最近、ヨーロッパへ旅行が行きたくて仕方ないです!
が、高すぎる・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
ヨーロッパに旅行が行きたい衝動にかられたので、今回は海外のリフォーム・建築事情についてお話したいと思います!
なかなか海外の建築・リフォーム事情を知る機会がないかと思いますので、是非参考にしてみてください!
ということで今回は、
リフォーム大国、ヨーロッパのリフォーム事情
というテーマでお話ししたいと思います!
知らない方もいるかも知れませんが、ヨーロッパって実はめっちゃリフォームがとても盛んなんです。
特にドイツは、リフォーム大国とも呼ばれているぐらいですので!
断熱や住宅性能については、ヨーロッパの基準を参考にしている方も少なくありません!
ぜひ、日本との違いを比べてみてください!
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近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
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目次
ヨーロッパの建物は築年数が100年を超えている!?
ヨーロッパの建物をイメージしてくださいと言われると、
新築でピカピカな建物や町並みではなく、ノスタルジックで歴史あるような町並みをイメージするのではないでしょうか?
実際、そのイメージ通りで、ヨーロッパの建物って、築100年以上の建物がとても多いです。
築100年!?と驚かれる方も多いかもしれませんが、はっきり言って、日本のように築40年ぐらいで耐震的に問題と言っていること自体が本来あり得ないんですね・・・。
日本の築年数に関する記事についてはこちらを参考にして見て下さい
ヨーロッパ自体が、地震が少なく、気候に適しているとはいえ、さすがに築100年以上となれば、何もしないわけにもいきません。
しっかりとメンテナンスをしてあげることによって、100年以上たっても快適に過ごすことができるのです。
建物って建てたら終わりではなく、しっかりメンテナンスをしてあげることが非常に重要なんです!
リフォーム大国ヨーロッパ!
知らない方も多いかと思いますが、実はヨーロッパってリフォーム大国なんです!
そもそも、何故ヨーロッパはリフォームが盛んなのでしょうか?
ヨーロッパと一括りにしていますが、もちろん文化の違いや住宅に関する法律、政策、歴史や考え方と各国で違います。
細かい不動産事情おいて、ざっくりしとした建物に関する考え方をお話したいと思います!
築年数が100年以上だと、さすがに新築当時からそのままではとてもじゃないですが、住めたものではありません!
ちゃんとメンテナンスが必要です!
つまりリフォームが必要なんですね!
ヨーロッパの人たちは、日本のようにスクラップビルド
→壊しては建てる!
という感覚がなくて、住宅は四世代先まで引き継いでいく!
と言う考え方です!
また、ちょっとしたリフォーム作業はDIYでやっちゃおうという考えです!
欧米のアパートは、ある程度設備機器関係は完備されていますが、カーテンレールや棚などは、基本ない状態です。
となると、その辺の取付は自分たちでやらないければいけません。
このぐらいの作業を、職人さんにお願いしていたら、お金がいくらあっても足りません。
欧米の人たちは、このぐらいの作業は自分たちで全部やってしまいます。
一家に一台、電動ドライバーは、必需品です(*´з`)
とはいえ、自分でDIYってけっこう大変なんですよね!
私も、たまに手伝いで作業しますが、ぶっちゃけめんどくさいです(-_-;)
しかし、自分の家に愛着を持っている欧米の方は、自由に好きなようにカスタマイズできるDIYを楽しんでやります。
もしかすると、こういったDIYをやるから、家に愛着が持てるのかもしれませんね。
中には、間取り変更などの大掛かりなリフォームも、DIYでやっちゃう強者もいるぐらいです。
一般的に多いのは、簡単なところやできるところは自分たちでやり、重要なところや細かいところなどは、大工さんにお願いしてやってもらうという感じです。
リフォーム大国だけど、DIYが盛んな理由
ヨーロッパ、特にドイツはリフォーム大国と言われていますが、DIYもめちゃくちゃ盛んです!
知識もありますし、ある程度のことは自分たちで対応するという認識があります!
それには色々と事情があります!
この辺は日本と大きく異なるので、ちょっと面白いかもしれません!
業者を探すのが大変
DIYをする理由の一つとして挙げられるのが、悪徳業者がめっちゃ多い!
という点!
一昔前までは日本もそうでしたが、ヨーロッパでは悪徳業者がとても多い。
手口も、日本の悪徳業者と似ていて、
『ちょっと水漏れしているか点検しますよ!』といって、勝手に家を調べて、『水漏れしているので、今なおした方がいい!今なら安く直しますよ!』
といって、施工するように見せて、何もやらずお金だけもらって逃げるというやり口です。
日本は、現在訪問販売は法律で禁止されているうえに、リフォームの関心も強くなっているため、すぐに警戒されてしまいます。
同じように欧米にもそういう業者がいます。
欧米では、夜逃げ会社(A fly-by-night-company)と呼ばれています。
そのため、ヨーロッパの方は、近所の評判や、不動産の紹介、ホームセンター推薦しているリフォーム会社にお願いするのが一般的です!
日本の職人さんは、真面目!?いい加減な業者が多い欧米
今でこそ少なってきたのですが、欧米の大工など個人で請け負う仕事において、とてもいい加減な職人さんがとても多いです。
日本みたいに真面目かつ正直に仕事をする方は、なかなかいないみたいなんですね。
日本の働き方には色々と問題はありますが、それでも世界に通用する技術を持っているということは、誇らしいことですね(#^^#)
欧米も1960年以降は、詐欺まがいな業務を厳しく取り締まる動きが出てきて、不当な会社や欠陥が見つかった場合など、無償で補修を行うことを義務付けたり、悪質の場合は、業務停止や逮捕につながるような措置をとるようになりました。
そして、冒頭で言いましたように、欧米は家にとても愛着があり、住宅を100年以上は直しながら住むため、住宅に関わる仕事というのは不滅です。
腕のいい職人さんなどは、口コミや評判などから仕事が切れることがないのです。
イベントを挟むリフォームは要注意
今お話したように、日本の職人さんって本当に真面目です!
