床暖房有の新築マンションを施工した時、フローリング張りの際に半分以上部屋の床暖房に釘が刺さっていました。
やり替えが必要で工期が間に合いますように!と過去一番拝んでました・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
最近の新築のお部屋って床暖房が大体ついていますよね!
床暖房がある場合、どのように床のリフォームをすればよいかわからない人が結構います!
ということで今回は、
床暖房があるお部屋のフローリングリフォーム方法
というテーマでお話ししたいと思います!
意外と簡易的に見られがちですが、床暖房のあるお部屋の床のやり替えは、床暖房もやり替えないといけない場合があります。
予算など大幅に変わってくることがあるので注意しましょう!
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目次
床暖房の仕組みをまず知ろう!
床暖房のあるフローリングリフォームについてお話しする前に、簡単に床暖房ってどんな感じに設置されているかお話ししたいと思います!
ご存じの方は、飛ばしちゃってください!
一般的に床暖房は、2重床の場合だと
置床用の束→構造用合板→床暖房のシート→フローリング
とこんな感じです。
直貼りフローリングの場合だと、
コンクリート床→床暖房のシート(床暖房のシートの厚みに併せてかさ上げする必要がある)→フローリング
とこんな感じです。
床暖房のシートは、温水タイプと電気タイプがあります。
どちらもフローリング仕上げをする際、接着剤と釘打ちにて固定します。
フローリングを張り付ける際、針のような釘にて固定をするのですが、その釘を打てる箇所は決まっています。
その箇所を間違えると、冒頭で話したように床暖房の配管や配線を刺してしまい、床暖房が正常に作動せずやり替えることになります。
恐ろしい話です・・。
このように、床暖房を施工する時はそれなりに神経を使って施工しないと後々恐ろしい結果になってしまうんですね!
このことを踏まえて、床暖房がある場合のフローリングリフォームについてお話ししたいと思います。
床暖房のある場合のフローリングリフォーム方法
床暖房があるお部屋のフローリングリフォームをする場合は、商品や施工方法が限られます。
・床暖房専用フローリング材で上張り
・床暖房ごと新規でやり替える
基本的には上記の2種類と思ったほうが良いです。
どちらを選ぶにしても、床暖房専用のフローリング材(熱伝導の良い床材)を選定する必要がある為、商品が限定されます。
また、通常のフローリング材より値段が高いです。
さらに張替えを検討する場合は、床暖房の費用も視野に入れる必要があります。
まあ、何が言いたいかというとお金がかかるよね~
ってお話なんですよね・・。
上記の内容をもう少し詳しくご説明したいと思います。
床暖房専用の上張りにてリフォームをする
できる限りコストを下げて床のリフォームをしたい!
ということであれば、床暖房専用の上張り用のフローリング材を使用し、上張りをすることです。
床暖房用の上張りフローリングは、極力床暖房の熱を伝え、かつ熱の影響で反りが発生しないように作られています。
そのため床暖房の上にフローリング材を上張りしても、熱が伝わりやすい仕上げになっています。
とはいえ、
床暖房シート
→既存のフローリング
→新規の上張りフローリング
このように床暖房の上に2層のフローリングが敷かれているので、ぶっちゃけ床が温かいか?と言われると答えに困ってしまいます。
温かいか?というよりも、冷たくはないよね。というぐらいの認識の方が良いですね。
温水タイプの床暖房だと、パワーがあるため2層になっても温かさを感じることはできます。
しかし、電気タイプの床暖房だと温水タイプと比べてもともと力が弱いので、上張りしてしまうと正直床暖房が作動しているかわかりにくいレベルです。
床暖房があるお部屋の場合で上張りを検討するのであれば、床暖房の効果をどこまで求めるかをしっかり考えておく必要があります。
・床暖房ごと新規でやり替える
先程コストを抑える為上張りについてお話をさせていただきました。
しかし、床暖房の効果を維持したいから、上張りにはしたくない!
という方は結構多いです。
そういった方が行うリフォーム方法としては、
床暖房も含めて張替えをする!
になります。
床暖房を残して、フローリングのみを張り替える
というやり方は基本できません。
フローリングをやり替えるのであれば、床暖房も一緒にやり替えなければいけません。
この後、詳しくご説明したいと思います。
つまりフローリングをやり替えたいと思った時は、
フローリングの張替え費用
床暖房のやり替え費用
この両方の費用が掛かることを考えておく必要があります。
床暖房をやり替える場合、スイッチなどの配線もやり替える必要があり、想像以上に費用が掛かります。
通常のフローリング張替えに比べて、1.5倍~2倍近い費用が発生するので注意したほうが良いです。
床暖房があるとフローリングのみの張替えは不可?
先程チラッとお話ししましたが、
床暖房がある場合、床暖房を残し、フローリングのみの張替えは基本できません。
最初に床暖房の仕組みでご説明しましたが、
床暖房のシートの上に接着剤と釘にてフローリングを固定します。
そのためフローリングを剥がす際、床暖房のシートの表面が一緒に剥がれてしまい、配管や配線がむき出しになる、切れてしまうわけなんです。
もともとフローリングを剥がすことを考えて、フローリングを張り付けているわけではないので、当たり前と言えば当たり前ですよね。
こういうことから、残念ながらフローリング自体をやり替えるのであれば、床暖房もやり替えないといけない!
ということになります。
床暖房の効果がどのくらいなのか知っておく
現在床暖房付のお部屋に住まわれているのであれば、床暖房を使用した時と使用していない時の差を比べておいたほうが良いです。
商品によって効果が異なりますし、人によっても感覚が異なります。
また、冷たい空気は重いので下に溜まります。
なので、冬場に床暖房を使用した場合と使用していない場合を比べて、違いがあるかを今一度確かめておいた方が良いです。
あまりに効果が得られないのであれば、床リフォームをする際、上張りにしても良いかと思います。
逆に、ちゃんと違いが判るのであれば上張りにすべきか、やり替えにした方が良いのか、考えたほうが良いですね。
ちなみに、正直床暖房を使っていてもあまり温まらない!
という声を耳にしますが、床暖房の性質上、温度を上げすぎることが出来ません。
木材であるフローリングが真上にあるので、温度を上げすぎると反りや曲がりの原因になってしまいますからね・。
温かいというより、冷たくならないという認識の方が個人的には良いと思っています。
床暖房があるお部屋のフローリングリフォームをする場合は、こういったことをしっかり理解したうえで、どのようにリフォームするかを検討するようにしましょう!
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、床暖房があるお部屋のフローリングリフォームの方法というテーマでお話させていただきました!
これから賃貸住宅も含めてほとんどの家が床暖房有のお部屋になってくることが予想されます。
そうなると、どのように床のリフォームをした方が良いのか、予算をどのくらい見ておいたほうが良いのかを考えておいた方がいいです。
後々のリフォームを見据えて性能を考えることも重要ですね!
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