築年数がたっているアパートに子供の頃住んでいましたが、毎日ワンパクで暴れまくって周囲にめちゃくちゃ響いていたと思いますが、近所付き合いが良かったのでクレームになりませんでした。
皆さん近所付き合い大事!
どーも、Ponchaです(‘ω’)
お部屋探しをしているお客さんからよく聞かれるのが
マンションと
アパート
どちらの方が良いのか?
という質問。
何となくアパートとマンションのイメージって頭では浮かびますが
実際の定義とか説明してと言われてもなかなかできないですよね!
ということで今回は、
マンションとアパートどっちがいい?防音・家賃・ネット環境まで徹底比較【賃貸選び完全ガイド】
というテーマでお話ししたいと思います。
意外と皆さん勘違いしている建物の裏側についてもお話したいと思います。
マンション・アパートの構造やそれぞれの特徴についてお話をしたいと思います!
ちなみに、建物の構造についてや音に関しての記事はこちらを参考にして見て下さい。
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目次
マンションとアパートの定義って!?
アパート・マンションについてお話する前に、
まずマンションとアパートの定義についてお話ししたいと思います。
というのも、アメリカと日本ではマンションの意味がそもそも異なります。
アメリカのマンションというのは、
富裕層が住む超豪邸(大きな一戸建て)を差し、
賃貸住宅については、基本アパートという感じです!
今回は、日本のマンションとアパートについてお話をしていきます!
日本のアパートとマンションの定義なんですが
実は明確な定義がありません!
えーー!
ってなりますよね。
一応構造や階数などでこれはアパート、
この場合はマンション
という感じで決まりはあります。
国土交通省がマンションのストック数を調査する際は、
どれがマンションに該当しているかをちゃんと明確にしています。
マンション
階数が3階以上
構造がS造(鉄骨)・RC造(コンクリート造)・SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート増)
使用用途が共同住宅
アパート
階数が、2・3階
構造が木造、軽量鉄骨造
使用用途が共同住宅
となっております!
上記を基準にして考えるといいかと思います!
ちなみにRC造や木造などの構造って何と思う方は下記の記事を参考にしてみてください。
居住するうえで、マンションの方が音が響かない?
ざっとアパートとマンションの定義をお伝えしましたが、
ではどちらのほうが住みやすいのか?
となってきますが、
一つ基準となるのは、
音が響きにくいのはどちらなのか?
これは、自身が住むうえで、音がどのくらい響きやすいのか?
というのは、かなり重要ですよね?
特に賃貸住宅のトラブルでも音問題は非常に多いです!
では、実際に
マンション
アパート
どちらの方が音が響かないのか?
これは皆さん何となく予想できると思います。
一般的には構造がRC(コンクリート造)の
マンションの方が音は響きにくいです。
ただプロの不動産の方でも勘違いされている人がいるのですが、
マンションだからと言って必ずしも音が響きにくい!
というわけではありません。
ここか少し建物の裏側の話になるので、若干マニアックな話になりますが、もう少し詳細をお伝えしたいともいます!
ちなみに、音が響きやすいかどうかというのは、
床
壁
の構造がどうなっているかが大きなポイントです!
床と壁、それぞれどういう感じなのか見ていきましょう!
マンションの床は響きにくい!
まず床に関してなんですが、
これは皆さんがご存じのようにアパートとマンションで比べると
圧倒的にマンションの方が響きにくいです。
これはマンションの構造が関係してきます。
マンションの床は、基本すべてがコンクリートで作られています。
一方でアパートの床の構造は、木造やALC版であることが一般的です。
ALCとは
Autoclaved Lightweight aerated Concreteの略で、
すごーく簡単に言うと、軽量気泡コンクリートになります。
コンクリートではありますが、軽量かつ気泡があり、普通に音は響きやすいです・・。
音の性質上、
木造や気孔が多いALC版はコンクリートと比べて音を通しやすいです。
遮音という点から考えると
床がコンクリートで形成されているマンションの方が良いといえます。
マンションの壁は必ずしもコンクリートではない?
床については、とても分かりやすい判断なのですが、
壁については実は勘違いしている人が結構多いんです!
多くの人は、マンションの壁はコンクリートだから、アパートと違って音が響きにくいです!
と思っているかもしれませんが、実はかならずしも壁がコンクリートとは限りません!
え・・?
