昔、友達の家の床をDIYで上張りしたのですが、下手すぎて最終的に職人さんに仕上げてもらいました・・。
数日かかった作業を、半日でめっちゃ綺麗に仕上げてくれました!
やっぱりプロってすげえ!
どーも、ponchです(‘ω’)
フローリングのリフォームをしたい!
だけど、フローリングの張替って費用もかかるからな~
と思っている方も多いはず!
実はフローリングリフォームは、張替以外にも上張りという方法で、フローリングを新しくすることができます!
しかし、フローリングの上張りをするには色々と条件があります!
ということで今回は
フローリングの上張りとは?上張りをするための条件とは?
というテーマでお話ししたいと思います!
だいぶ踏み込んだお話になっているので、
・床暖房
・直貼りフローリング
のお部屋の方は、特に参考にしてみてください!
下記の記事も併せて読んでみてください!
フローリングリフォームの金額って!?~フローリングは張替!?上張り!?~
フローリングに関する記事はこちら
色々な部屋の床と建具の施工例~フローリングと建具のさまざまな施工例~
フローリングリフォーム費用ってどのくらいかかる?~フローリング材と施工費用~
単層・複層フローリングって!?~単層・複層の違いとメリットとデメリット~
関連記事はこちらになります。
2023年 中古住宅の住宅ローン控除の詳細について~控除額・築年数・要件とは!?~
壁紙の張替え費用ってどのくらい?~mと㎡の違い・張替えの規模で変わる!?~
不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
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下記よりも登録できます(‘ω’)
目次
フローリングリフォームは、検討事項が多い
フローリング張りのリフォームは、皆さんが思っている以上に検討すべき事項が多いです!
例えば、
・床が、フローリングなのか、別の素材なのか
・二重床か、直張りか
・床暖房はあるか
・上貼りする場合、段差ができるか
・どこまでリフォームするか
などです。
一見当たり前のような検討事項に思われるかもしれませんが、上記の内容一つ違うだけで
・施工方法
・使用する材料
・費用
が全然異なってくるんです!
費用については、こちらの記事を参考にどうぞ!
フローリングリフォーム費用ってどのくらいかかる?~フローリング材と施工費用~
フローリングの上貼りでコストダウン
フローリングのリフォームをするとなると・・
『今あるフローリングを撤去して~
下地を直して~
新規フローリングを張る!』
という感じで、フローリングの張替をイメージするかと思います!
フローリングの張替は、
既存のフローリングの撤去費用
廃材処分費
など、単純に張替の費用だけでなく、撤去費用などの別途費用が掛かってきてしまいます。
出来る限りコストを抑えてフローリングリフォームをしたい場合、どうすればよいか?
それが今回の本題である
フローリングの上張りができるかどうか?
を検討すると良いですね!
フローリングの上張りって!?
いきなりフローリングの上張りを~・・
なーんて言われてもそもそもフローリングの上張りって何かわかりません!
という方もいるかと思います!
フローリングの上張りとは、
現在貼ってあるフローリングの上に、そのまま新規のフローリングは貼ることです!
巾木やら段差などを考慮する必要がありますが、現在のフローリングの上に、エイヤーと貼っちゃう方法です!
既存のフローリングの上にそのまま張るので
・既存のフローリングの撤去費
・撤去した廃材の処分費
上記費用が発生しません。
また、そのまま張るだけですので、フローリング材も色々選ぶことができます!
こうやって聞くと、メリットだらけのフローリングの上張りですが、上張りを行う為には色々と条件をクリアする必要があります!
その辺について詳しくご説明したいと思います!
上貼りが出来ない場合ってどんな時
上張りが出来ない場合は下記の内容です!
※下記の内容でもできなくないですが、一般的におススメできない内容も含まれています!
①床暖房がある
②直張りのフローリングである
③段差が気になる・扉等が干渉する
④床が絨毯
お部屋が上記の場合は、色々と検討する必要があります!
