お客さんのキッチンの仕様を決めるのに、ショールームを二日間みっちり付き合ったことがあります。仕様が決まった瞬間、ちょっと涙が出そうになりました・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
お部屋のリフォーム・リノベーションする際は、
リフォームの内容を聞いてもらい、その後見積の提出、仕様を決めて、金額確定したら、請負契約をして工事着手!
という流れです。
しかし、リフォームの現場では、完全に仕様が決まり切っていない段階で、請負契約をすることがあります!
お客さんからすると、まだ仕様が決まり切っていないのに請負契約して大丈夫なの?
金額が変わった場合、どうなるの?
と不安になる方が結構います!
ということで今回は
お部屋のリフォーム 仕様が決まっていないのに請負契約して大丈夫?
というテーマでお話ししたいと思います!
結論から言っちゃうと、リフォームをやる予定であれば、私用・金額確定前に請負契約をしても大丈夫です!
ただ、注意点がありますよ!
という感じです!
では詳しくご説明したいと思います!
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近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。
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目次
リフォーム・リノベーションの流れ
まず今回のテーマのお話をする前に、イメージがしやすいように、
リフォーム、リノベーションをする際の全体の流れについて、ざっくりご紹介したいと思います!
①リフォーム会社さんに問い合わせ
②現地確認・要望のヒヤリング
③見積もり作成・提出
④仕様のすり合わせ・ショールーム見学等
⑤金額擦り合わせ
⑥請負契約締結
⑦工事着工・竣工
⑧引渡し
という流れです!
打合せの回数などは、内容や規模によって大きく異なります。
基本的には、上記のような流れでリフォーム・リノベーションを進めていきます。
仕様が決まる前に請負契約して大丈夫?
なんとなく、流れがつかめたところで本題に入りたいと思います!
本来の流れとして、
仕様・金額がすべて確定!!
となってから、請負契約を結び、工事に入る
になります。
しかし、現実ではなかなかそうもいきません。
金額や仕様が完全に決まり切っていない状態で、請負契約を結ぶことが多々あります。
お客さんからすると、
・まだ仕様が決まっていないのに契約しないといけないの?
・金額が減額になっても、この金額のまま契約になるの?
と不安になってしまいます!
リフォーム会社さん側から、先に請負契約をする理由をちゃんと説明するべきなんですが・・。
この辺の説明が抜けている営業マンがおり、結果もやもやした状態で請負契約をしちゃっているお客さんがいます。
実際のところ、大丈夫なのか?という点についてお話いたします!
結論から言うと、仕様が決まっていない状態で請負契約をすることは、特段問題ありません。
理由は下記の通り
・納期がかかる商品の手配を先行して行う必要がある
・職人さんの予定を早めに抑えておく必要がある
・仕様変更、金額変更しても、最終的に差額を精算できる
になります。
もう少し詳細を説明します!
契約しない限り、材料発注、職人手配が出来ない
請負契約を先行して行う理由として、
・材料発注
・職人さん手配
を早めに行いたい!というのがあります。
請負契約をしない限り、お客さんはリフォームをするか確定していないので、リフォーム会社さん側は、材料の発注や職人さんの手配が出来ないわけなんです。
契約もしていないのに、先に材料など発注すると、万が一お客さんが
『他のリフォーム会社さんでやることになりました!』
等でキャンセルになったら、発注した材料の支払いは誰がするのか?
ってお話になってしまうからです!
もちろん請負契約を交わしていないので、お客さんがキャンセルしたからと言って違約金など発生はしません。
結果、リフォーム会社さんがどこに使うかわからない材料を買い取る必要があるわけなんです。
こういったリスクを防ぐため、請負契約をした後でなければ、発注が出来ないわけなんですね。
先行して材料を発注する理由とは!?
お客さんによっては、全部の仕様や金額が確定してから契約し、その後発注ではダメなのか?
という疑問を持つ方がいるかもしれません。
もちろん、リフォーム・リノベーション工事を行う日程がいつでもよい!
