ちょっと前まで室外機が何かわからず、室内にあるエアコンだけで稼働できる物だと思っていました・・。私と同じ考えの人が絶対いると思っています。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
冬でも夏でも大活躍してくれる超便利な家電、エアコン。
最近では換気機能、お掃除機機能や除湿機能といった様々なエアコンが出ています。
今では一部屋に対して1台のエアコンが設置されているのは当たり前という感覚も多いのではないでしょうか?
家を借りたり、中古不動産を購入した際、つけたいお部屋にエアコンをつけようとしたら設置できなかった!!!
なーんてことが実は多いんです。
ということで今回は、
エアコン設置が設置できるお部屋と設置できないお部屋の違いって!?
というテーマでお話をしたいと思います。
今回は、エアコンの仕組みと設置条件をメインでお話ししたいと思います。
当たり前のように設置されていますが、実は知らないエアコンの仕組みについても専門用語とかなしでご紹介したいと思います!
お部屋を借りたり、お部屋を購入する際、
どういったお部屋であればエアコンが設置できて、
どういったお部屋であればエアコンが設置できないのか、
しっかり理解しましょう!
リフォーム・不動産の営業の方でもちゃんと理解している人が意外と少ないので、注意しましょう!
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目次
意外と知らないエアコンの仕組み
エアコンと聞けば皆さん何のことかすぐにイメージできるかと思います!
下記のような商品ですね。
でも、エアコンってどういう仕組みで動いているのか説明できますか?
と聞かれると皆さん答えられないんですよね。
実はリフォーム会社の営業さん、不動産会社の営業さんも意外と知らない方多いんです。
仕組みについては詳細をお話しすると、実はエアコンってスゲー機械って驚くのですが、専門的な用語が多いので詳細は割愛します!
エアコンは基本、室内機と室外機、セットで稼働します。
室内機は、皆さんがエアコンと言ったら思いつくあれです!
お部屋に設置してある、暖房や冷房をかけてくれる家電です!
室外機は、バルコニーや庭など、お部屋ではなく外に設置されている機械です。
この室内機と室外機がセットになって、暖かい風や冷たい風を作っているわけなんです。
エアコンの簡単な仕組み
エアコンの仕組みをしっかり説明すると、専門的な話になって聞く気が失せちゃうので、簡単にご説明します。
冷房の時は、
・お部屋の熱い空気を室内機が集める
・配管(冷媒管)を通して、外にある室外機が熱い空気を外に放出
・室外機が冷たい空気を作って、お部屋に送る
・冷たい空気を室内機がお部屋に放出
といった感じのことを繰り返し行っています!
詳細を話すと、もう少し複雑なのですが、イメージでいうとこんな感じです。
暖房の場合ですと、
・室外機が外の冷たい空気を集める
・室外機が冷たい空気を暖かくして室内機に送る
・室内機が、お部屋に暖かい空気を放出
・お部屋の冷たい空気を室内機が集めて、室外機を通して外に放出
といった感じです。
一般的には、冷房より暖房の方が大変で、電気代がかかります。
室外機と室内機をつなぐ配管が重要
エアコンの仕組みを簡単にご説明しましたが、ここで大事になってくるのが、室内機と室外機をつなぐ配管です。
エアコンを稼働させるには、室内機と室外機を配管でつないでおかないといけないということです。
ここで整理をしておくと、
室内機→お部屋に設置
室外機→外に設置
それを配管でつなぐ
上記によってエアコンが稼働できます。
でもよくよく考えると、お部屋にある室内機と外にある室外機・・。
外壁で仕切られていますよね・・・。
つまり、エアコンを稼働させるには、外壁に室内機と室外機をつなぐ配管を通す為の開口が必要になるということです。
簡単にいうと、外壁に穴が開いていないといけないということです。
室内にある配管を外に出すためには、壁を突き破らないと出せませんから。
エアコンが設置が可能な絶対条件とは!?
さてさて、ここからが本題となります。
エアコンが設置できるお部屋かどうかの条件として
外壁に穴が開いているか、どうか?
が、まず挙げられます。
開口がないと配管を外に出せませんから。
で、さらにいうと、原則1つの穴に対して、通せる配管は1台用の配管のみです。
一つのお部屋に2台のエアコンを設置した場合、ひとつの穴に対して基本は2台分の配管を通すことができない
ということです。
まあ、通そうと思えばできなくもないですが、原則できないと思っておいた方がいいです。
そこをクリアしたら、下記の内容もクリアしないといけません。
・室内機の電源
・室外機の設置場所
・室内機が設置できる下地があるか
それぞれざっくりですがご説明しておきます!
室内機の電源の有無
エアコンを稼働させるためには、電源が必要となります。
当たり前ですが、エアコンは電源がないと稼働できません。
また、電源であれば何でもよいというわけではありません。
エアコンは、とても電気が必要となる機械です。
原則は、エアコン専用の電源である必要があります。
お部屋にあるコンセントを分岐させてエアコンに使用すると、お部屋で電気を使った際、容量オーバーで簡単にブレーカーが落ちてしまうからです。
電源がない場合は、分電盤から直接専用の回路を引っ張ってこなければいけなくて、想像以上に大掛かりな工事になるんですよね・・。
室外機の設置場所
意外と盲点となるのが、室外機の設置場所です。
戸建てであれば、比較的スペースがあるので、何とかなります。
しかし、マンションのような共同住宅の場合は、スペースに限りがあります。
共用廊下に面したお部屋の場合だと、室外機が置けないことが多く、設置が難しい場合があります。
その場合は、配管をバルコニーのあるところまで持っていく必要があり、事前に配管をしておくなど特殊な工事が必要となります。
先行配管や隠蔽配管については、また別記事であげたいと思います!
戸建ての場合でも注意が必要
ちなみに、戸建てでも2階のお部屋でバルコニーにスペースがなく、室外機を1階に置かないといけない場合も注意が必要です。
2階から1階まで配管を通す必要があり、設置自体はできますが、
・高所作業
・手間がかかる
上記の点から、工事費が通常よりかなり高くなります。
・室内機が設置できる下地があるか
お部屋にエアコン(室内機)を設置する場合、下地が入っているかどうかを確認する必要があります。
下地は、ベニヤや木材、鉄板などのことで、ビスでしっかり固定できる材料かどうかです。
通常の壁や天井は、ボードで仕上がっている為、ボードにはビスが利きません。
下地がなくても設置できなくはないですが、おすすめはしませんし、やめた方がいいです。
エアコンを設置する場所がボードである場合は、下地材を入れる必要があります。
ボードアンカーという、ボードでも固定できる部品があるのですが、これで固定するのもお勧めしません。
エアコンは重たい機械ですし、ファンによって振動しています。
最初は良くても徐々にアンカーが弱くなってきて、数年後かにエアコンの振動音が聞こえたり、最悪エアコンが落っこちてしまう可能性があるからです。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、エアコン設置できる部屋とできない部屋の違い①ということで、エアコンの仕組みと設置条件について
というテーマでお話しさせていただきました。
普段から使っている身近な家電でありながら実はその仕組みを知らない人は結構多いです。
普通の家電と違い、設置条件がある為、賃貸でも、購入する方でもお部屋を探している方は、エアコンの設置ができるか自身で判断できるようにはなっておいた方が良いと言えます。
借りてから・購入してから設置できませんでした!
というのは、遅いですからね!
続きはまた後日書きたいと思います!
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近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。
建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
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