といっても、
④の絨毯の場合は、どうやっても張替になります。
①~③の場合でも、実は上張りが出来ない!
というわけではありません!
③に関しては、建具の扉を削る(アンダーカット)することで扉の干渉を解決できます!
では
①床暖房がある
②直貼りフローリングである
場合はどうなるのか?
これについては、
・工事をしてくれる業者さん
・その施工方法知っているリフォーム会社さん
が限られますので、必ずしもできる!というわけではないのでご注意ください!
ただせっかくなので、①②について詳細をお話をしたいと思います!
サラッとご紹介しますが、意外と知らない職人さん、リフォーム会社さん多いので、是非参考にしてみてください!
①床暖房があるお部屋の場合
まず上張りはできない!
の代表例である床暖房があるお部屋について!
詳しくは下記の記事を参考にどうぞ!
フローリングリフォームの注意点~いろんな種類のフローリング~
基本的には、床暖房があるお部屋の場合、上張りは正直おすすめはしません!
というのも、床暖房は、
フローリングの下に床を暖める器具が設置されているので、
上張りをするとなると、さらにその上に床材を敷くことになるわけなんで、床暖房の機能が十分に発揮されなくなるんですね!
その辺を考慮しつつ、どうすれば上張りができるか?
それは、
床暖房対応の上張り材
を使用する!です。
子のフローリング材を使用すれば、床暖房の床にも上張りが可能です!
この床暖房対応の上張り材は、熱伝導が良いため、上張りをしてもちゃんと熱を伝えてくれるよ~
という商品なのです。
が、そもそも通常の床暖房の床でも、
冷たい床じゃない!
という程度であって、めちゃくちゃ温かくなるわけではありません!
※めちゃくちゃ温かくなったら、フローリング材がそもそも反れてしまう可能性があります・・。
いくら熱を伝えやすいフローリング材とはいえ、少なからず床暖房の効果が下がってしまうことは、認識しておいた方が良いですね!
また、通常のフローリング材より材料費が割高になってしまう!
というデメリットがあることも認識しておきましょう!
②直張りフローリングの場合
次は直貼りフローリングの場合についてです!
直張りフローリングのフローリング材とは、
フローリング自体に遮音性能を持たせている、フローリング材にクッションが接着されている商品です。
下記のようなフローリング材!
フローリング材にクッションがついている為、通常のフローリングに比べて遮音性能があるんですね!
基本的には、直貼りフローリング材は、マンションなどの共同住宅に使われるため、戸建てなどで使用されることはあまりありません。
直貼りフローリングの特徴は、フローリング本体にクッション材が接着されているので、歩くとブニョブニョするんですね!
マンションなどでなんか床がブニョブニョする場合は、直貼りフローリングであることがほとんどですね。
直貼りフローリングは原則上張りはできない
先にお伝えしておくと、直貼りフローリングの場合は、基本上張りはできません!
というのも、今お話ししたように、直貼りフローリングはクッション材が接着されているので、不陸が生じてしまいます。
そのため、上張りしようとすると、上張りするフローリングの接着や固定が上手く行かず、浮いてしまい施工不良の原因となってきます。
施工完成直後はよくても、しっかりした接着が出来ていないと、時間が経過するにつれて、気温の変化などで、徐々にフローリングの浮いてくる可能性があります。
結果1・2年後には、上張りしたフローリング材が浮いてきてしまうといったことが起きます。
直貼りフローリングでも上張りする方法
ただ、そんな直貼りフローリングでも上張りできる方法はあります!
が、念のためもう一度言っておきますが、あくまで直貼りフローリングの上張りはNGです。
たとえ上手く施工できても、時間がたつと施工不良になりやすいので、メーカーさんも施工する職人さんは基本OKを出しません。
あくまで自己責任といったところで判断してくださいね!
