過去に注文住宅の社内検査の時、指摘が出ないぐらい完璧に仕上げました。
会社としては何かしら指摘あげたかったらしく、
何故かこの間取りは、よくない!って指摘されたことがありました。
いや、それは、あのー設計の方とお客さんに伝えてください・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
今回は、新築工事の仕上げ編その2ということで、内装の仕上げ工事や外壁工事についてご紹介したいと思います。
ちなみに、他の工程については、こちらを参考にして下さい
木造の新築工事 基礎工事の工程と流れ~基礎工事の工程は大体同じ流れ!?~
木造の新築工事 建て方の工程と流れ~事前の段取と工程管理が重要~
木造の新築工事の工程 建て方後の作業や流れ~建具・防水・下地・設備・断熱工事について~
木造の新築工事の工程 外装仕上げの流れと注意点~足場解体が工程短縮のカギ~
基礎から始まりやっと、仕上げ工事まで来ましたね~。
仕上げ工事まで進むと、竣工までの日にちとにらめっこになります。
各種検査のタイミングや引渡しの日程など。
ただ、仕上げ工事では、現場では設計図には記載しきれていない納まりや問題が起きます。
柔軟に対応できるように自分なりの納まりを確立しておいたり、状況によっては設計者と打ち合わせが必要になってきます!
ひとつ前の記事でも書きましたが、仕上げ工事は状況に応じて工程を変えながら臨機応変に対応していく必要があります。
ただ、工程を変更しても工期を先延ばしするのは、危険ですので工程を変更しても、譲れない場所の線引きは間違えないようにしましょう。
普段しっかりと業者さんに対応していたり、ちゃんとした段取りが組めていたら多少の無理難題も聞いてくれる人情味あふれる方々ばかりなので大丈夫です!
新築工事の工程表に関する記事
夢のマイホーム 購入するなら新築と中古どっちがいい?~新築と中古のメリットデメリット~
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リフォームの工程についての記事はこちら!
リフォーム工程表の作成の仕方~リフォーム全体の工事の流れを知る~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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外部と内部で多くの業者が作業する仕上げ工事
仕上げ工事始まると、外では外壁の仕上げ、中では造作工事といったように、仕上げ工事は外でも中でも作業をしています。
仕上げ工事をざっくりお話しすると
外部
・外壁工事→コーキング→樋
・屋根仕上げ
・バルコニー手すり設置
・足場解体→外構工事
内部
・造作工事→床工事→内装工事(壁紙など)
・器具付け
・家具設置
・クリーニング
といった感じ!
今回は、内部の仕上げについてお話ししたいと思います!
仕上げ工事になると、とにかくより多くの業種が作業します。
さらに、工程もより一層流れ作業になる為、一つの出戻りが大きく工程に影響が出てきます。
また、基礎工事などに比べて手直しはしやすいのですが、その分すべて仕上げとして目に見えてきてしまう為、気を遣って作業をする必要があります。
内部下地、造作工事、床工事
外壁工事と併合して行うのが、内部の下地工事、造作工事、床工事などです、主な工事内容としては、間仕切り壁や天井下地そして、ベニヤやボード張り。
以前もお話ししましたが、床工事を先行するか、壁や天井の下地工事を優先するかは、人によります。
RC造だと、基本は壁や天井を先行します。
木造だと、床を先行するほうが多いです。
どちらを先に行うかは、大工さんと打ち合わせをし決めたほうが良いと言えます。
ちなみに、床を先行する場合は、フローリングを敷き終わったタイミングで、しっかりと養生をしないと、
何かものを落したり、引きずったりして、フローリングが傷がつくので注意が必要です。
また、ベニヤやボードなど、かなりの枚数を使用しますので、運搬方法はもちろん、廃材のまとめ場所や処分するタイミング随時確認をしながら進める必要があります。
こういったことをしっかり決めておかないと、その辺にゴミが散らかっていたり、見た目が非常に悪いです。
私が今まで経験して感じでは、きれいな現場は比較的スムーズな工程で、ゴミが散乱している現場は、工程管理がめちゃくちゃな印象です。
多分比較的あっていると思います。
要は、管理ができているかどうかが現場に現れていると言えます。
自分が施主になった時は、こういったところにも目を配ってみるといいかもしれません。
仕上げ工事、家具工事
珪藻土やタイルなどもありますが、全部屋が珪藻土やタイルで仕上げることはあまりなく、一部屋もしくは、部分的に使用されることが多いです。
いずれにしても、造作工事が完了してから作業を行い、家具工事へと流れていきます。
しかし、状況に応じては、造作工事が終わった後に、追っかけで作業しないといけなかったり、同一日に作業をしないといけなかったりすることは日常茶飯事です。
工程の遅れは基本仕上げ工事に全てしわ寄せが来るため、上手く調整をしていかなければいけません。
同一日に作業するにしても、同じ場所で作業をさせなければ、大きな問題にはなりません。
