税金の話が苦手過ぎてずっと逃げてきましたが、ここにきてそのツケが来てます・・。お金の勉強大事!
どーも、Ponchaです(‘ω’)
多くの方が住宅ローンの利用して住宅購入を行いますが、そこで外せないのが住宅ローン控除!
前回は住宅ローン控除の基礎知識ということで、要件や変更点についてご説明しました!
令和6年度の住宅ローン減税について 中古住宅編【前編】~令和5年と異なる住宅ローン減税 ~
今回は、令和6年度現在の住宅ローン控除がどうなっているのかについてお話ししたと思います!
ということで今回は、
令和6年度の住宅ローン減税について 中古住宅編【後編】
というテーマでお話ししたいと思います!
不動産業界の人でさえ、情報が古かったりと最新の要件を追いきれていないことがあります。
今回も新築ではなく中古住宅の場合の住宅ローン減税についてお話をしたいと思います!
令和5年度からすでに変更している部分もあるので、気を付けてください!
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目次
令和6年度の控除期間・控除率・上限の変更点
早速本題から行きたいと思います!
令和4年度に税制改正があり、色々変更した点がありますが、経過的処置などもあり、令和6年に入ってから変更した点が色々とあります。
まずはその辺から見ていきましょう!
しょっぱなから少しややこしいお話ですが、頑張りましょう!
下記が令和6年度税制改正の大綱において、住宅ローン減税の制度変更点です。
中古住宅の場合、すんごくややこしいのが
・買取再販
・普通の中古住宅
・省エネ基準を満たした中古住宅
といった感じで大きくわけて3パターンの住宅があり、それぞれ要件が異なるということ!
それぞれの住宅には、細かく定義がありますが、一つ一つ説明するとそれだけで混乱してしまうので、簡単な定義だけ記載しておきます!
・買取再販→不動産会社が不動産を買い取りリフォームして再販する物件
・省エネ住宅→省エネ基準を満たした住宅(長期優良住宅やZEH住宅など)
・普通の中古物件→上記以外の中古物件のこと
住宅ローン控除は税制改正で変更があったうえに、令和5年と令和6年とで変更があります。
そして、さらに上記物件によって控除期間や上限が変わってしまうので、大変分かりづらいです!
どこがどう変わったかを説明すると混乱しちゃいそうなので、今の住宅ローン控除はこれ!という感じで記載しておきます!
中古住宅の住宅ローン控除は下記の4つに分かれます!
①買取再販かつ長期優良住宅やZEH住宅の場合
②買取再販(長期優良住宅やZEH住宅ではない)
③長期優良住宅・ZEH住宅の中古住宅(買取再販じゃない)
④一般の中古住宅
都心部では、正直①③の中古住宅はまだ圧倒的に少なく、現状市場に出ているのは②④の中古住宅がほとんどです。
もし中古住宅で長期優良住宅・ZEH住宅であれば、販売図面などにデカデカと記載されるので、なんとなくわかるかと思います。
長期優良住宅やZEH住宅について詳細を知りたい方は、下記の記事を参考にどうぞ!
断熱等級4が義務化 既存の建物が既存不適格の建物に?~断熱性能の関心って低い?~
では、先ほどの①~④の中古住宅の場合の住宅ローン控除の違いについてお話ししたいと思います!
①買取再販かつ長期優良住宅やZEH住宅の場合
買取再販とは、宅建業者が中古物件を自社で買取、自社でリフォームを行い、付加価値を付けて再度売りに出す中古物件のことです。
①のパターンは、買取再販+長期優良住宅などの省エネ基準を満たした住宅になるので、
買取再販業者が、
・もともと長期優良住宅、ZEH住宅の物件を買い取り、リフォームした場合
・一般の中古物件を買い取り、長期優良住宅、ZEH住宅の基準を満たすようにリフォームした場合
の2パターンになります。
どちらにしても、
買取再販物件+長期優良住宅、ZEH住宅
という二つの条件をクリアしている場合になります。
この時の住宅ローン減税は、控除できる上限がそれぞれ異なります。
長期優良住宅・低炭素住宅 : 4500万円まで
ZEH水準省エネ住宅 : 3500万円まで
省エネ基準適合住宅 : 3000万円まで
となってます。
控除期間については、すべて13年間
省エネ基準が高い物件であればあるほど、住宅ローン控除の恩恵が大きい!
と言えますね!
ちなみに、令和5年の時と比べて、上限が500万円・1000万円下がっているので、注意してくださいね!
②買取再販(長期優良住宅やZEH住宅ではない)
続いて、長期優良住宅・ZEH住宅ではない、買取再販の中古物件について。
リフォームをして内装は綺麗にしてありますが、省エネ基準を満たしていない中古住宅のことですね!
一番ここがわかりづらいのですが、
令和6年、令和7年までは
控除の上限は、2000万円
期間は、10年
になります。
色々と住宅ローン控除の条件書いてありますが、省エネ基準を満たしていない買取再販の物件は、上記の条件で覚えておいた方がいいです!
要件を見ると、
新築の建築確認を受けた住宅は~・・・
など書いてあり、新築住宅のことを言っている感じで、ややこしいのですが、過去に建築確認を受けた住宅のことを表しています。
つまり、違法建築でない限り、基本的にはどの物件も建築確認を受けているので、中古住宅は大体該当します。
また、長期優良住宅・ZEH住宅でない買取再販の中古住宅のローン控除の条件は、後ほど説明する④の一般の中古住宅と条件が一緒になります。
③長期優良住宅・ZEH住宅の中古住宅(買取再販じゃない)
中古物件で、長期優良住宅・ZEH住宅なのですが、買取再販ではない物件の場合。
長期優良住宅やZEH住宅に住んでいる個人の売主さんのパターンがほとんどになります。
まだまだ、長期優良住宅の物件は少ないですが、今後増えてくると思われます。
・長期優良住宅・低炭素住宅
・ZEH水準省エネ住宅
・省エネ基準適合住宅
といった感じで、省エネ住宅でも種類がありますが、買取再販ではない上記物件の場合は、
すべて、控除の上限は3000万円で統一。
期間も10年になります。
④一般の中古住宅
長期優良住宅・ZEH住宅でもなく、買取再販された物件ではない、中古住宅になります。
多くの場合は、個人の売主さんとなります。
まだまだ長期優良住宅やZEH住宅は普及していないので、現状で一番多い多いのが、④の一般の中古住宅になります。
この時の住宅ローン控除は、
控除の上限は、2000万円
期間は、10年
となります。
②の長期優良住宅・ZEH住宅でない買取再販の中古住宅と同じ条件となります。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、
令和6年度の住宅ローン減税について 中古住宅編
というテーマでお話しさせていただきました。
住宅関係の税制改正は、毎年のように変更や延長があります。
しっかりと情報をキャッチアップしておかないと、知らない間に控除が受けられない!なーんてこともあり得ます!
不動産営業マンも普段の業務に追われて、税金のことはあまり理解していない人が多いです!
資金計画をする上で、必ず受けられる控除を受けて無駄がないプランを立てるようにしましょう!
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