という人であれば、すべてを確定してから契約。その後発注で問題ありません。
ただ、中には、
・家の事情でこの日までにはリフォームを終わらせたい
・引っ越しがあるので、この日までに終わらせてほしい
といった、工事完了日の期限の指定を受けることが多々あります。
この場合、すべてが確定してから契約をし、発注をすると
・材料の納期が間に合わない
・職人さんの手配がつかない
といった理由で、工事が期限内に終わらない可能性があります。
キッチンやお風呂というのは、受注生産の為、発注を受けてから2~3週間、
建具なども、サイズ変更で特注品の場合、発注を受けてから5日~2週間ほど
納期がかかります。
材料がなければ進められない工程もある為、その分工事の完成が遅れてしまいます。
また、職人さんについては、自身がくいっぱぐれないように、1~2か月ぐらい先まで仕事の予定を入れていることが多いです。
つまり、すべて確定してから契約をしたとしても、
そこから発注・手配をするため、1か月近く期間が空いてから、工事開始となる為、完成は数か月後になってしまいます。
特に引っ越しの兼ね合いがあるお客さんの場合は、契約後いかに早く工事着工できるかが重要になってきます。
そういう方は、ある程度仕様を決めた時点で、請負契約をして発注や手配を進めてもらった方が良いと言えます。
請負契約後、金額変更が発生した場合は!?
請負契約後、金額変更が発生した場合はどうなるのか?
これは、最終的な完工金にて差額を清算することになります。
リフォームや新築の場合、お客さんからお金をもらい、数週間~数か月、作って商品を提供します。
つまり数か月後に完成する商品の費用を、出来上がってから全額支払いする!
となると、建設業者、リフォーム業者は資金繰りが大変になってしまいます。
ですの、
・契約金
・着工金
・完工金
といった感じで、トータル金額を分割で支払う仕組みになっています。
リフォームも同様で、
契約した時に支払う、契約金
工事が始まった時に支払う、着工金
引き渡し時に支払う、完工金
があるので、請負代金に変更があっても、完工金で差額を調整することができるんですね!
増額となれば、完工金の支払いは増えますし、
減額となれば、完工金の支払いは減ります。
仕様が確定する前に請負契約をする際の注意点
仕様が確定する前に請負契約をしても大丈夫!
というのは、理解できたかと思いますが、何でもかんでもすぐに請負契約をすればよい!
というわけではありません。
全然内容が固まっていないのに、請負契約をしてしまうと、
・キャンセルが出来ない
・他のリフォーム会社さんに切り替えができない
といったことが発生してしまいます。
では、どのくらいまで内容が固まっていれば、請負契約をして大丈夫なのか?
・キッチンやお風呂といった住設の仕様がほぼ確定している
・リフォームの全体的なプランが確定している
・リフォームをする意思が固まっている
上記の内容まで固まっていれば、請負契約をして進めてもらった方が良いですね!
逆を言い返すと、
納期がかかるキッチンやお風呂の内容が決まっていないと、どのみち発注が出来ないので、請負契約を早めたところであまり意味がありません。
また、リフォームの全体のプランが固まっていないと、職人さんをどのくらい抑えておけば良いのか確定できないので、こちらもあまり意味がありません。
また、工事を急いでなければ、しっかり内容を固めてから契約する!
で問題ありません。
リフォームをいつまでに終わらせたいか?
リフォームの打合せや進め方は変わってきます!
引っ越しや完成時期に指定がある場合は、事前にお話ししておきましょう!
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、
お部屋のリフォーム 仕様が決まっていないのに請負契約しないといけない!?
というテーマでお話しさせていただきました。
リフォームは打合せだけでなく、工事を始めるまでにもタイムラグが発生します。
引っ越しなどで引き渡しをしてほしい時期が決まっている場合などは、材料や職人さんの手配の関係上、いつまでに請負契約を結ぶべきか、事前に確認しておくと良いです!
それに合わせて、商品や仕様をいつまでに決めるべきなのか、具体的に見えてきます!
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営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
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