買主さんによる引渡し後のチェックに立ち会ったことがありますが、ライフラインの契約をし忘れていて、何もチェックが出来なかったことがありました・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
物件の決済が終われば、念願のマイホームが手に入ります。
あとは、引っ越しをしたら終わり!!
と言いたいところですが、引渡し後にやらなければいけないことがあります!
特に中古物件の場合、設備などは基本中古です。
そのため、一定の期間であれば物件に設置されている設備に故障があった場合、条件はありますが、直してもらうことができます。
ただ、個人の売主さんから物件を購入した場合、その期間が短く、引渡し後できる限り早くに設備チェックを行った方がいいです。
ということで今回は、
不動産購入後、引渡しを終えたらやるべき設備チェックについて
というテーマでお話ししたいと思います!
今回の内容は、非常に重要ですが契約時や決済時に、軽くしかアナウンスされないので気を付けた方が良いポイントです。
特に、リフォームなどせず、そのまま設備を利用する場合は、注意が必要です。
そもそも付帯設備が何か知りたい方はこちらの記事を参考にどうぞ
セットでこちらも参考にどうぞ
中古物件購入 物件状況等報告書とは?~売買契約書以外の書類は何がある~
併せてこちらの記事をどうぞ
初めての不動産購入~リノベーション済物件の内装・設備のスペックってどのくらい?~
賃貸物件と売買物件のリフォームの違い~賃貸物件と売買物件のリフォーム費用~
不動産購入にかかる諸経費って?~物件価格以外にも意外と費用が掛かる~
不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
近年は情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、結局のところ自社で依頼してもらう為の集客方法に過ぎません。
不動産、リフォームや新築などご不明点やわからない箇所がわからないなど、初歩的なところからプロの方までご相談のっております。
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目次
引渡し後7日間は、売主さんが設備の不具合を直す?
個人の売主さんから中古不動産を購入した場合、引渡しから7日間は、設備に不具合があった時は、売主さんに補修してもらう権利が買主さんにはあります。
※契約時の取り決めで期間は異なりますが、個人の売主さんの場合だと、ほとんどの場合が、7日間の設備の修補請求に応じるということになっています。
これは決して特別な契約条件ではなく、一般の不動産売買契約書の条項にも記載されています。
設備を直してもらえる条件とは!?
引渡しを受けてから7日間であれば、すべての設備を売主さんが補修してくれる!というわけではありません!
ちゃんと条件があります!
売買契約時に売主さんより、付帯設備表というものが提示され、説明を受けます。
これは購入する不動産に設置されている設備の有無や不具合の有無を申告してもらう書類です。
付帯設備表についてはこちらの記事を参考にどうぞ
設備に故障や不具合があれば、事前に申告をし、買主さんはその不具合を承諾したうえで物件を購入することになります。
そのため、事前に申告した設備の不具合については、売主さんは修理したり、交換したりする必要はありません。
また、
・パッキンの劣化による水漏れ
・電球が切れてしまっている!
などのパッキン、電球といった消耗品による不具合は、基本的には買主さん側で対応します。
上記の内容以外で、不具合や故障は無いとしていたけど、実際使ってみたら、故障、不具合があった!
こういった場合は、売主さんにて修繕、交換をする必要があります。
設備の不具合の修理の請求は、引き渡し後7日間まで
個人の売主さんに対して、設備に不具合があったから直してほしい!
と請求できるのは、契約書に記載されている期間内となります。
この期間の多くは、7日間とされています。
なんか短くない?
と思う方もいるかもしれませんが、修理して~と言える期間が長くなってしまうと、
・最初から不具合や故障があったのか
・実際使ってから壊れたのか
どちらかわからなくなってしまうからなんです。
契約書関係の多くは、買主さんを保護する内容となっていますが、個人の売主さんの場合は、売主さんも素人だし、ちょっと保護してあげよう!
となっているわけなんですね!
売主さんが宅建業者だった場合は、この期間が2年間になります!
引っ越しではなく、引渡しからの期間
ここで注意すべきは、この設備の不具合を修理して!
と請求できる期間は、引渡しの日からであって、引っ越しをしてからではないということです。
例えば、12月1日に決済をして、物件を引渡しを受けたけど、
実際に引っ越しをしたのは、12月20日!
で、引っ越してから設備の不具合や故障を発見した!
となってもすでに遅いんですね!
ちょっと細かいですが、12月1日に決済を終了して、引渡しを完了している場合、12月7日までに売主さんに通知しないいけない!
