リフォーム業界に入った時、諸経費って何?って聞かれた時自分でもよくわからなくてテンパったのを今でもよく覚えてます・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
リフォーム工事に限らず、見積書を見たことがある人なら一度は目にしたことがある諸経費という項目。
シレッと記載してありますが、よくよく考えるとそもそも諸経費ってなんだ?ってなりますよね?
リフォームや建築業界でも諸経費は、当然のように見積書に記載してあります。
ということで今回は
リフォーム・リノベーションの諸経費って必要!?
というテーマでお話をしたいと思います!
リフォームや建築業界ですと、工事費の何パーセントという考え方が多く、詳細に内訳が記載されず、単純に金額だけが記載されています。
一応様々な部分で諸経費は発生してくるのですが、業界によって大きく異なるので、今回はリフォームに絞ってご説明したいと思います!
ただ、諸経費の細かい内訳については、多分どの業界でも一緒だと考えて大丈夫かと思います!
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近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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目次
そもそも諸経費とは!?
諸経費が〜といわれても、諸経費ってそもそも何なのでしょうか?
諸経費は業種によって大きく内容も異なってきますが、建設業界で今回はお話を進めたいと思います!
諸経費とは、その名の通りもろもろかかる経費のことです。
建築系の諸経費は、ほかの業種と比べて高いので、初見の方だと、
え?たか!!!
ってなることが多いのも事実・・。
諸経費は、純粋に工事にかかる費用以外の間接的にかかってくる費用のことです。
企業は慈善事業ではありませんから、利益をあげなければ会社として成り立っていきません。
その為、
・お客様と打ち合わせ
・現地に行き、調査や確認作業
などなど。
安全かつ契約に結び付くよう作業し、売り上げにつながるように動いています。
とはいえ、
・調査する時間
・交通費
・車で移動するのであればガソリンの費用
・見積書を作成するための労力
などなど。
実際にお客さんのリフォームにかかる費用以外にも、上記のような目に見えない作業を行っているわけです。
で、それらにかかる費用を諸経費としているわけです。
諸経費の金額の基準って!?
こうやってお話をすると、
あーたしかに、そうですね!
ってなんとなく納得ができるかと思いますが、実際諸経費の金額の基準ってどうなっているのでしょうか?
多くの場合が、工事費の◯%分となることが多いです。
ただ、いきなり諸経費は工事費の○%分!
って言われると、え?どんぶり勘定じゃね?
って思いますよね!
でも実はここ!大変重要です。
そもそも、諸経費の金額の基準ってなんだと思いますか?
・・・・。
実は適当です(笑)
私のブログもそこそこ見られるようになり、同じ業界の方からぶっちゃけ過ぎと文句言われる時があるので、一応誤解がないようにお伝えしておきます!
諸経費の金額の相場というのは、大体工事費の5~10パーセントの間ぐらいです。
工事費の〇%が諸経費という感じでうたったりはあまりしませんが、目安を作っておけば、諸経費について聞かれても答えやすいです。
実は利益の調整費だったり・・。
これをいうと本当に怒られちゃうのですが・・。
今お話したように、諸経費の金額って会社によって違いますし、結構適当なんですね。
じゃあ、なぜ項目として記載しているのか。
実は利益率を調整するためだったりします。
リフォームでの利益率と言われてもわかりにくいと思いますのでざっくりお伝えすると・・。
会社として今回のこのリフォームは、このぐらい利益は上げなさいよ?
という利益のパーセンテージです。
100万円の工事で対して、利益率が30%であれば、単純に30万円が利益!
ということです。
諸経費は、その利益率を調整するためによく使われたりします。
「諸経費は、工事代金の◯%で、諸経費には現場管理などが含まれています!」
なんて言われたら、多少高くても文句が言いづらいですからね。
とはいえ、
諸経費が高すぎる!!値引きしてください!
って言われると、諸経費で利益を確保しようと考えていたのに、諸経費が削られると利益率がガクッと下がってしまうリスクがあります。
そのため、会社さんによっては、諸経費という項目を作らず、各工事の項目内から利益率を確保するようにしている会社さんもあります。
勘違いがないようにお伝えしておくと、諸経費が入っている見積もりでも、基本的に各項目で利益を上乗せした金額になっています。
ここからもう少し深掘りをしていきます!
諸経費は必要!?
今お話したように、工事費で利益を取っているのであれば、諸経費なんてなくてもいいのでは?
と、思う方もいるかと思います!
確かに工事費の項目内で利益をとれていれば、諸経費って項目はなくてもすみますね!
とはいえ、リフォームというのは、
・現地確認をしたり、
・書類を作成したり
などなど、目には見えない一つ一つの行動に、お金や労力がかかっています。
つまり正確には諸経費って必要なんですね!
でも、見積書にあまり諸経費を乗っけ過ぎる(金額を上げ過ぎる)とつっこまれる対象になるので、注意した方が良いですね。
私も、見積書確認の相談を受けるとき、
見積書内の諸経費が、工事費の何パーセントに設定されているか、必ず見るようにしています。
過去に10%を超えた諸経費を見たことはないのですが、10%を超えてきたら、一度突っ込んでみてもいいかもしれません。
結局、諸経費は消せない?
結局のところ、諸経費という項目は消せるのか?
という点については。
結論から言いますと、正直難しいです。
企業側からすると消そうと思えば消せますが、先ほど言いましたように諸経費とは、
・交通費だったり、
・ガソリン代だったり、
・書類作成の労務だったり
と、目に見えない費用が色々含まれています。
上記のような説明をされたら流石に、納得せざる得ないですよね・・
むしろ諸経費の項目は消してください!
と言って、わかりましたとなる方が問題です!
消せるんだったら何で最初から書いてる?ってなりますからね。
ただ値段交渉をするという点でいえば、多少減額に応じてくれるかと思いますので、言うだけ言ってみるのはありかと思います!
企業としてはいかに経費を掛けないかが重要
経費は基本かかってくるものですが、いかに経費をかけないで仕事をするかは、企業としては重要になります。
経費を掛けなければ、その分支出が減りますから、効率よく仕事ができればトータルで考えると利益が上がったともいえます。
よく勘違いされる方がいるのですが、ただただ売り上げが上がっていればいいわけではなく、そこにかかったコストなどにも目を向ける必要はあります。
よくある例えが、
売上1億で、コストが9900万円だと利益100万円。
売上1000万円でも、コストが100万円だと利益は900万円
です。
どんなに大きな案件が取れて売り上げが上がっても、それだけに時間を掛けたり、経費をかけてしまっては、利益が上がらず、やる意味がなくなってしまいます。
少ない労力、経費で、いかに仕事をこなすかが、企業としては大事なところとなってきます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は
リフォーム・リノベーションの諸経費って必要!?
というテーマでお話させていただきました。
内訳がない分、どうしても怪しく思ってしまう諸経費。
実際諸経費が何かと説明されると納得できますが、それでもやっぱり、金額が高いと不信感を抱いてしまいますよね。
諸経費にかかる費用の裏付けなどは、しっかりと見積書を見た段階で何にどのくらいかかっているのかを確認したほうがいいですね!
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本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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