昔、在宅のお部屋のリフォームをしたのですが、いつもご自宅にいるおばあちゃんが毎回下着姿で出てくるので、目のやり場にも、挨拶していいのかにも困りました・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
フルリノベーション、フルリフォーム
と聞くと、お部屋にまだ住んでいない空室状態で工事を行う
というのをイメージする人も多いのではないでしょうか？
でも中には、住みながらリフォーム・リノベーションを行うこともあります！
ただ、住みながらリフォーム・リノベーションする場合ってどういったことに注意する必要があるのでしょうか？
ということで今回は、
【住みながらリフォーム】在宅工事の注意点まとめ｜部屋ごとに仕上げる工程とトラブル回避術
というテーマでお話ししたいと思います。
住みながらリフォームをする場合、
どういったところに注意して
どういった心構えをした方が良いのか
詳しく説明したいと思います！
知っているか知らないかで、
精神的な疲れ方が全然異なるので、是非参考にしてみてください！
下記の記事も参考にしてみて下さい！
物件購入 謄本の住所は新住所と旧住所どっち？住宅購入時の登記住所の選び方と注意点を解説
中古住宅購入 不動産会社紹介のリフォーム会社の価格は高い？裏事情とその真意
ドラマみたいにシリアスじゃない？住宅購入決済当日のリアルな流れと注意点
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目次
リフォームをする場合、住みながらと不在での工事がある
リフォームを行う場合、
空き家の状態で工事をする場合と
住みながら工事をする場合
の二パターンがあります
空き家の状態でリフォームをする場合というのは、
新しく物件を購入した人が引っ越し前にリフォームする
というパターンが多いです！
対して、住みながら（在宅）でのリフォームというのは、
住んでいるお部屋を、普通に生活をしながら、日中リフォームを行う！
ということです。
住みながらの工事と不在工事では、どう違うのか？
そもそも
住みながらリフォームする場合と
空き家でリフォームする場合
とでは、何が違うのでしょうか？
まず住みながらリフォームをする場合、
その日の作業後は、普通に生活できるような状況に戻す必要がある！
という点があります！
要は、
粉塵やら汚れ、埃が飛んでいかないように、
作業前に入念に養生を行い、
作業が終わったら、しっかり清掃をし、生活ができる範囲で養生を撤去
といった感じで、作業前・作業後に入念な養生が必要となります。
作業前に養生を行い、
作業後に養生を撤去をする
をすればよいんですよね？
と思っているかもしれませんが、実はそんな単純じゃないんです！
在宅でのリフォームの場合、お部屋ごとに仕上げていく必要がある
在宅でリフォームをする場合は、
工事の工程にも影響が出てきます。
これは住みながらの工事のため、時間がかかる！
というだけの単純な話ではありません。
工事の進め方も考えて進めていかないといけません。
イマイチピンとこない方もいると思うので、
不在工事の場合の一般的な工事の流れを記載しておきます！
①壊せるところをすべて壊す（解体作業）
②お部屋全体の下地造作作業
③お部屋全体の木工事、内装工事
④お部屋全体の仕上げ工事
といった流れです！
要は、工種ごとで
解体工事⇒下地工事⇒造作工事⇒内装工事
といった感じで、無駄なく進めることができます。
ちなみに、もう少し詳細の流れを知りたい方は下記の記事を参考にどうぞ！
対して、住みながら工事を行う場合
お部屋ごとに仕上げていく必要があります。
わかりやすいところでいうと、
お風呂やトイレです！
空き家の場合、
解体工事は一番最初に行う為、
お風呂やトイレも最初に撤去しちゃいます。
その後、新規で設置するのは、数週間～数か月後
になります。
ところが、住みながらのリフォームの場合、
お風呂やトイレを最初に撤去して、
数週間～数か月もお風呂やトイレが無かったら困りますよね・・。
というか数日ないだけで大問題ですよね？
このように、在宅でのリフォームの場合は、
お部屋ごとに都度仕上げていかないといけないんですね！
ちなみに、特にマンションのような、ワンフロアの間取りの場合、
資材・廃材・作業場なども考慮して進めていく必要があります。
住みながらのリフォームは、施工費が高くなる
住みながらリフォームをする場合、
当然ですが、不在工事と比べて
施工費が高くなってしまうケースがほとんど。
理由としては・・
①都度養生が必要
②お部屋ごとに仕上げる為、各業種の職人さんが何度も来ないといけない
③お部屋ごとに仕上げる為、荷物移動がある
④作業時間に制限がある