と思った方も多いはず。
これは不動産会社の方でも勘違いされている方が多いんです。
マンションだからと言って壁が全てコンクリートで造られているわけではありません。
コンクリート造というのは、
主要構造部分である
柱、
梁、
床、
屋根
そして、一部の壁
になります。
ここで言う一部の壁というのは、外壁や構造上必要となってくる耐力壁が該当します。
つまり、構造上必要でない壁については、わざわざコンクリートで造る必要がないんです。
全部の壁コンクリートなんかにしていたら、コストがかかって仕方ないですから・・。
ですので、構造上必要な壁はコンクリート、
それ以外はアパートと同様でボードなどで造作された壁なんです。
特にワンルームマンションで考えるとわかりやすいのですが、
間取りが小さい1Rや1Kのお部屋の場合
構造上必要な壁(コンクリート壁)というのは、3~4部屋ごとのスパンで設けられています。
例えを上げると
横並びに101号室から109号室の9部屋あった場合
103と104の間の壁、
106と107の間の壁
ここがコンクリートの壁になり、
他はボードで形成されている壁になります。
先ほども言いましたがボードで形成されている壁の遮音性のはアパートの壁とほぼほぼ一緒です。
なので壁に関しては、必ずしもマンションだから良いというわけではないんですね!
お部屋探しのプロである不動産会社の人ですら、この事実を知っている人は少ないです。
マニアックすぎますよね。
ちなみに壁が耐力壁なのかを調べるには、マンションを新築した時の設計図・構造図を見ないとわかりません。
叩いたら固いからコンクリートで出来ている!
といった感じで調べる方法はいくつかあるのですが、
ボードが貼ってあると正直構造図を見ないと判断が難しいです。
少しマニアックですが、あまり知られていない裏のお話です。
総合的に見てもアパートの方が音は響く!?
マンションの裏側を説明しましたが、
それでも全体を通して考えた時に、
音に関しては、圧倒的にマンションの方が性能が良いです。
というのも、
木造・軽量鉄骨の構造であるアパートはやっぱり音は響きます。
あくまで私個人の経験からの感想になりますが、
木造・軽量鉄骨のアパート
コンクリートのマンション
どちらも建築に携わりを、どちらも不動産管理してきました。
そのうえで私の体感をお伝えすると
音のクレームが多いのは、やっぱりアパートになります・・。
先程話したようにマンションの場合は、
隣の壁がボードだったとしても、
床
玄関周り
などはコンクリートになる為、外部からの音が響きにくいです。
対してアパートの場合は、
玄関・外壁などボードやパネルで張っているだけで中は空洞なのでよく響きますね。
床に関しても、コンクリートのように密度があるような床ではなく、
ALC版・木材である為どうしても響きます。
共用廊下の足音なども結構鮮明に聞こえてくることもあります。
音に敏感な方は、正直アパートはおススメできないですね!
最近のアパートは設備が充実している!?
一昔前までのアパートとマンションの印象は
アパートは建物が古臭くて、設備も古い!
マンションはセキュリティーもばっちりで綺麗で設備が充実している!
こんな感じのイメージが多いかと思います!
ただ、現在ではこれは完全に偏見です!
建物が古い、
設備が古い
というのは、アパート・マンションの問題ではなく
シンプルに築年数の問題です。
築年数が新しければ、設備も充実して綺麗なアパートはいっぱいあります。
逆に、築年数が古ければボロボロの設備でセキュリティーもガバガバのマンションだってあります。
設備の充実・綺麗さを求めるのであれば、
アパート・マンションではなく
築年数・実際に見て判断するほうが良いと言えます。
セキュリティー面ではマンションの方が良い?
一昔前までは
オートロックのアパートというのは、圧倒的に少なく、
マンションの方がセキュリティー面はよかったです。
しかしここ十数年でアパートも高級志向の建物を設計するようになり、
オートロックのアパートが増えました。
そのため、アパートの方がセキュリティーが悪いと一概には言えなくなってきました。
余談ですが、アパートでオートロックをつけるとなると
設計がちょっとめんどくさくはなります。。。
建物の管理はマンションの方がよい!
アパートのセキュリティーは向上しましたが、
建物全体の管理についは、
これはマンションの方が良いと言えますね!
アパートの場合は、基本建物全体を所有しているオーナーさんが管理か、管理会社に委託です!
対して、マンションは多くの場合で分譲であるため
各お部屋は購入した方が所有者になり、管理組合があります。
で、管理会社さんに管理は委託する形になりますが、
みな自分が所有している物件の価値は落としたくないので、ずさんな管理をしている管理会社であれば、
切り替え等行い、ちゃんと管理してくれるような管理会社にお願いをします!
また、全部のマンションではありませんが、
多くの場合で管理人さんが常駐していることが比較的多いです。
管理人さんが常駐している方が管理状態は良いといえます。
アパートの場合は、大体管理会社の担当者の巡回になります。
この巡回の頻度などは会社や担当者で大きく異なり、巡回であるがゆえに、管理が行き届いていないことが多々あります。
そのため、建物の管理体制はマンションの方が良いですね
同じ条件であればアパートの方が家賃が安い?
一昔前であれば、アパートとマンション、
同じ条件であればアパートの方が家賃が安い!
