ネット銀行ってつい最近稼働したかと思っていましたが、日本最初のネット銀行って2000年からと知りました!当時の記憶が全くない・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
低金利が続いている住宅ローン!
多くの方が住宅購入する上で住宅ローンを利用すると思います。
いざ、住宅ローンを利用としようとしても、そもそも借入をする銀行の良し悪しなんてわからないですよね・・。
となると、まず真っ先に確認するのが、金利!!
金利が圧倒的に低いのは、何といってもネット銀行!
でも、実はネット銀行って注意すべきポイントがいくつかあります!
ということで今回は、
ネット銀行って本審査に落ちやすい!?
というテーマでお話ししたいと思います!
今では、当たり前のように利用されているネット銀行!
非対面で無駄な来店を省いた今のニーズに合った金融機関です。
お客さんからすると、そんな金利が安いネット銀行にしたがりますが、実は不動産会社の方はネット銀行を嫌う傾向にあります!
その辺の裏話をご説明したいと思います!
関連記事はこちら
住宅ローン 保証料と事務手数料の違いって!?~ネット銀行は保証料がかからない!?~
住宅ローン、建物や土地も審査対象!?~その人の属性だけが審査対象じゃない?~
住宅ローン控除に必要なお部屋の面積とは?~登記簿面積と壁芯面積とは!?
住宅購入 物件価格以外にかかる費用って何!?~諸費用の内訳を知る~
近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
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目次
金利が安く、人気が高いネット銀行!
低金利が続く現在、圧倒的な低金利で住宅ローンを提供しているネット銀行!
住宅ローンで、まず考えるのは金利ですからね!
で、金利ランキングでは常に上位を占めているのがネット銀行!
有名なところで言うと、
・auじぶん銀行
・住信SBIネット銀行
・住信SBI銀行
・PayPay銀行
・ソニー銀行
が、挙がられます!
何故ネット銀行は金利が低いのか!?
ネット銀行がこれだけ普及しているので、何故ネット銀行が低金利でいられるのか、なんとなくご存じですよね?
ネット銀行は、そもそもインターネットバンキングのサービスのみに特化しています!
つまり、自社の店舗やATMなどを持たないようにしているので、人件費や維持費などの経費を抑えているなんですね!
そのコストカットを徹底することで、低い金利でも十分利益が出せるというわけです。
ネット銀行の住宅ローンって本審査に落ちやすい!?
ネット銀行の住宅ローンについて、概要をお伝えしたところで、早速本題に入りたいと思います!
ネット銀行の住宅ローンって実は本審査で落ちやすいんです!
そりゃー審査を行うわけだから、落ちることもあるでしょ?
と思った方も多いと思いますが、ネット銀行は店舗を構えている銀行さんに比べて、本審査で落ちる確率が圧倒的に多いです!
その辺について、もう少し深堀していきますね!
住宅ローンの審査には、事前審査と本審査がある
詳細をお話しする前に、住宅ローンの審査の流れについてご説明します!
住宅ローンを利用するには、
・事前審査
・本審査
2回行うことがほとんどです!
事前審査は、不動産売買契約をする前に行います。
本審査は、不動産売買契約後に行います。
不動産購入の流れについて詳細を知りたい方は下記の記事を参考にどうぞ!
不動産購入の流れ~初めてのマイホーム購入(中古マンション・戸建て編)~
通常の事前審査では、ざっくりお客さんの概要と建物の概要を金融機関が確認します!
滞納や金融事故の有無、属性、建物の大きさや立地などなど。
ざっくりとはいえ、事前審査の段階でそれなりの内容を調べます。
そのため、事前審査が通っていれば、多くの場合が本審査も通る可能性が高いです!
ちなみに、事前審査が通っているのに、本審査に落ちてしまう場合はどんな場合か。
・健康状態に問題がある
・事前審査と本審査とで、内容に相違がある(転職した・借入をしたなど)
・物件に告知事項があった
などが挙げられます。
この辺については、また別の記事で書きたいと思います!
上記の内容が通っていれば、多くの場合本審査も通過します。
ネット銀行は何故本審査で落ちやすいのか!?
では何故、ネット銀行は、事前審査も通過しているのに、本審査で落ちやすいのか?
ネット銀行の事前審査は、他の金融機関と比べて審査のスピードが比較的早いです。
また、事前審査を通過する可能性は、私の経験からすると他の銀行と同じか、それ以上です!
要は、ネット銀行の事前審査は、結構簡易的で、比較的通りやすいんですね!
必要な書類を提出、その他必要なポイントを確認できれば大体通過できるイメージです!
事前審査ではある程度簡易的だったのに、
ネット銀行の本審査は、店舗を構える金融機関と比べて厳しめです!
ネット銀行は、最初から最後まで非対面で行うため、書類などでしかその人を確認することができません。
これは、銀行側としても大きなリスクです。
そのため、本審査では事前審査とは打って変わって、より厳密な審査が行われます。
事前審査は、他より緩めだけど、
本審査は、他より厳しめ
となると、そりゃあ本審査で落ちる可能性は高いですよね・・。
なので、ネット銀行で住宅ローンを利用する方は、事前審査を通過したからと言って、油断しないようにしましょう!