⑤気を遣う
上記内容が上げられます。
せっかくなので、それぞれ詳しく解説したいと思います！
①都度養生が必要
リフォームをする場合、
リフォームを行わない既存部分については、
傷をつけたり、
汚さないように
作業の始めに養生を行います。
空き家の場合は、
最初に養生をしたら、養生はリフォームが終了するまではそのままです。
誰かが生活するわけじゃないので、都度撤去する必要ありませんからね！
しかし、在宅の場合、
普段生活をしている為、
養生等はその日の作業終了のたびに撤去する必要があります。
具体的なところでいうと、
玄関
廊下
といった生活動線に関係する養生です。
また、養生自体も適当にやるわけにもいかないので、
なんだかんだで時間がとられます。
作業開始の数十分、養生を行い、
作業終了の数分、養生撤去を行う
このように、在宅工事の場合、工事をする前と後で別途時間がとられてしまうので、
どうしても空き家と比べて、作業の時間が少なくなってしまいます。
②お部屋ごとに仕上げる為、職人さんが何度も来ないといけない
在宅工事の場合は、作業の工程にも影響が出ます。
普段生活をしているので、生活が支障出ないような進め方にしなければいけません。
空室の場合のように
全部のお部屋を一斉に解体して、
下地工事を行って、順次仕上げていく！
という工程ではできません。
全部解体した状態のお部屋で生活なんてできないですからね・・。
そのため、お部屋ごとに仕上げていく必要があります。
ちょっと具体的な例を挙げてみましょう！
お部屋Aとお部屋Bの2部屋のリフォームを行うケース
空き家のリフォームの場合
お部屋Aとお部屋Bの2部屋同時に
解体作業→下地工事→木工事→内装工事
を行うことができます。
対して、在宅でのリフォームの場合、
お部屋ごとに仕上げる必要があるので、
お部屋Aの解体作業→下地工事→木工事→内装工事
といった感じで仕上げた後、
お部屋Bの解体作業→下地工事→木工事→内装工事
を行うことになります。
このように、職人さんの作業範囲や量は、
在宅でも
空き家でも
変わりません。
しかし、各業種の職人さんは、
都度作業しに来ないといけない為、どうしても人工が多くかかってしまいます・・。
その結果が、
在宅での工事は、施工費が高くなりやすい
というわけなんですね！
③お部屋ごとに仕上げる為、荷物移動がある
住みながら工事をするので、
・都度養生を行う、
・お部屋ごとに仕上げるから人工が多くかかる！
と、何となくイメージ出来ている人は多いです！
が、それ以外で、
お部屋の荷物移動がある！
ということを理解している人が意外と少ないんです！
これは、どういうことかというと・・
在宅の場合、お部屋には、当然ですが家具や荷物が置いてあります。
リフォームをする際、
そのお部屋にある家具や荷物などは
すべて移動する必要があります。
先ほどのお部屋Aとお部屋Bの二部屋をリフォームするという場合で説明をすると
リフォームを始める前に
①お部屋Aにある荷物をすべて、お部屋Bに移動
②お部屋Aのリフォームを行う
→お部屋Aのリフォームが完成したら・・・
③お部屋Bに移動したAのお部屋の荷物＋お部屋Bに元からあった荷物を
お部屋Aに移動する必要があります。
④お部屋Bのリフォームを行う
→お部屋Bのリフォームが完成したら、
③お部屋AにおいてあるBの荷物を、お部屋Bに戻す
といった感じで、
荷物を都度都度移動させる必要があります。
もちろん、空いている部屋があれば、
最初の移動の時に、そのお部屋にすべて荷物を突っ込むという方法もあります。
とはいえ、大きい家具などは、一人で移動ができないので、
事前移動が出来ず、職人さんとお客さんが一緒に移動するケースもあります。
そのため養生、家具移動で下手すると半日がつぶれてしまうことも珍しくありません。
在宅工事をする場合、
荷物の仮置き場所、
移動可能か
など事前に確認しておく必要があります。
④時間の制限がある
マンションのような共同住宅の場合、
規約で作業時間が制限されることが多いです！
在宅でのリフォームの場合も同様に時間に制限があります。
職人さんとしては、自分たちの工事期間が限られているため、
1日の作業は、キリがいいところまで進めて終わらすことがほとんど。
そのため、時には少し残業をすることがあります。
しかし、在宅でのリフォームの場合、
お客さんの生活リズムがある為、
・通常より早くに現場に行き、段取りや作業をする
・キリがいいところまで残業して作業をする
ということが基本できません。
これはお客さんも同様で、
作業が終わったら出かけようと思ったのに、
なかなか作業が終わらないので、出かけるに出かけられなかったりします。
このようなトラブルに発展しないようにするためには、