期日が間に合わなそうであれば、休みでも作業したり、休憩を短くしたりしてなんとか納期内に収めようとしてくれます!
が、これって本当に日本ぐらい!
これが良いか悪いかは別として、欧米に限らずですが各国イベントは、何よりも最優先します。
例えばですが、日本の建国記念日と言えば2月11日です。
日本人って、建国記念日を何気ない休日として過ごしがちですよね?
それに対して1月26日は、オーストラリアの建国記念日です。
通称オーストラリア・デイと呼ばれます。
その日は、オーストラリアの方々が、町一体でドンチャン騒ぎ!
聞くと、『今日の仕事は、祝うことだ!』
と言って騒いでいたのを覚えています!
見ていて、なかなか面白かったですし国を大切に思っているのが垣間見れた気がします。
話がそれてしまいましたが、他の国もイベントごとは何よりも最優先!
仕事もその限りではありません!
例えばクリスマスなど。
こういったイベントがある場合は、工事の材料や納品を事前にお願いしていようが、皆お休みになります。
日本では考えられないことですが、欧米では結構頻繁に起きます。
そういった、イベントを挟む場合は、事前に納入しておかないといけません!
さらに、職人さんもそんなイベント時に働いてなんていられないので、仕事が終わりきっていなかろうがお休みを取ることが多いです!
文化の違いですね!
欧米の方はどこをリフォームするのか?
築100年以上の建物が多い欧米では、特にどこをリフォームしているのか
セントラルヒーティング(暖房機器)の補修
サッシを2重ガラスに
貯水タンクの交換
以上があげられます。
この中で、馴染みがない用語がありますね。
それは、セントラルヒーティングです。
寒い国などでは、このセントラルヒーティングは必須です。
これは何?と思う方もいらっしゃると思うので簡単にご説明を。
すごく簡単に言うと、お湯の入った配管が床や壁に張り巡らされていて、壁の内側から温めてくれるといった暖房機器です。
日本では、床暖房などによく使われています。
(流石に壁まで張り巡らされていることは少ないですが)
日本の場合は、、電気の床暖房が主流になりつつありますが、セントラルヒーティングの床暖房は、電気の床暖房とは比にならないぐらい温かいです。
冬場は、裸足でフローリングの上を全然歩けますから。
このセントラルヒーティングについては、また機会があるときにでも詳しくお話します。
欧米の方は、何故リフォームが好きなのか。
そもそも、なんでヨーロッパはリフォーム大国と言われているのでしょうか?
それには、いくつか理由があります。
この辺も日本とは大きく異なり、文化の違いを感じます!
ハウスメーカーが存在しない!?
まず、ヨーロッパってハウスメーカーが多くありません!
ここ近年、日本の大手ハウスメーカーが海外展開をして少しずつその規模を拡大していますが、日本と比べて圧倒的にハウスメーカーが少ないです!
日本は、今やハウスメーカーの技術や安価な仕入れで、新築がかなり安い金額で建ちます。
しかし欧米の場合、新築をするより、リフォームをする方がはるかにコストが安いという考えだからです
ヨーロッパは気候などもありますが、とにかく住宅性能がめちゃくちゃ高いです!
断熱性能、気密性能、省エネ性能などなど。
先ほどお話ししたように、ヨーロッパでは四世代までもたせる住宅という考えがあるので、新築住宅にお金をかけ、あとはメンテナンスをしてなが〜く住むことを目的としています。
そのため、ハウスメーカーのように価格に見合った住宅性能という考え方があまりないんですね。
住宅性能をあげて住みやすい住宅にするのが当然。
だから新築はお金はかかるのは当然という考えなんですね!
また、新築よりタウンハウスのような伝統的な住宅の方が好む方が多いのも理由の一つです。
そして、築100年以上の建物は、設備なども古くそれなりに老朽物件となります。
そうすると、安い価格で購入ができます。
建物自体はそれなりの住宅性能があるので、あとはリフォームをして安い商品などを揃え、立派な内装にすればよい
という考えになります!
でさらに、売却するときは、設備機器・内装など新しくしているので、高額な金額で売りに出せる
という感じです。
で、売却したことによって生まれた利益でさらに立派な家を買うというのが、欧米のリフォームをする醍醐味でもあります。
また、売りに出さずとも賃貸として、高めの家賃設定にして貸し出す方も少なくありません。
このように、投資を目的としてリフォームをする方が多いのは、それを買おうとする需要が多いからです。
リフォーム工事を行っていれば、完成前にも関わらず、売ってくれないかという問い合わせは、しょっちゅうらしいです。
綺麗になった物件は、すぐに売れてしまうため我先にと問い合わせをしてくるみたいですね。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、リフォーム大国、ヨーロッパのリフォーム事情
というテーマでお話させていただきました。
視野を少し広げて世界を見てみると、また新たな発見がありますよね。
欧米の方が、リフォームを好むのは、単にリフォームが好きなのではなく、家族と共に過ごせる家にいることが好きなので、もっとよりよく過ごせるように、自分たちで工夫していった結果がリフォームに繋がったというだけです。
家族の時間を大切にする欧米の方は、仕事のやり方もメリハリがあります。
本質は、全てそういうところからきているのでしょう!
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