管理組合に工事の話を持ち掛けた段階で工事中の駐車場所を案内をしてくれます。
路上駐車で注意すべきは、戸建ての場合。
近くにコインパーキングがあればいいのですが、ないときは大体家の前に駐車することがほとんど。
そのため近隣の方が通りにくいなど迷惑をかけてしまうことがあり、結果クレームにつながってしまうことがあります。
こういったことも含めて近隣挨拶時に工事中の駐車についても説明し、理解してもらう必要があります。
②廃材や資材の搬入、搬出時
結構厄介なのが廃材や資材搬入時問題
この問題はマンションの場合がほとんどです。
既存のユニットバスを解体して大量の廃材がでます。
その廃材を何度も何度も運搬します。
廃材は、トラックに運ぶまでどこかしらにその仮置きします。
そうなると近隣さんからすると、
このゴミはなんやねん!邪魔なんだけど!
とクレームにつながったりします。
さらに廃材は、廃材回収のトラックに乗せるわけなのですが、このトラックは一時的に現場の前に駐車しておく必要があります。
廃材の積み込みをしない行けないので。
でここでも、一時的に駐車している廃材回収のトラックに対して
このトラックはなんやねん!邪魔なんだけど!
とクレームになったりします。
さらに、新規で組み立てるユニットバスの材料。
これもまた厄介。
新しいユニットバスの材料は全てが新品なので、傷はつけられない。
そしてどれも大きくて嵩張る。
なので、運搬するトラックがまあでかいこと!
そして、荷物を一式おろさないといけないので、搬入時の小一時間ほどお祭り騒ぎになります。
結果、
この材料はなんやねん!このでかい車両なんやねん!じゃまなんだけど!
とクレームになったりします。
クレームになるのは、事前説明がないうえ、それが積み重なって発生することがほとんどです。
ユニットバスなどの工事の場合は、騒音に関するクレームより搬入・搬出・車両に関するクレームの方が多かったりします。
これは、工事についての騒音などの説明はしていても、車両などについての説明をしていないからです。
工事に関することだけでなく、搬入搬出に関してもしっかり事前に説明しておきましょう。
また作業中も近隣の方がいたら最優先にして、挨拶をするなど細心の注意を払う必要があります。
③施工時の騒音
工事をするとなったらまず気になるのが、騒音!
こればっかりは正直防ぎようはありません。
なので丁寧にしっかりと近隣挨拶をして理解してもらうことが重要になります。
工事中の騒音については、近隣挨拶をするとやっぱり印象が全然違います。
ユニットバスの工事だけであれば一日~二日です。
それぐらいであれば、お互い様ですし我慢します。
といった感じで理解してくれる近隣さんも多いです。
近隣挨拶って実はめちゃくちゃ大事なんですね!
ちなみに挨拶しないで行うと、たとえクレームにならなくてもならなくても、
『あそこのお宅は、挨拶もなしに工事をした』
といった感じで、工事をした業者やリフォーム会社ではなく、リフォームをした人に対して悪い印象を与えてしまいます。
知らない間に近隣の方から後ろ指を指されていたら怖いですよね!
ですので、しっかりと近隣さんに対して
挨拶をしてくれたのか?
挨拶できなかった方はいたのか?
どの場合どういった対応をしてくれたのか
など必ず確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、お風呂のリフォームの実際の工事の流れと注意点というテーマでお話をさせていただきました。
実際の工事は専門的な部分が多いのですべてを把握する必要はありません。
ただどういったことが現場で起きておいて近隣さんにはどういう迷惑が掛かっているかなどをしっかり理解しておく必要があります。
でないとリフォームしてお風呂は綺麗になったけど、なんか近隣さんとの関係がギクシャクになってしまった!
という感じになってしまいます。
商品やプランだけでなく、工事についての流れを理解するだけでまた少し考え方が変わってきます!
是非気持ちの良いリフォームをしてみてください!
プランや商品の注意点についてはこちらの記事を参考にどうぞ!
お風呂のリフォームの流れと注意点〜ユニットバスの商品選定とポイント~
近隣挨拶について
お風呂リフォーム当日まで何をすればよい?〜近隣挨拶・お風呂は何日入れない?~
関連記事はこちら
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相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!
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