初めて実家のビルトイン食洗器を使用した時、使い方がわからず洗剤をめちゃくちゃ入れすぎて、凄いことになりました。
食洗器から泡があふれた・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
最近どのキッチンにも当たり前のように設置されている、ビルトイン食洗器!
しかし、昔のキッチンだと、あまりビルトイン食洗器が設置されていません。
そのため、卓上の食洗器を利用している人も多いはず。
卓上の食洗器は場所をとるからビルトイン食洗器にしたい!
だけど、ビルトイン食洗器って後付けってできるの?
という疑問を持たれるかが結構います!
ということで、今回は
今のキッチンにビルトイン食洗機を設置する方法
というテーマでお話ししたいと思います!
条件さえ整えれば、ビルトイン食洗器を設置することは可能です!
是非参考にしてみてください!
ちなみに、関連記事はこちら
レンジフードのリフォームの注意点~レンジフードの交換・施工について~
レンジフード・換気扇の交換・リフォーム~レンジフードの種類や費用について~
ビルトインコンロの交換・リフォーム~ビルトインコンロの種類・費用について~
不動産購入後のリノベーション、スケルトンって何!?~スケルトンのメリットデメリット~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
目次
ビルトイン食洗機とは
まず、そもそもビルトイン食洗器とは何か?
下記のような、キッチンに埋め込まれた食洗器です。
食洗機には、大きく分けて2種類あり、下記のような据え置きする、卓上食洗機と
キッチン本体の、キャビネットと一体化させたビルトイン食洗機
があります。
キッチンの空いているスペースに置く卓上食洗機と違い、ビルトイン食洗機は、キャビネットと一体化になっているため、スペースをとらず、見た目もスマートです。
卓上の食洗機ですと、どこかしらのスペースを確保し設置する必要があります。
また、卓上の食洗器は、食洗器周辺の掃除やメンテナンスが大変です。
既存のキッチンにビルトイン食洗機は設置できる?
今では、新築の住宅の物件に限らず、中古物件をリノベーションして再販する物件でも、ビルトイン食洗器がついているキッチンは当たり前になってきました。
ビルトイン食洗器がもともと設置されていれば、交換などはさほど手間ではありません。
しかし、現在ビルトイン食洗器が設置されていないキッチンの場合は、新規でビルトイン食洗器を設置することは可能なのでしょうか!?
勿論可能です!!(^^♪
と言って喜ぶのはまだ早いです・・。
というのも、新規でビルトイン食洗器を付ける場合、いくつかクリアしないといけない条件があります。
配線や排水、設置個所など確認するポイントがいくつかあります。
食洗器本体の費用もそうですが、工事費も予想以上に発生するので、金額も踏まえ検討したほうが良いと言えます。
新規でビルトイン食洗器を設置する場合の条件とは!?
まずは、新規でビルトイン食洗器を付ける場合、クリアしないといけない条件について確認していきましょう!
①キッチンの高さと奥行き・幅の確認
②給水、排水の状況確認
③専用の電源の有無の確認
最低でも上記の内容は抑える必要があります。
それぞれ詳しく見ていきたいと思います!
①キッチンの高さと奥行き・幅の確認
まず、新規でビルトインの食洗機を設置する場合、確認する場所は、キッチンの高さと奥行き・幅です。
キッチンの高さについては、オーダーメイドで特殊なキッチンでない限り、基本決まっており、
床からキッチン天板までが、下記のいずれかであることが多いです。
80㎝、85㎝、90㎝、95㎝
また奥行きは、基本65㎝が通常。
たまに65㎝未満の奥行きもあるので注意が必要です。
幅については、(ここでいう幅はキャビネットの幅です)
15㎝、30㎝、45㎝、60㎝、90㎝の大きさです。
基本的には15㎝単位で大きくなります。
(オーダーサイズになった場合のみ、端部にフィラー材といった化粧板で隙間を隠しています。)
例えば、キッチン全体の長さ(幅)が2100㎜だった場合
キャビネットのサイズは
コンロ下は、750㎜
中央が 450㎜
シンク下は、900㎜
となっています。
ビルトイン食洗機の幅はほとんどが450㎜になります。
つまりこの場合だと、キッチンの真ん中のキャビネット部分にビルトイン食洗器を設置する!
