毎回利益率ギリギリを攻めた見積もりをしていたため、現場で一つでも抜けがあると、即赤字・・。
何度怒られたか・・・。
そのお陰で、抜けがないよう見積書のチェックの目がめちゃくちゃ鍛えられました!
どーも、Ponchaです(‘ω’)
リフォームの見積が適正かどうか確認してほしいといった依頼をよく受けます!
そのおかげで、今までかなりの数の見積書を見てきました。
見積書ってリフォーム会社さんだけでなく、担当者ごとでも書き方は全然違います。
そうなると初めて見積書を見る方からするとどこをどう見たらよいかわからなくなりますよね!
ということで今回は
リフォームの見積書の見方とカラクリ
というテーマでお話したいと思います!
見積書を見るときはちょっとしたコツがあります!
今回はどちらかと言うと、お客さんはここを気にしていますよ?だから、見積書ってこうやって作るのがいいよね〜
と請け負う側(リフォーム会社)視点でのお話になるかなーと思います!
見積もりを作り慣れていない方にも参考になりますので、ぜひ確認してみてください!
また、お客さんとしてもここは確認しておいたほうがいいよ!
というポイントも記載しております!
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相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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目次
見積書の記載の仕方は人それぞれ
リフォームの見積書をよく確認しましょう!
と言われても、正直リフォームって何度もやるわけでもないし、どこをどう確認すればよいかわからないですよね?
すべてのリフォームの見積書が同じ書き方であれば、ここに注意して見ましょう!
というお話ができるのでが、見積書の記載の仕方って実は人それぞれバラバラなんです!
会社によって見積書の書式が異なるので、見積書の記載の仕方が違うのは理解できると思いますが、
同じ会社でも、担当者によって見積書の記載の仕方は異なります。
更にいうと、リフォームの内容によって見積書の記載の仕方が異なります。
というよりも、リフォームの内容に応じて記載の仕方を変えないと、とても見にくい見積書になってしまうんですね!
どのように見積書を記載したほうが良いのかを確認してみましょう!
見積書の内容は、細かすぎても、大雑把すぎてもNG
お客様に提示されている見積書は主に、
・工事内容
・材料費
・施工費
・経費
といった内容で金額がそれぞれ記載されています。
個人的には、細かく書いてある見積書のほうが細かく確認がしやすいので、細ければ細かいほうがいいのですが、見積書の捉え方は本当に人それぞれです。
事細かく書いてある見積書を見て、
細かすぎてわからない
という人もいます。
逆に、まとめて記載されている見積書を見て、
大雑把すぎて内容がわからない
という人もいます。
極端な例でいうと、
下地の間柱にビスを打つ金額 一箇所 10円
・・・。
こんな感じで見積書を作っていたら、とんでもない量の見積書になります。
これはもっとコンパクトにしてほしいですね!
逆に、フルリノベーションをするのにもかからず
造作工事 300万円
・・・
これはこれで、300万円には一体なんの費用が含まれていて、なぜ300万円なのかわからないですよね。
つまり見積書は、細かすぎず、大雑把過ぎないぐらいがちょうどいいです。
細かく書けば、なぜ同じような項目が複数あるのか?
大雑把に書けば、なぜこの項目はこんなに高いのか?
といって質問が飛びます。
質問が飛んでくればまだいいのですが、相見積もりを取っていて、他社のほうが安い場合、見積書を見ただけで判断されかねません。
うまく塩梅を考えて見積もりの項目を記載したほうがいいでしょう!
見積書の内容はしっかり理解する
見積書の内容はしっかり理解する!
と言われると、お客さん側のお話に聞こえるかもしれませんが、違います!
見積書を作成するリフォーム会社さんに伝えています!
いやいや、見積書を作成しているんだから内容を把握していますよね?
と思いますよね?
そう合ってほしいものです!
が、現実はそうとは限りません!
職人さんや業者さんからもらった工事の見積書にリフォーム会社分の利益を上乗せして、お客さんに出す見積書には、内容をそのまま転記する担当者さんが少なからずいます。
内容もよく見ず転記しているので、お客さんから質問があったとき答えられなかったりするわけなんですね!
しっかり内容を把握して上で、見積書を作成するようにしましょう!
また、見積書に記載する内容で、
・今回行う工事
・今回は既存のまま
というのをしっかりと分かるようにしておきましょう。
特にリフォームは既存の箇所とリフォームする場所がでてきます。
そのため、ここまではリフォームします、でもここは既存のままです!
と、お客さんに伝えておかないと、お客さんからするとやってもらえるもんだと思っていた!
となりかねません。
もちろん記載していない内容については、リフォーム内容に含まれません。
と見積書に書いてありますが、それだけではお客さんがちゃんと認識してくれません。
クレームになったときに、もちろん言い返せますが、顧客満足度は下がってしまいますね・・。
他にも、見積書に詳細の工事を記載することで後で見返した際、工事を行うのかどうかを確認することができます。
これはリフォームに限らず新築でも該当しますが、
今回の契約に、この工事は含まれているのかどうか
確認する時に見積書を用います。
見積書ってお客さんに提出して、契約したら見なくなるものではありません。
見積書は、契約した後も工事が完了するまで常に確認するために使用します。
つまり見積書の項目を1式でまとめすぎていると、自身で確認した際にどのような内訳になっているかわからなくなってしまいます。
そうならないためにも、見積書には、ある程度の詳細を記載したほうが良いです。
商品の寸法や品番は記載しておく
これも人によって違うのですが、
商品の寸法や品番などは基本全て載せ他方が良いです。
(これは完全に人それぞれです。)
お客様に対してもどの商品を選定したかがわかるというのもありますが、
商品の寸法や品番を記載すると、自身で商品を発注する時にめちゃくちゃ楽です。
あとは、商品の発注ミスを防ぐことができます。
というのも、見積書を提出した後、お客様は一度検討をするため、次の打ち合わせまでタイムラグが発生します。
その後契約となったとしても、数週間前に決めた商品の品番を覚えている人は、正直多くありません。
下手すると、内容も隅々まで覚えていません。
その時に、見積書に商品の寸法や品番を記載していれば、そこから発注もかけれますし、確認もすることができます。
これは、お客さん側でもリフォーム会社さんが間違いな異様にするためと、ちゃんとこの商品を選定したよというエビデンスを残しておいたほうが良いです!
