リフォームを初日からスムーズに行えるように前日に一人で養生をしたことがありますが、エントランスから部屋までの距離がめちゃくちゃ長く、半日一人でひたすら養生をしたことがあります。
ちょっと涙が出そうになりました。
どーも、ponchaです(‘ω’)
水回りリフォームの代表ともいえるお風呂のリフォーム。
現地確認から近隣あいさつまで、工事前までの内容についていろいろ解説してきました!
まだ見ていない方は、先にこちらを見ていただけると、より理解が深まります。
ユニットバスのリフォーム手順を徹底解説~現地調査から契約までの流れと注意点~
【ユニットバス交換】リフォーム請負契約後にやるべき工事前の準備・近隣挨拶・注意点まとめ
いよいよ、リフォーム工事当日です!
工事のことは職人さんにすべて任せておけばよくない?
と思っている方も多いのですが、そんなことはありません。
多くの方が商品やプランなどを決めたら安心してしまう方も多いのですが、実はユニットバスの工事中も色々と大変なんです。
というのも、リフォーム会社さんもプランや商品については細かく付き合ってくれますが、工事になると基本業者さんに丸投げ!
細かい工事工程を知っている担当者って実はあまりいないんです!
ということで、今回は
【ユニットバス工事】当日の流れと注意点まとめ|騒音・近隣・搬入対策も解説
というテーマでお話ししたいと思います!
その他関連記事
【完全ガイド】キッチンリフォームの工事前準備と当日の流れをプロが解説!
リフォーム・リノベーション 請負契約までの流れ~問い合わせから請負契約まで~
リフォーム・リノベーション費用って大体どのくらい!?~リフォーム費用の概算を公開!~
不動産購入後のリノベーション、スケルトンって何!?~スケルトンのメリットデメリット~
住宅ローン ネット銀行って本審査に落ちやすい?~不動産会社は嫌がっている?~
★住まいに関するお悩み、無料で相談できます!★
近年情報にあふれています!
どの業界では営業トークが多く、正しい情報を見極めるのが難しいです・・。
プロの第三者目線で、リフォーム・新築・不動産に関するお悩みにアドバイス します!
こんなご相談を受け付けています!
賃貸のお部屋探しを手伝ってほしい
購入物件の探し方や資金計画を知りたい
物件探しのコンサルを受けたい
この物件を買って大丈夫?第三者の意見を聞きたい
リフォームの見積もりが適正かチェックしたい
リフォームのプランを考えながら物件を探したい
また、気軽にLINEにてやり取りしたい方は、下記より簡単に登録できます!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
目次 [非表示]
お風呂のリフォームの流れ
まずユニットバス交換のリフォームの全体の流れのおさらいをしたいと思います!
①現在のお風呂のサイズの確認(縦・横・高さ)、出入口など他
②洗面所のリフォームなども付随して行うかの確認
③プラン決め 基本プランやオプションなど
④プラン決定後見積もり提示やショールームなどで確認
⑤仕様決定及び契約
⑥工事日程・近隣挨拶
⑦工事開始
⑧工事完了
工事に入るまでのプラン作成・商品選びなどについては、別記事にてご紹介させていただきました。
まだ見ていない方は、そちらを先に参考にしてみてください!
ユニットバスのリフォーム手順を徹底解説~現地調査から契約までの流れと注意点~
【ユニットバス交換】リフォーム請負契約後にやるべき工事前の準備・近隣挨拶・注意点まとめ
今回は、いよいよ当日の工事の流れである⑦からの解説をしていきたいと思います!
⑦工事開始
プランやら商品選定やら近隣挨拶やら前置きが長かったのですが、いよいよ工事開始です!
ユニットバスのリフォーム工事の流れとしては下記の通り
・共用部・通路の養生
・既存ユニットバス解体
・配管・排水の切り回し・空調・電気配線
・新規ユニットバス組み立て
・施工完了
こんな感じです!
多くの場合が二日に分けて行います。
青文字が1日目
赤文字が2日目
になります。
大まかな工事の流れを書くとこんな感じですが、実際はもっと細かく作業を行っています。
そのため、注意するべきポイントも色々あります。
それぞれ細かくお話していきたいと思います!
共用部・通路の養生
ユニットバスの工事限らず、工事を始める前には必ず各所養生を行います。
室内の場合は、玄関や廊下といった動線部分。
マンションの場合であれば、
搬入経路であるエレベーター・共用廊下・階段・エントランスなどなど
実際の作業より養生の方が時間がかかる
というぐらいこの養生の作業って大変なんです。
たまにお客さんで養生の費用高すぎる!