ということになります。
長さ2400㎜以上のあるキッチンにはご注意を!
今ご説明したように多くのビルトイン食洗器の幅は450㎜のため、450㎜のキャビネット部分に設置します。
しかし、2400㎜以上の引戸タイプのキッチンになると、サイズが変わってきます。
食洗器がない2400以上の引戸タイプのキッチンのキャビネットは
コンロ下は、750㎜
中央は、 750㎜
シンク下は、900㎜
となっています。
中央部分のキャビネットの幅が大きくなってしまっているんですね・・。
そのため、450㎜のビルトイン食洗器を設置するとなると、
キャビネットを450㎜と300㎜に分ける工事が必要。
450㎜のビルトイン食洗器を設置。
さらに300㎜の部分には新規でキャビネットを設置。
となります。
簡単に言いましたが、これを実際にやるとなると、めちゃくちゃ大変です。
費用も軽く十数万円飛んでいきます。
現在のキッチンのキャビネットの幅を測ったうえで、費用と相談しビルトイン食洗器を設置するかどうか判断した方が良いです。
ちなみに、60㎝サイズのビルトイン食洗機もありますが、国内での商品のほとんどが45㎝。
60㎝タイプの商品は、長年モデルチェンジされていません。
②給水、排水の状況確認
給排水管の確認については、専門業者の確認になる為、詳細までは知る必要はないかと思います。
しかし、追加工事や別途オプションが発生する可能性があるので、どういったことが必要となるか、把握はしておいた方が良いです!
食洗機に必要な給水
食洗機には、食器を洗うので当たり前ですが、水が必要です。
そのため、給水管を食洗機につなぐ必要があります。
食洗機用の給水管が事前に設置されているということは、まずあり得ません。
ではどのようにして、給水管につなぐのか。
これは、キッチンで使用している、お湯とお水の管を分岐させることで対応できます。
注意が必要なのは、建物が古いと給水管の形状が古くなりすぎていて、給水管本体を一度やり替える必要があるケースがあります。
そうなると、給水管本体のやり替え費用が別途がかかりますので注意しましょう。
この給水管のやり替え工事は、ちょっと専門的な工事になるため、手間も時間も費用もかかります。
依頼する前に確認してもらった方が良いでしょう。
食洗機に必要な排水
水を使用したということは、その使った水を流したための排水が必要となります。
これも現在のキッチンの排水を分岐させて、食洗器の排水と結びます。
ただ、排水の形状が特殊だったりすると、うまく分岐が出来ず、別途で食洗器専用の排水を設置しないければいけない場合があります。
そうなると、その排水工事が別途必要になるので注意が必要です。
③専用の電源の有無の確認
新規でビルトイン食洗機を設置するにあたり、一番厄介なのが電源の問題です。
給水も排水も、基本的にはキッチンから分岐することを前提に考えているのですが、さほど問題にはなりません。
しかし、電源に関しては、新規で食洗機専用の回路をどこかしらから引っ張ってこないといけません。
近くに引っ張ってこれる専用回路がない場合は、分電盤から新規で配線をする必要があります。
そうなると、天井や床から引っ張る必要があり、想像以上に大掛かりな工事となってしまいます。
ただ、中には将来のことも考えて、
食洗器用・IHヒーター用といった専用回路の電源が、シンク下にあらかじめ設置されている場合があります!
分電盤を見るとたまに将来用といった感じで記載されていたりします。
とはいえ、そんなに多くない事例なので期待はしない方が良いです。
専用回路がなくても電源は持ってこれる!?
ちょっと気を付けた方がいいのが、
食洗器の電源って専用回路の電源じゃないといけないのか?