ということなんですね!
引き渡し後に設備の確認を行う
引渡しが終わってから引っ越しまで期間が開いてしまう場合は、一度設備のチェックを行うことをおススメします。
中古物件の場合は、設備もそこそこ古くなっていることがほとんど。
蛇口や配管など、水漏れがないかを各設備確認をした方が良いです。
意外と多いのが、蛇口から水漏れです。
・パッキンの劣化なのか
・本体の不具合なのか
原因はプロの方に見てもらわないと判断はできません。
パッキンであれば買主さん、本体の不具合であれば売主さんにて対応してもらえます。
どちらにしろ水漏れですので修理が必要となります。
また、スイッチが作動するかなどもチェックしておいた方がいいです。
電気がつかない原因の多くは、球切れです。
ただ、稀に配線そのものが切れてしまっている場合があります。
配線の故障の場合は、電気屋さんにお願いして修理する必要があります。
給湯器には注意をした方が良い
設備の中でも注意した方が良いのが、給湯器!
給湯器は他の設備と比べて、不具合があるなどが気づきずらく、急に動かなくなります。
メーカーは、10年~12年ぐらいで交換を推奨していますが、多くの給湯器はその年数以上使用することができます。
また、給湯器は凍結防止の機能などがついており、ブレーカーを落とさない限り、本体を使用していなくても、ヒーターが稼働していることがあります。
そのため、多少の期間使用していなくてもいきなり動かなくなる!ということは少なのですが、
ブレーカーを切ってしまうと、完全に給湯器が停止してしまいます。
そうなると、年数がたっている給湯器だと、そのタイミングで動かなくなってしまうことが良くあります。
そのため、売主さんが住んでいる時は正常に作動していた給湯器が、引っ越しのタイミングでブレーカーを落としたことにより、給湯器が完全停止→そのまま壊れる!
ということがちょいちょい発生しています。
10年以上使用している給湯器は、この現象が起きやすく特に注意が必要です。
出来れば、引渡しを受けてから給湯器の作動確認も行った方が良いです!
設備をチェックするには、水道・ガス・電気の契約が必要
過去に引渡し後、設備が故障していたということでトラブルになった経緯を何度も見てきました。
そのため個人的には、引渡し後必ず、設備のチェックをしたほうがよいですよ~
とアナウンスしています。
買主さんも理解はしているのですが、必ずしも皆チェックしているわけではありません。
というのも、設備のチェックをするためには、
・水道
・ガス
・電気
のライフラインの契約をそれぞれしなければいけないからです。
引渡し後、比較的早くに引っ越しをするのであればいいのですが、引っ越しが引渡し後、1か月後とかになってしまうと、設備のチェックをするためだけに、水道やガス、電気の契約をするとなります。
設備のチェックはぶっちゃけ小一時間程度で終わってしまいます。
その小一時間の為だけに、1か月分の光熱費を払うのは、もったいない!
と思っちゃう方が結構いるんですね・・。
特にガスに関しては、ガスの開栓をしてもらうために、ガス屋さんを呼んで、立会が必要となります。
そういった手間もある為、お金も時間ももったいない!
となってしまうんですね。
とはいえ、中古物件ですので必ずしも不具合がないとは限りません。
万が一のことも考えると、事前に設備のチェックをしておいた方がよい!
というのが個人的な意見です。
トラブルになった時は、本当に大変なので・・。
まとめ
いかがしょうか?
今回は、引渡し後の7日間の設備チェックとは
というテーマでお話ししました。
トラブルに発展しなくても、引っ越してから設備の不具合に気付くことはぶっちゃけ、結構多いです。
不動産会社の営業マンは引渡し後については、買主さんとあまり話をしないので気づかない方が多いので、そもそも不具合がどのくらい出ているか知らない方がほとんどです。
中古物件の場合は、設備も中古ですので、リフォームやリノベーションをやらないのであれば、その辺特に注意した方が良いと言えます!
併せてこちらの記事をどうぞ
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近年は情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、結局のところ自社で依頼してもらう為の集客方法に過ぎません。
不動産、リフォームや新築などご不明点やわからない箇所がわからないなど、初歩的なところからプロの方までご相談のっております。
プロの第3者の目によるご相談を受け付けております。
おかげさまで、大変多くのご依頼有難うございます!
また、不動産に関するお話しやお部屋探しについてものお問い合わせも受け付けております!
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
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