というご相談をいただくのですが、(マジで高いときもありますが・・。)
養生材って基本転用できませんし、細かく養生をすると1~2時間平気でかかります。
職人さんからすると1日のうち1~2時間を養生の時間に奪われるって実は結構きついんです。
養生でその業者の良し悪しがわかる
リフォーム業界では有名な話なのですが、その業者さんの良し悪しを判断する一つのポイントとして
養生をキレイに行っているか?
が挙げられます。
本当に細かい話なのですが、養生を一つとってもその業者の性格がわかります。
細部まできっちり養生テープで綺麗に養生をし、
要所要所を綺麗に切り、端部まできれいに貼っている業者さんというのは、
やっぱり仕事も綺麗です。
逆に、端部がギザギザで、適当にテープなどで固定している養生をしている業者さんは、
スピードは速くても仕事が雑なことが多いです。
もちろん全員が全員該当するわけではありませんが、
私も過去にいろんな業者さんを見てきましたが、あながちこのお話は信憑性があります!
養生のやり方だけで判断するの早くないですが、
はたから見ても、綺麗な養生をしている現場を実際見ると悪い気はしないですよね!
既存ユニットバス解体
養生が終われば、いよいよ解体工事です!
今回のユニットバスの工事はあくまで住みながら工事をする
を前提に書いています。
(空室状態でのリフォームも基本的な流れは同じです)
近隣挨拶の時に、近隣さんへの騒音の配慮などお話しましたが、
実際一番騒音の被害を受けるのは、同じ空間にいる人です。
つまりリフォームを依頼したお客さん!!
ユニットバスを組み立て時にもそこそこでかい音が出ますが、
解体時に発生する音は、びっくりするぐらいうるさいです。
特に解体時に発生する金属を切る音や振動は、慣れている人でもちょっと気が滅入ります。
ですので在宅工事の場合、解体工事中は、気分転換に外出することをおススメします。
ただ業者さんだけ家に残したまま外出するのも抵抗を持つ方も多いかと思いますが
解体工事中、ずっと家にいるとかなりきついですね。
ただ、もし外出しようとしても、業者さん的には何かあると困るので、
本来はお客さんにずっと家にいてもらうことを望みます。
ですので、工事中に一時的な外出が可能かなど、リフォーム会社に事前確認しておいた方がいいでしょう。
給水、排水管の切り回し・空調・電気配線
解体工事が終わると下記のような状態になります!
何もなくなります。
すっきりしてますね(^^)/
次に行うのが、配管のやり替えや切り回し作業。
簡単に言うと、
古い配管を新しい配管に変える
既存の配管の位置と新規の配管の位置が異なるので、正規の位置に配管する
という作業です。
ちなみに画像でうつっているオレンジ色と青色の筒。
これが新しい給水管と給湯管です。
古い配管は、経年劣化し水漏れの原因となりますのでやり替える方向で進めるのが一般的です。
昔の配管は銅管を使用しており、劣化が激しいんです!
現在はポリブデン管という耐熱性、軽量性、可撓(柔軟)性が優れている配管を使用します!
空調・電気配線も併せて行う
ユニットバスは水回りの工事だから、給排水管の工事に目がいきがちです。
しかし、配管以外にも換気扇である
空調
電気配線
についても考えておく必要があります。
一般的には
既存の電源
ダクト
を再利用するのでそこまで気にする必要はありませんが、
・浴室乾燥暖房乾燥機を取り付けるため、電気を100V→200Vにする
などの場合は、配線をやり替える必要があり、
電気屋さんを別途手配しないといけないこともあるので注意しましょう!
新規ユニットバス組立
配管や排水の切り回しが終わったら、いよいよ新しいユニットバスの組み立て作業です!
ユニットバスの資材は
浴槽
パネル
等々、とにかく嵩張ります。
材料の多さとサイズにびっくりすると思います。
資材を仮に置く場所などは事前に確保しておいた方が良いですね!
資材を搬入したら組み立て開始です!
上記の写真のように床を仕上げてから、壁パネルを組み立てていく感じです!
扉の位置から床のパネルの位置を確定し固定します。
壁がコンクリートの場合は、
ドアの位置
扉のサイズ
に制限があるので、プラン時に間違えないよう注意が必要です。
また写真を見ていただくとわかりますが、ユニットバスを交換する際は、出入口の扉の枠などを完全に撤去します。
前回お話をしたこちらの記事で
ユニットバスのリフォーム手順を徹底解説~現地調査から契約までの流れと注意点~
洗面所の壁紙も検討した方が良い!
とお話をしましたが、その理由はこれです!