と断言出来たのですが、
ここ最近では正直何とも言えなくなってきました。
先ほどもお話しさせていただ来ましたが、
最近のアパートはデザインや設備など分譲マンションレベルまで上がってきています。
そのためここ近年建てられたマンションとアパートを比べても一概にアパートの方が安い!
とは言えなくなってきています。
自由度が高いアパート
マンションと比べてアパートは、
外壁や仕様など外観において、マンションより自由度が高いです。
最近のアパートの外壁は、オシャレでデザイン性のあるサイディングを使用しているものが多く、
見た目が非常にオシャレになりました。
ネット環境の融通はアパートの方がよい?
ここ最近建てられた建物であれば、ネット環境は非常に重要です!
マンションでもアパートでも、最近建てられた物件は、どちらもwifiや光回線が引き込まれていることが多いです。
しかし、一昔前の建物の場合は
新しくネット回線は、新規で引き込みをしないといけない場合が多いです。
特に築年数がたっている物件の場合は、
マンションよりアパートの方がネット回線を引き込みやすいです。
それは、所有者さんの問題と構造の問題にあります!
分譲マンション ⇒ 各部屋の方が所有者
結果、回線を個人で引き込みたいとなっても、管理組合の許可が必要だったします。
⇒時間もめちゃくちゃかかります・・。
対して、アパートの場合は、
オーナーさんが所有者ですので、オーナーさんの許可さえ取れれば、基本進めることができます!
⇒オーナーさんもできる限りネット回線など引き込みされている方が助かりますからね!
さらに構造面でも、マンションの場合はコンクリートになるため、
コンクリート内部にある電気配管を経由して回線を引き込みます!
築年数が古いと、電話回線しか対応できず、光回線が室内まで引き込めない!
ということがあります。
対して、アパートは木造や軽量鉄骨の構造が多いので、
共有部分から室内に引き込む際、壁を貫通させることで簡単に引き込みができます。
つまり、マンションの場合だと
管理組合に確認をし、許可が得られても、そもそも構造上引き込みができるのか?
という問題点がありますが、
アパートの場合、オーナーさんの許可が得られれば、
基本ネット回線を個人で室内まで引き込みができる!
といった感じになります!
ネット回線を新規で引き込むには階数制限がある!
余談にはなってしまいますが、
ネットの回線を新規で引き込む場合には、
消防法など諸々条件が存在し、
高い階数になると、そもそも外部から直接室内に新規でネットの回線を引き込むことが出来ません。
そのため、築年数がたっているマンションではネット新規引き込み不可の物件も少なくなりません。
それに比べて、階数が3階までアパートであれば、
ほぼほぼ新規でネット回線を引き込むことが出来ます。
詳しいネット回線の引き込みなどは下記の記事を参考にしてみてください。
賃貸住宅でネットが使えない部屋がある!?~ネット回線は事前工事が必要~
賃貸住宅の無料wifiの速度って早い?~ネット無料の部屋の注意点~
アパートとマンションの今後の比較の仕方
昔のように家賃が安いのはアパート!
セキュリティーが良いのはマンション!
と断言できなくなった現在です。
設備の充実度も正直全然変わらなくなってきましたからね!
個人的な見解にすぎませんが、今後のアパートとマンションの比較はズバリ
建物の性能!!
これが重要になってくると思います。
建物の性能というのは、設備が充実している・オシャレなどの見た目の話ではありません。
脱炭素・カーボンニュートラルに向けての住宅の性能のことです。
特に近年、
ZEH住宅
ZEBの建物
が徐々に普及し始めてきています。
さらに、現状で省エネ性能義務化に向けて政府も動き出しています。
技術が発展したことでコストパフォーマンスが優れた設備やオシャレな外観。
そうなると次に求められるのは、より住環境が優れた断熱・気密・省エネになるかと思います。
家にいる時間が増えたことによる住環境の見直し
今後はもっと住環境が優れた住宅が普及してくると言えます。
コロナ禍においての在宅勤務・リモートワークの普及し始め、
今でも、リモートワークがそのまま残っている会社さんも多いです!
さらに働き方をより充実させるために大手が徐々に採用している週休3日制度。
まさに家にいる時間が増え、より快適な住環境を求めつつ、どのようにして光熱費等の生活費を調整していくかが問われてくるかと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、
マンションとアパートどっちがいい?防音・家賃・ネット環境まで徹底比較【賃貸選び完全ガイド】
というテーマでお話させていただきました。
何となく皆さんが感じている部分もあれば、
実はそんな仕組みだったのか?
と初めて知る部分もあるかと思います。
最後にチラッとお話させていただきましたが、
今後のマンションとアパートの比較は、住環境や住宅性能にもっと目が向けてくるかと思います。
是非今一度自身の生活環境を考えてみてはいかがでしょうか!
建物の構造についてや音に関しての記事はこちらを参考にして見て下さい。
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