最近の一番の悩みは、来年から成人式ってどうなるのかなーです。
どーも、ponchaです(‘ω’)
2022年4月1日から成人の定義が20歳から18歳に引き下げられます。
そのため、今年成人を迎える人は、自身で行えることが増えます。
ここでは不動産に関する内容として、売買契約・賃貸契約ってできるのか?
というテーマでお話ししたいと思います。
若くに契約等できるようになったが故に、若いという理由でキャンセルができなくなります。
しっかりとした情報を得て、詐欺のような契約には気を付けましょう!
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。
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目次
成人年齢が20歳から18歳に!
2022年4月1日より、成人年齢が20歳から18歳に引き下がります。
成人の定義が20歳から18歳に引き下がったことで、自身で行える範囲が増えました。
契約関係、ローン、国家資格の取得などなど。
ちなみに、お酒や煙草、競馬などは変わらず20歳になってからなので気を付けましょう。
あと、国民の義務である国民年金についても、変わらず20歳まではその義務を負いません。
余談ですが海外では大体、18歳からが成人なんですよね!
成人が20歳という国は、実は少数派だったりするわけです。
不動産購入ができるようになる!?
さっそく本題に行きたいと思います。
ちょいちょい聞かれるのですが、成人年齢が20歳から18歳になることで不動産購入はできるようになるのか?
という問い。
答えは、もちろんYES!
18歳からでも不動産購入ができるようになります。
注意していただきたいのが、不動産の売買契約が結べるようになったというわけで、必ずしも18歳になったからと言って不動産購入ができるというわけではありません。
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ローンは組めるけど、実際は難しい!?
不動産の購入はできるようになりますが、ここで問題があります。
購入資金となる住宅ローン、お金の借り入れができるのか?ということ。
ぶっちゃけかなり難しいと言えます。
そもそも18歳から不動産購入する人いる?ってお話がまず前提になりますが・・。
20代前半で不動産購入する人って、はっきりいってあんまりいません。
年齢が若いのに住宅購入できるとなると、スタートアップの会社経営者や著名人とかに限定されてきます。
さらに、購入時にそれなりの頭金を入れないと、金融機関としてはお金を貸してくれません。
一般の方が不動産購入をする場合は、大体住宅ローンを組みます。
金融機関は、その人が信用できる人なのか色々調べてお金を貸すか判断をします。
しかし年齢が低いと、その人の社会的信用がそもそもどのくらいなのか判断ができないんですね。
よく聞くのですが、年が若いと借り入れなどしていないから、お金を借りやすいと言いますが、決してそんなことはありません。
全く借り入れなどをしていない人より、過去に借り入れをしている、現在返済している人の方が金融機関としては安心ができます。
全く借り入れしていない人は、返済の前例がないため、この人が本当に返済してくれるかがわからなくてリスクがあるわけです。
こういうこともあって、成人が18歳に引き下がったからと言って、ローンを組んで住宅購入というのは、まだまだ難しいと言えます。
不動産売却は増える!?
18歳から不動産購入というのは、正直まだまだ先の話かなーと思いますが、不動産売却なら可能性はあると思っています。
親などから相続などで不動産を譲渡された場合ですね。
一昔前までは、若い人は不動産を譲渡されても、売るという選択肢を持っている方は非常に少なかったです。
ただ、近年徐々に若い世代のマネーリテラシーがあがり、不動産投資などに興味を持つ方が増えてきました。
譲渡された不動産を資産として所有しておくのか、タイミングを見て売却したほうが良いのかなど、考えている方が増えてきていますね!
そういった意味では、18歳からいきなり不動産売却とはなりにくいかもしれませんが、若いうちから不動産購入や売却を検討する人が増えてくるでしょう。
これから増えてくる18歳からのお部屋探し
不動産売買については、まだまだ現実味が帯びませんが、今後圧倒的に増えるのがお部屋探しである賃貸借契約!
18歳になり高校を卒業すると、進学、就職などで初めて実家を出る方も多いはず。
初めて一人暮らしをするとしても、今まで高校卒業後、20歳までは就職していても親契約の子入居という形でした。
しかし2022年4月からは、成年が18歳に引き下がることで、自身で賃貸借契約が行えるようになります。
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学生やアルバイトの賃貸借契約は難しい!?
注意しておいた方がいいのが、成人年齢が18歳になったからと言って、学生やアルバイトの場合、お部屋を借りるのは難しいということ。
これは18歳だからというわけではなく、成人年齢が20歳である現在でも、学生やアルバイトの状態でお部屋を借りるのが難しいです。
収入が安定しないからですね。
お部屋を借りる際、管理会社による審査が行われますが、大体その審査で落ちてしまいます。
詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
賃貸住宅の管理会社と仲介会社の違い~安心してお部屋探しをするためには~
今後18歳の新入社員による賃貸借契約が増える!?
では、18歳でもお部屋を借りれる条件とはなにか?
それは就職している、もしくは入社予定。
今後増えると思われるのが、18歳の新入社員による賃貸借契約です。
先ほども言いましたが、現在だと18歳で就職をして親元を離れようとしても、未成年扱いになるため賃貸借契約が結べませんでした。
18歳で親元を離れて生活するには、会社の寮に入るか、親契約にて部屋を借りるかでした。
しかし、成人年齢が18歳に引き下がったことで、18歳で就職できれば、自身でお部屋を借りて、一人暮らしができるようになるというわけです。
余談ですが、20歳の方の賃貸借契約ってあまり多くありません。
というのも、大学進学した方は基本そこから4年間学生です。
大学のキャンパスの事情で実家を離れたとしても、お部屋の賃貸借契約は親名義。
ですので、20歳になったとしても大体がまだ学生なんですね。
なので、初めてお部屋の契約をする場合は、大学を卒業して就職したタイミングである22歳なわけなんです。
18歳での賃貸借契約はまだまだハードルが高い
法律上18歳で契約はできるようになったからと言って、絶対にお部屋を借りれるわけではありません。
年齢が若すぎると、物件を所有しているオーナー・大家さんが若干警戒するからです。
イメージの問題もあるのですが、仕事を辞めてしまい家賃が払えなくなる。
といった印象を持ってしまうからです。
今までは18歳は未成年ということで親契約ですから、家賃の支払いはすべて親です。
そのため家賃が支払えないといった心配はありません。
しかし18歳で自身が契約者となった場合、仕事をやめて収入がなくなったからと言って毎月の家賃がなくなるわけではありません。
若ければ若いほど、離職率が高いと言われているので、そういったリスクを貸主は警戒しているんですね。
まだまだ前例がないため現在は警戒しがちですが、これから18歳の新入社員というのが一般的になってくれば、こういったことも解消されてくると思います。
まとめ
いかがでしょうか!
18歳になったことで自身で契約ができるようになりますが、まだまだ世間的な部分で不動産の契約はちょっとハードルが高かったりします。
若い子の未来を応援している私からすると、早いうちから責任というものを実感してどんどん成長してほしいなと思っています。
ただその場の雰囲気で契約してしまい、後悔してしまうといったことが今後増えそうなので、きちんと情報収集をして確認する習慣をつけてほしいと思いますね!
何かあればご相談にのります!
不動産の関連記事はこちらは
不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
賃貸住宅の管理会社と仲介会社の違い~安心してお部屋探しをするためには~
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