ですので、商品の品番等記載されていない場合は、記載するようにお願いしたほうが良いです。
見積書作成の段階で、工事工程も把握しておく
意外とやっている人が少ないのですが、見積書を作成する段階で工事の工程を考えることです。
見積を出すということは、
・どの商品を使い、
・どのように工事を行い
・その工事がどのくらいの日数がかかるか
をざっくり理解しておかなければ見積書は作れません。
本当に叩き台レベルの見積書であれば仕方ありませんが、
はっきりプランも出来上がっていて、商品の仕様なども決めていく見積書の場合では、工程表もある程度作って考えたほうがよいです。
でなければ、正確な見積書をつくることができないからです。
私も色んな方から依頼された見積書を見るときに、工事の人工を計算しますが、多くの場合がかなり適当に計算されている場合がほとんどです。
おそらく人工計算をせずに、とりあえず作業箇所で計算をしてその合計がいくらになるかで予算を確保している場合がほとんどです。
そのため、見積書だからと言って、どんぶり勘定でつくる見積書は、利益が物凄い取れる時と全く取れない時とかなりばらつきがあります。
もちろん見積の段階で工程まで考えるとなると、労力がかなりかかります。
しかも、労力をかけたあげく契約にまで至らなかった場合、その分の労力が水の泡になってしまいます。
しかし、労力を注いでいる感じは必ずお客様に伝わります。
商売はやはり、人と人とのつながりですので、無駄を省いて作業することも大事ですが、労力を掛けなければいけないところは、しっかり労力をかけたほうがいいです。
見積書の金額は、見せ方で変えている
これは会社によって違うので何とも言えないのですが、見積書の金額と原価は分けて考えられていることが多いです。
ここについては、かなり専門的な部分になりますので、興味ある方だけ見て下さい。
見積書の金額は、見せ方をかなり気にします。
例えばですが、
リフォーム金額100万円で、原価が80万円だったとし、利益が20万円(20%)でるように見積もりを作った場合で考えましょう!
単純にすべての項目に対して、利益が20%とれるように、見積書を作成すると、金額が高い工事だけやたらと高く見えてしまいます。
もう少し具体的な金額でみてみましょう。
内訳が
大工工事 50万円(原価40万円)利益率20%
設備工事 30万円(原価24万円)利益率20%
内装工事 20万円(原価16万円)利益率20%
上記をそれぞれ利益20%取れるように見積書を作成すると、大工工事がちょっと高く見えますよね?
これを
大工工事 40万円(原価40万円)利益率0%
設備工事 35万円(原価24万円)利益率32%
内装工事 25万円(原価16万円)利益率36%
こうすると、バランスが良くなり、あまり金額が気になりなくなりましたよね?
これはかなり極端な例ですが、このように見せ方を工夫して出しているわけなんですね!
そもそも、なぜこんなことをするか・・。
やはり高い金額の項目は、すぐに目に入ります。
別にぼったくったりをするわけではなく、かかってしまうものは、かかってしまいます。
しかし、これはこのぐらいかかるんですよ?
と説明をしても、相場などを知らないお客さんからすると、なかなか納得できないものです。
そこから徐々に他の項目も実は高いんじゃないかという、不信感を抱き始めてしまう人がいます。
見積の段階でそうなってしまうと、その不信感を拭い去るのは、容易ではありません。
たった一つの項目だけで、簡単に信頼されなくなります。
時と場合にあわせて、見せ方を調整したほうが良いかと思います。
見積書の書き方は、内容によって変える
見積書の項目ですが、
単純に1式としてまとめてしまった方がいい場合と、
事細かに内訳を記載したほうがいい場合
があります。
商品などは、先ほど言いましたように、細かく記載したほうが良いです。
工事などについては、細かい項目がいっぱいあるのであれば、1式にした方がいいでしょう。
これの取付は1000円、あれは3000円、こっちは5000円と細かい内容を一つ一つ項目で分けると、見づらい上に、
『この取付5000円もするんですか?』
などとツッコまれることになります。
であれば、1式いくらと記載をし、どんな内容かを小項目などで記載したほうが見やすく納得もできます。
やはり、これも見せ方ですね(^^♪
まとめ
いかがでしょうか?
今回は
リフォームの見積書の見方とカラクリ
というテーマでお話しさせていただきました!
今回は、請け負う側の視点でメインを説明していきましたが、内容については、請け負う側も発注する側も知っておいた方がいいですね!
見積書は単に金額だけでなく、内容も大きく影響してきます。
見慣れない内容・文字・数字ばかりなので、難しいような印象ですが、落ち着いて、確認してみると書いてあることは、意外と何が書いてあるかわかります!
その上でわからない項目があれば、きいてみるとよいでしょう!
そうすれば、金額だけでなく項目や内容も頭に入ってきてリフォームがもっと楽しくなりますよ!
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営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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