扉や枠を撤去すると、どうしても洗面所側の壁紙を傷つけざる得ないからなんですね。
洗面所の壁紙はできる限り行った方が良い
壁を上手く隠せるリフォーム用の枠材もありますが、ごっつくてあまりおススメしません。
繰り返しになりますが、
洗面脱衣所側の壁紙のやり替えは、出来る限り視野に入れておいた方が良いです。
浴室に梁がある場合は?
ちなみに浴室が梁がある場合は、こんな感じになっています。
画像の右上ですね!
コンクリートの梁が横切っていますね!
この部分を梁型の部材でカバーをして仕上げます!
上記のように梁がある場合は、
・梁を隠す部材
・その施工費
が上乗せされるので注意してください。
施工完了!!
色々な工程を経て新しいユニットバスが完成しました!
出来上がったらさっそくお風呂に入りたくなりますよね!
でも待ってください!
出来上がったからといって、実はすぐにお風呂に入れるわけではありません。
というのも、ユニットバスのパネルとパネルの境には、
水が漏れたりしないようにシーリング材を充填します。
このシーリング材が乾いてからお風呂に入れるようになります。
どのくらいで乾くかは、季節によって異なります。
設備屋さんより何時ごろであれば、お風呂を使用しても大丈夫と説明があります。
アフターフォローがあるかを確認しておく!
お風呂は、お部屋の中で最も水を使う場所です。
しかも配管などは、全てユニットバスの裏側に隠れてしまいます。
つまり、水が漏れているかがわからないんですね・・。
それってちょっと怖いですよね・・。
そのため、ユニットバスの商品自体に保証期間以外に
施工不備があった場合、依頼をしたリフォーム会社さんが補修をしてくれるアフターサービスがあることが多いです!
ただ、このアフターサービスというのは、あくまで任意ですので、
アフターサービスの有無については事前に必ず確認しておきましょう
工事中のクレームについて
なんとなくユニットバスのリフォームの全体の流れが理解できたかと思います!
最後に、工事中のよくあるクレームについてお話しておきたいと思います。
工事中よく発生するクレームが下記の通り
①業者さんの車の路上駐車
②廃材や、資材の搬入、搬出時
③施工時の騒音
工事をする上では、仕方がないといっちゃあ仕方がありません。
といっても、事前に対策をすることで軽減させることができます。
それぞれの注意点と対策についてお話しておきたいと思います!
①業者さんの車の路上駐車
工事をする業者さんは車の中にいろんな道具・工具を乗せています。
全ての道具を現場に持って行けないので、必要な時に車に取りに行くことが多いです。
そのため、どうしても現場の近くに車を置いておきたいわけなんですね。
結果、特に駐車場所の案内がないと、業者さんは基本現場近くに路上駐車しちゃうんですね。
マンションの場合は、リフォームの申請をした際に
工事中の駐車場所を案内をしてくれます。
しかし注意すべきは戸建ての場合。
近くにコインパーキングがあればいいのですが、ないときは大体家の前に駐車することがほとんど。
そのため近隣の方が通りにくいなど迷惑をかけてしまうことがあり、結果クレームにつながってしまうことがあります。
こういったことも含めて近隣挨拶時に工事中の駐車についても説明し、理解してもらう必要があります。
しっかり事前にパーキングの位置や工事中の駐車場所を確認し、
伝えておく必要があります。
②廃材や資材の搬入、搬出時
駐車問題は戸建てに多いのですが、
廃材や資材搬入時の荷下ろしや駐車については
マンションの場合が多いです。
既存のユニットバスを解体して大量の廃材がでます。
その廃材を、トラックに積まないといけないのですが、
解体をしながら、トラックに積み込む!
という作業は基本的にはしません。
ある程度解体をし、廃材が一定量たまったら、トラックを呼んで一気に積み込みます。
そのトラックが来るまでの間の廃材をどこに置くのか問題。
結構な量の廃材が出るので、家の中においておけない場合が多いです。
そうなると、外に置くしかないありません。
戸建てであれば、駐車場やら庭やらに置くことができますが、
しかし、マンションの場合は、共有廊下や玄関前になってしまいます。
そうなると近隣さんからすると、
このゴミはなんやねん!邪魔なんだけど!
とクレームにつながったりします。
しかも廃材回収のトラックに積み込む際、
トラックを一時的に現場の前に駐車する必要があります。
廃材の積み込みをしない行けないので。
でここでも、一時的に駐車している廃材回収のトラックに対して
このトラックはなんやねん!邪魔なんだけど!
とクレームになったりします。
大目に見て!