ネット銀行は不動産会社から嫌がられている!?
金利が安く、利用する方に圧倒的な人気があるネット銀行ですが、不動産会社からは、あまり好まれていません。
ネット銀行が良いとおススメしている方は、ファイナンシャルプランナーの方に多い気がします。
不動産会社の方で一発目からネット銀行をゴリゴリに推す方は、いなくはないのですが、少ない印象です。
では何故ネット銀行は、不動産会社から嫌がられるのか?
それは、今ご説明したように、本審査で落ちやすいからです!
本審査で落ちてしまうと、再度別の銀行で審査をやり直したり、最悪の場合、住宅購入自体が出来なくなってしまいます。
不動産会社さんは、決済が終わって初めて売り上げとなるので、本審査で落ちやすいネット銀行はリスクでしかないんですよね・・。
多くの不動産営業マンって売り上げのことしか考えてないですからね・・。
とはいえ、気持ちはわかります。
物件提案、案内、契約の為の調査、契約書作成などなど行い、審査が通らなかったので、購入できない・・
となると、今までの作業すべて無駄だったとなりますからね・・。
ネット銀行以外でも、本審査に落ちてしまうことは有ります。
が、それでも他の銀行に比べて圧倒的に落ちるリスクがあるネット銀行は嫌がられる傾向にあります!
スケジュールが読みづらい
ネット銀行が嫌がられるもう一つの理由として、スケジュールが読みにくい!
が上げられます。
問題がなければ比較的審査が早いネット銀行ですが、書類不備・追加書類などがあると一気にスピードが落ちます。
窓口がある金融機関ですと、担当者がいる為、ある程度進捗などを確認できるのですが、ネット銀行の場合、そういった詳細の進捗が不明確です。
スケジュール感がわからないというのは、不動産会社さんとしては、大変やりづらいです。
決済日の最終決定、関係者へのアナウンスなどなど、なかなか先に進めることができません。
本審査の承認されたタイミングによっては日程を再度調整しなおし
といったケースが発生することもあります。
融資特約による解除の記載を嫌がられる
これは、ちょっとブラックなお話です。
不動産売買の契約をする際、万が一
・住宅ローンの審査が通らなかった、
・審査は通ったけど減額になった
となってしまった場合、一定期間の間であれば、契約を白紙解除にすることができる制度があります。
これは、シンプルに住宅ローンの審査が通らなかったのに、住宅を購入ってそもそも無理だよね。
ってことで、買主さんを保護する為です!
この制度を融資特約による解除と言います。
詳細はこちらの記事をどうぞ
住宅購入 契約したけどローンが通らない!?契約解除できる?~融資特約の基礎知識~
この特約を利用するには、色々条件がありますが、契約書や重説に住宅ローンを利用する銀行を記載する必要があります。
ちなみに、融資特約による解除をするために記載した銀行以外の銀行も利用することできます。
融資特約による解除ができる銀行がどこかを記載しておくだけなので。
ここで勘の鋭い人は気づいたかもしれません!
ネット銀行のように、事前審査は通っても本審査が厳しい金融機関を記載すると、契約を白紙解除できる可能性が高まってしまうんです。
一番困るのが、不動産会社さんや売主さんなんですね!
不動産会社としては、売り上げがなくなる
売主さんとしては、せっかくの売却がまた一から
となるからです・・。
そういった契約解除のリスクをできる限り減らすために、ネット銀行以外の金融機関の記載をさせる不動産会社がいます。
もちろん、不動産仲介会社はそんな指定は出来ません。
これは主に、売主さんが不動産会社さんの場合ですね。
売主として、それを条件であれば契約します!
といった感じで交渉してくるわけなんですね~
事前審査では、2~3つの銀行を利用するのが一般的なので、別の銀行でも代替は可能です。
ただし、
本命のネット銀行を融資特約による解除の欄に記載をせず、
第二希望の銀行を記載し、下記のような結果になると
本命のネット銀行→非承認
第二希望の銀行→承認
本命のネット銀行が落ちたからやっぱり契約辞めたい!
と言っても、融資特約による解除が利用できず、違約金や手付解除などで契約解除するしかなくなります。
この場合の選択肢は、
・違約金や手付解除による契約解除(ペナルティーのある解除)
・第二希望もしくは、他銀行で進める
の二択になるということです!
最近は結構問題視されたので、上記内容はだいぶ減ってきましたが、今でもそういった事例は聞きますので、注意しましょう!
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、
ネット銀行って本審査に落ちやすい!?
というテーマでお話しさせていただきました。
ネット銀行は、非対面の為審査が厳しい!という特徴と、事前審査は比較的通りやすいという特徴があります。
ネット銀行の場合、事前審査が通ったからと言っても、本審査が通るまで全然油断はできないので注意しましょう!
ネット銀行で進める場合でも、必ず他の銀行で事前審査を行うようにしましょう!
関連記事はこちら
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営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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