直貼りフローリングに対応した上張用フローリングを使う
そこそこ珍しい商品になるのですが、
直貼りフローリングに対応した上張り専用のフローリング材
があります。
私も過去に何度かその商品を使いましたが、数年たっていますが特段施工不良が起きたなどのお話はいただいておりません。
だからといって完全に安全!というのは正直何とも言えないですね・・。
というのも、大手フローリングメーカーさんは
施工不良が発生する可能性が高い
ということから、直貼りフローリング用の上張り材は扱っていないですね!
また、直貼りフローリングを上張りする施工する業者さんも限定されます!
直貼りフローリングを完全に固定する
これは、あまりおススメはしないやり方ですが、一応裏技的な感じでご紹介しておきます。
既存の直貼りフローリングが不陸を起こさないように、接着剤で完全に固定してしまい、その上に直貼りフローリングを敷いていくというやり方です。
既存のフローリングに切れ目を多数入れ、さらにその後、接着剤を散布して、がちがちに固定したら、新規のフローリングを施工します。
まあ、このやり方はこのやり方で、結構手間が掛かるのですが、新規で直貼りフローリングを撤去することを考えると安く済むやり方です。
これは、本当に裏技なので通常やっている人は少ないですし、恐らくやりたがらないと思います(笑)
フローリングは時間がたってから施工不良が出やすい
フローリングのお話しは何度かさせていただいてますが、その都度お話ししているのですが・・。
フローリングは、基本すぐには施工不良は出ません。
暑い夏、寒い冬
といった温度変化を何度か繰り返すことで、木材であるフローリング材に影響が出始めます。
さすがに、10年以上も経ってから施工不良と言われちゃうと経年劣化じゃない?
と言いたくなりますが、施工してから1年ぐらいで
・フローリングが浮いてくる
・隙間がめちゃくちゃできる
といった不具合が生じた場合は、施工不良の可能性が高いです!
フローリングは湿気で伸縮する
フローリングは木材です!
そのため、湿気や気温の影響で伸縮してしまいます。
下記の画像を見ていただくとわかりやすいですね!
めっちゃ盛り上がっていますね!
上記画像は夏場です!
冬場は全く盛り上がらないのですが、夏場になると湿気や気温の影響で盛り上がってしまいます。
フローリング材の性質も影響しますが、原因としては、
フローリングは隅っこまで、ぎちぎちに貼ってしまっている
からなんです!
フローリングを施工する場合は、多少の伸縮を考慮し、端部(壁など)にぴったりくっつけず、少しだけ隙間を作ってあげます。
※ちなみにその隙間を巾木で隠しています!
隙間を作らず、びっしり張りつめてしまうと、湿度などで、フローリングが伸びてしまった際に、納まりがきかなくなってしまい、画像のように浮いてきます。
一度浮いてしまったフローリングというのは、正直どうしようもなくなってしまいます。
一時的に補修することができても、また、湿度のある時期が来ると自然と浮いてきてしまうからです。
フローリングは、その場だけで判断せずに、1年を通して不具合がないかを見るのが理想的です。
まとめ
いかがでしょうか?
フローリングの上張りとは?上張りをするための条件とは?
というテーマでお話しさせていただきました!
フローリングのリフォームって実は結構考えることが多いんですね!
プロ目線のだいぶマニアックな記事になってしまいましたが、フローリングのリフォームって結構難しいです!
今回は上張りをする上で検討すべき内容について書かせていただきましたが、
2重床(置床)と直貼りの違いと見分け方~床リフォームの施工方法~
上記の記事も併せて読んでみてください!
フローリングに関する記事はこちら
色々な部屋の床と建具の施工例~フローリングと建具のさまざまな施工例~
フローリングリフォーム費用ってどのくらいかかる?~フローリング材と施工費用~
単層・複層フローリングって!?~単層・複層の違いとメリットとデメリット~
関連記事はこちらになります。
2023年 中古住宅の住宅ローン控除の詳細について~控除額・築年数・要件とは!?~
壁紙の張替え費用ってどのくらい?~mと㎡の違い・張替えの規模で変わる!?~
不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
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