って言いたくなりますが、ご近所さんからすると
・解体でうるさいし
・通路には資材が置いてあって通りづらいし
・家の前にでっかいトラック止まって邪魔だし
と、フラストレーションがたまっているんですよね・・。
追い打ちをかけるようですが、さらにもう1回
新規で組み立てるユニットバスの材料。
これもまた厄介。
廃材と違い、新しいユニットバスの材料なので、当然全てが新品!
傷なんかつけられない・・。
そしてどれも大きくて嵩張る。
結果、運搬するトラックがまあでかい!
そして、荷物を一式おろさないといけないので、搬入時の小一時間ほどお祭り騒ぎになります。
その結果、
この材料はなんやねん!このでかい車両なんやねん!邪魔なんだけど!
とクレームになったりします。
言いがかりに聞こえるかもしれませんが、
このようなクレームになるのは、事前説明がないうえ、それが積み重なって発生することがほとんどです。
ユニットバスなどの工事の場合は、騒音に関するクレームより
搬入・搬出・車両に関するクレームの方が多かったりします。
これは、工事についての騒音などの説明はしていても、車両などについての説明をしていないからです。
工事に関することだけでなく、搬入搬出に関してもしっかり事前に説明しておきましょう。
また作業中も近隣の方がいたら最優先にして、挨拶をするなど細心の注意を払う必要があります。
③施工時の騒音
工事をするとなったらまず気になるのが、騒音!
こればっかりは正直防ぎようはありません。
なので丁寧にしっかりと近隣挨拶をして理解してもらうことが重要です。
工事中の騒音については、近隣挨拶をするとやっぱり印象が全然違います。
ユニットバスの工事だけであれば一日~二日です。
それぐらいであれば、お互い様ですし我慢します。
といった感じで理解してくれる近隣さんも多いです。
結構甘く見ている方も多いのですが、近隣挨拶って実はめちゃくちゃ大事なんですね!
ちなみに挨拶しないで行うと、たとえクレームにならなくてもならなくても、
『あそこのお宅は、挨拶もなしに工事をした』
といった感じで、工事をした業者やリフォーム会社ではなく、リフォームをした人に対して悪い印象を与えてしまいます。
知らない間に近隣の方から後ろ指を指されていたら怖いですよね!
ですので、しっかりと近隣さんに対して
挨拶をしてくれたのか?
挨拶できなかった方はいたのか?
どの場合どういった対応をしてくれたのか
など必ず確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、【ユニットバス工事】当日の流れと注意点まとめ|騒音・近隣・搬入対策も解説
というテーマでお話をさせていただきました。
実際の工事の内容については、専門的な部分が多いのですべてを把握する必要はありません。
ただどういったことが現場で起きていて、近隣さんにはどういう迷惑が掛かっているか
などをしっかり理解しておく必要があります。
リフォームしてお風呂は綺麗になったけど、なんか近隣さんとの関係がギクシャクになってしまった!
という感じになってしまいます。
商品やプランだけでなく、工事についての流れを理解するだけでまた少し考え方が変わってきます!
是非気持ちの良いリフォームをしてみてください!
今回のお風呂シリーズ
ユニットバスのリフォーム手順を徹底解説~現地調査から契約までの流れと注意点~
【ユニットバス交換】リフォーム請負契約後にやるべき工事前の準備・近隣挨拶・注意点まとめ
その他関連記事
【完全ガイド】キッチンリフォームの工事前準備と当日の流れをプロが解説!
リフォーム・リノベーション 請負契約までの流れ~問い合わせから請負契約まで~
リフォーム・リノベーション費用って大体どのくらい!?~リフォーム費用の概算を公開!~
不動産購入後のリノベーション、スケルトンって何!?~スケルトンのメリットデメリット~
住宅ローン ネット銀行って本審査に落ちやすい?~不動産会社は嫌がっている?~
★住まいに関するお悩み、無料で相談できます!★
近年情報にあふれています!
どの業界では営業トークが多く、正しい情報を見極めるのが難しいです・・。
プロの第三者目線で、リフォーム・新築・不動産に関するお悩みにアドバイス します!
こんなご相談を受け付けています!
賃貸のお部屋探しを手伝ってほしい
購入物件の探し方や資金計画を知りたい
物件探しのコンサルを受けたい
この物件を買って大丈夫?第三者の意見を聞きたい
リフォームの見積もりが適正かチェックしたい
リフォームのプランを考えながら物件を探したい
また、気軽にLINEにてやり取りしたい方は、下記より簡単に登録できます!
LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j
下記よりも登録できます(‘ω’)
ではでは(‘ω’)ノ