という問題。
食洗機もそれなりの容量を要しますので、基本は専用回路として電源を持ってきた方がいいです。
ただ、やろうと思えば、通常の電源を分岐させて電源を持ってくることはできちゃいますし、使用することもできます。
ですが、通常のコンセントを分岐させて食洗機につなぐと、食洗機を稼働させている最中に、他の家電を動かすと、容量オーバーでブレーカーが落ちてしまうといった現象が多々起きます。
ですので、
・分電盤が遠い、
・分電盤の子ブレーカーに空きが無い、
など、色々と検討する必要があるのですが、出来る限り専用回路の電源を引っ張ってくるようにしましょう。
というのも、専用回路を分電盤から引っ張る作業って実は結構めんどくさく、嫌がる電気業者さんもいるんです。
なので、近くの電源を分岐させて電源を持ってこようとします。
そうなると先ほどご説明したように、容量オーバーでブレーカーが落ちる!
といった現象が起きます。
ブレーカーが飛ばないか、保証はできるかなど、しっかり確認をしてから、判断するようにしましょう。
キッチンの扉面材と変わることも
新規でビルトイン食洗器を設置することで、見た目が変わってしまうということも考慮しておく必要があります。
通常、新規でキッチンを設置した場合は、扉の面材に合わせて、食洗機の面材も同じにすることができます。
しかし、食洗機のみを新規でつける場合、キッチンの扉面材と同じ面材は基本ありません。
一応、食洗機の面材もいくつか選べますが、白、黒、シルバー、ベージュがほとんどで単色になります。
そのため、どうしても食洗機を設置した部分だけ、浮いた感じになってしまいます。
過去に
どうしてもキッチンの扉面材に合わせたい!!
という要望があり、扉の面材に近い面材を用意して、取り付けましたがやっぱり微妙でした・・。
色は似ているんですが、微妙に異なるんで、余計目立って見えちゃうんですね。
個人的には、中途半端に近い色にするよりシルバーなどにして
これは食洗機です!
といったように、強調したほうが違和感を感じないと思っています。
このように工事のことだけでなく、見た目のことも考慮するようにしましょう。
卓上食洗機は、今やパナソニック製のみ!?
余談ですが、卓上の食洗器は海外では普及率が80%と言われています。
卓上の食洗器はあって当たり前と考える海外に比べて、日本ではまだまだ食洗器の普及率は低いです。
日本で売り出された当時は、水の使用量、高額、機能不足で需要が伸び悩みましたが、様々な改良がされ、節水、安価、多機能なものが世に出回るようになりました。
特に、一時期卓上の食洗機は、1996年頃に起きたO-157の食中毒を境に爆発的に売り上げを伸ばしていました。
が、2003年以降から徐々に売り上げが低迷していき、どこのメーカーも撤退をして始めました。
そのため現在は、卓上の食洗器は、パナソニック製の商品だけが販売されているとされています。
これは何が言いたいかというと、現在利用している卓上食洗器が壊れた・交渉した場合、部品がすでにない可能性がある!
ということです。
そうなると、新規で買い替えになるということです。
もしこれからキッチンを新規で設置する場合は、
卓上食洗器か
ビルトイン食洗器か
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、現在のキッチンにビルトイン食洗器は設置できるか?
というテーマでお話しさせていただきました。
ビルトイン食洗器の後付けはできない!
と思っている方も多いのですが、条件さえクリアできれば全然設置は可能です。
コンロやレンジフードなどなどいろいろと最終的に交換をしてしまうのであれば、キッチン自体交換した方が良いのですが、
今のキッチンがまだまだ利用できるのであれば、新規でビルトイン食洗器を設置するのも全然ありですね!
是非、参考にしてみてください!
ちなみに、関連記事はこちら
レンジフードのリフォームの注意点~レンジフードの交換・施工について~
レンジフード・換気扇の交換・リフォーム~レンジフードの種類や費用について~
ビルトインコンロの交換・リフォーム~ビルトインコンロの種類・費用について~
不動産購入後のリノベーション、スケルトンって何!?~スケルトンのメリットデメリット~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
ではでは(‘ω’)ノ