搬入時間と作業エリアを指定して、必要に応じて先行して仕上げておくべき場所を事前に明確にし、伝えておけば、同一日にいろんな業者がかぶっても作業は進めることができます。
しかし、何も考えずに手あたり次第作業させていると、各業者の日取りがかぶった時に、それぞれが同じ場所を作業することになってしまい、結局作業が出来ないといったことになりますので、注意しましょう。
器具付け
内部が仕上がったら、各器具を設置していきます。
照明や住設機器などです。
照明の器具付けについては以前の記事を参考にして見て下さい
コンセントとスイッチのより良い配置の仕方~リフォームでの配線計画~
LED照明や引掛シーリングって!?~照明についての基礎知識~
特に住設機器は、物が大きく、仕上げ材を傷つけることが多々あります。
事前に部屋に搬入できればと思うのですが、部屋にあると邪魔な上に、逆に住設機器側が傷ついてしまうんですよね。
ちなみに、住設機器の設置も、大工さんが設置するのか、設備屋さんが行なうのか、それともメーカーが行うのか、会社や請負契約によって異なります。
メーカーが行う場合は、現場に乗り込むのは初めてになるため、事前に現場状況を伝えておく必要があります。
また、設置前に各住設機器がしっかり納まるか有効寸法を確認しておきましょう。
取付をするタイミングで、寸法が足らず納まりません。
といったトラブルは結構耳にします。
器具付けは、工程でも最後の段階ですので、ここから手直しをするとなると、各検査に間に合わなくなる場合があります。
そういったことを避けるためにも、事前確認はとても重要になります。
クリーニングと検査
作業が終わればクリーニングと各種検査になります。
クリーニング
クリーニングは、検査前に見栄えをよくするため簡易的に入れたり、最後の最後にいっぺんに行ったりその現場によって変わります。
各検査は、工程の余裕を見つつ、指摘された手直しの工程も考えた日程で行うようにしましょう。
ちなみにクリーニングについてはこちらの記事をどうぞ!
クリーニング・美装工事ってどこまで行うの!?~物件や内容で仕上がりが変わる~
リフォーム後のクリーニングは必要!?~クリーニング・美装工事の費用や必要性~
作業が終わりに来れば、様々な検査を行う必要があります。
余談ですが、新築のクリーニングは比較的簡易的な場合が多いです。
というのも、全てが新しいので基本は現場のチリやほこりを拭き取ったりするのがメインです。
中には、施工会社の担当者が掃除しているというお話も聞いたことがあります。
クリーニングでいうと、新しいものだけでなく、既存のものも綺麗にしないといけない、リフォームの場合が一番大変で技術が必要とされますね。
各種検査
リフォームをやっている方にはあまりなじみがないのですが、新築の場合は役所や第三者による完了検査、消防検査、
そして、社内で行う社内検査、そしてお客さんに確認してもらう施主検査があります。
完了検査・消防検査・社内検査などのタイミングは会社によって微妙に変わります。
社内検査を公的検査より先に行う場合もあれば、後に行う場合もあります。
これは現場によっても変わると思います。
検査のタイミングまでに工事が完了してあることが前提です。
工程管理がきちんとされていないと、検査の日なのにもかかわらずがっつり作業をしていることがあります。
検査を行うのは人なので、検査に来たタイミングで作業が終わっていれば印象はいいですし、逆に検査中でも作業をしているとあれこれ指摘をしたくなるものです。
検査前日に作業が終わる工程ではなく、検査の何日か前ぐらいに作業が終わる工程にしておいた方が正直いいでしょう。
ちなみに、こういったテクニックはこちらの記事を参考にどうぞ!
まとめ
いかがでしょうか?
なかなか、現場に出向いてみたり、意識してみたりすることはあまりないと思いますが、こうして、少し内容を知ってから現場を見ると、あーやっているんだーなどと、ちょっと楽しくなります。
家を建てたりする時は、出来上がったものだけを見るのではなく、その過程で様々な人たちが協力し合い、作り上げていることを、是非感じていただければと思います。
ちなみに、他の工程については、こちらを参考にして下さい
木造の新築工事 基礎工事の工程と流れ~基礎工事の工程は大体同じ流れ!?~
木造の新築工事 建て方の工程と流れ~事前の段取と工程管理が重要~
木造の新築工事の工程 建て方後の作業や流れ~建具・防水・下地・設備・断熱工事について~
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リフォームの工程についての記事はこちら!
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近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
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本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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