時間制限を決めて作業をする必要があり、
作業日程も通常より多めに見ないと行けなかったりします
⑤気を遣う
こればっかりはどうしようもないですが、
職人さんも
お客さんも
双方気を遣う！
という点。
職人さんからすると、
やはりお客さんがいて作業するわけなんで、気を遣うわけですね。
たまに興味本位で作業を見ているお客さんがいるのですが、
職人さんからするとめちゃくちゃやりにくいらしいです(笑)
また、材料加工の破片が飛んでしまったり、
材料がぶつかってしまったり
とにかく危ないので、作業中のエリアにはあまり来ないでほしい！
というのが本音みたいですね・・。
住みながらの工事は、精神的に大変
在宅でのリフォームは、
皆さんが思っている以上に精神的にきついです。
これは、どのお客さんでも口をそろえて言います。
特に挙げられるのが
騒音
気を遣う
上記2点ですね。
リフォーム中の騒音はやばい・・。
リフォームでは、
材料を加工したり、
取り付けたり、
様々な道具の機械音が響きます。
特に
金属を加工する音や
ドリルを使う音
などは、普段聞きなれない為、正直耐え難いです。
慣れている人でも、半日ずっと聞いていると嫌気がさします。
こういった場合は、
外に出たり、
買い物などに行って
気分転換した方がよいでしょう。
なんだかんだで気を遣う
先ほどもお話をしましたが、職人さんもそうですが、
お客さんも精神的に当然疲れます。
というのも、
第三者の人が日中、ずっと自分の家の中にいるので、
落ち着かないですよね・・・
職人さんにいつも通り生活していてください！
なーんて言われても、
わかりました！
なんて素直になかなか言えません。
中には、工事してくれているので、ちょっとでも差し入れをあげないと！
と思っているお客さんもいます！
差し入れをしてくれるという気遣いはうれしいものです！
特に昔は、差し入れするのが当たり前だった時期もあります。
しかし、今のご時世、
差し入れが当たり前と思っている職人さんはまずいません。
無理に差し入れなどしようと考えなくて大丈夫です！
逆に気を遣ってしまいます・・。
それでも、気を使わずに差し入れをしたい場合は、
『ここに置いておきますので休憩の時に召し上がって下さい』
というのが、お互い干渉せずに済みます。
職人さんに何を差し入れした方が良いかはこちらの記事を参考にどうぞ
自宅のリフォーム 職人さんに菓子折りって必要？～職人さんに差し入れってした方が良い？～
一日の作業内容、工程を明確にする
お客さんの心情として意外と多いのが、
その日に何の工事を行うかがわからない！
という点。
通常、工事工程表があり、それに沿って作業をします。
工程表さえあれば、
・今日から別の業者さんがくる
・このお部屋の作業の続きをする
など、なんとなーく把握ができます。
しかし、
・職人さんが時間通りに来ない
→（道が混んでいた、急遽緊急対応に追われたなどの理由）
・急に知らない職人さんが来た
→（別工種の方が現地確認のために訪問に来たなど）
上記のようなイレギュラーが発生の際、
職人さんからすると、さも当たり前のような感じかもしれませんが、
お客さんからするとめっちゃ気になります。
こういった細かい現場の状況について
リフォーム会社の担当者は知りません。
蓋を開けてみたら、実はこんなことがあった
と、事後報告されることが多いです。
そうならない為にも、職人さんともお客さんとも
都度コミュニケーションをとるようにしておきましょう！
また、フルリノベーションのような大きな工事を行う場合は、
一度仮住まいも視野に入れるのもありだと思います。
そのぐらい住みながらの大きい工事は精神的に疲れてしまいます。
ですので、在宅工事で、かつ大きなリフォームを検討している場合は、
段階を踏みながらリフォームすることをおススメします。
まとめ
いかがでしょうか？
今回は、【住みながらリフォーム】在宅工事の注意点まとめ｜部屋ごとに仕上げる工程とトラブル回避術
というテーマでお話ししました！
住みながらリフォームをする場合、
どういったことに注意しておいた方が良いか、
知っているか知らないかで心構えが全然変わってきます。
何も知らない状態で、リフォームを行うと精神的に参ってしまう方がほとんどです。
住みながらリフォームをする場合は、
入念に工程、流れ、進め方、音が出る作業などしっかりと確認し、
気分転換ができるようなスケジュール管理をするようにしましょう！
下記の記事も参考にしてみて下さい！
物件購入 謄本の住所は新住所と旧住所どっち？住宅購入時の登記住所の選び方と注意点を解説
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