リフォーム・建築 不動産記事

高いリフォーム見積もりの見極め方 適正見積の見分け方とリフォーム見積のカラクリ

投稿日:

今は、あからさまなぼったくり業者はいなくなったのですが、自社の価格が相場より圧倒的に高い!ということを知らない担当者がいます。悪意のないぼったくりの方が実は厄介・・。

 

どーも、Ponchaです!(‘ω’)

 

お客さんからこのリフォームの見積って適正ですか?

というご質問を受けることが良くあります。

素人の方が、リフォームの見積金額を見て

高いのか、

安いのか

を判断するのは正直難しいです。

ぶっちゃけプロの方でも見積書をパッと見ただけでこれは高い、これは安いと判断が難しいんです。

会社の規模などでも見積金額は変わってしまいますからね!

ただ、見積書の中でも共通して

高いか

安いか

判断しやすい項目があります!

 

ということで今回は、

高いリフォーム見積もりの見極め方 適正見積の見分け方とリフォーム見積のカラクリ

というテーマでお話ししたいと思います!

 

昔のようにリフォーム金額をぼったくる悪徳業者は減りましたが

、シンプルに相場より高い金額を請求することはよくあります!

 

素人の方でも、見積書の項目のポイントを抑えて、値段の交渉をしてみましょう!

見積もりは会社の規模、担当者によって金額はバラバラです。

あくまで参考程度に見ていただければと思います!

 

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昔に比べてぼったくり業者はいなくなった!?

冒頭にも軽くお話ししましたが、

昔に比べてリフォーム代金をぼったくる業者さんはだいぶ減りました。

 

というのも、ネットが普及した現在、

口コミや評価など簡単に調べられるようになったからです。

 

ネットの情報がすべて正しいとは限りませんが、

リアルな内容が記載されていることもあります。

 

また、現在ではSNSやYOUTUBEなど情報発信をしている方などもいる為、

なんかおかしぞ?

と思えばすぐに検索できるようになりました!

 

そのおかげで、ぼったくるような業者は少なくなったと言えます。

会社の規模で見積もりの金額は変わる

ぼったくる業者がいなくなった現在なのに、

A社

B社

で見積書の金額が全然違うんですけど・・。

という質問を受けることが本当に多いです。

 

これは、会社の規模によって

利益をどのくらいに設定しているかが異なる

からなんです。

 

大手のリフォーム会社

地域に密着した個人でやられているリフォーム会社さん

で比べるとわかりやすいです。

 

大手のような会社の場合は、

プランを考える人、

工事を担当する人

などなど、担当者さん以外にいろんな人が携わっています。

結果、携わる方々みんなの給料・会社の利益・経費など、色々と費用が掛かります。

ですが、分業で作業をしているだけあり、その分野のプロが揃っているので、

提案力やプラン力、

こなせる案件数、

規模

などはとても幅広いです。

 

それに対して、

個人でやられている会社さんであれば、売り上げや利益が自身の懐に直接入るので、

大手の会社さんと比べて、圧倒的に価格が安いです。

 

ただ大手の会社さんに比べて、

提案力が乏しかったり、

案件数が多くなると途端にレスポンスが遅くなる

といったデメリットがあります。

 

極端な例でお話ししましたが、

もちろん大手だからと言ってレスポンスが良い

とは限りませんし、

個人でやられているからと言って

必ずしも提案力が欠ける

というわけではないと一応認識しておいてください!

結局のところ担当者次第ですね・・。

リフォームの見積もりがちゃんとしているかの見極め方

前置きが長くなってしまいましたが、本題に入りたいと思います!

リフォームの見積書を見て、

金額が適正かどうか判断できる項目についてお話ししたいと思います。

 

冒頭でもお話をしましたが、

商品の金額や職人さんの金額を素人の方が判断するのは正直難しいです。

商品の定価、掛け率、職人さんの相場

などわからないですかね。。

 

なので、どのような判断基準で、何を参考すればよいか?

をお話したいと思います!

 

・相見積もりをとる

・同じ項目がないか見る

・廃材処分費の合計を計算してみる

・諸経費が何パーセントか確認する

上記内容でお話ししたいと思います!

相見積をとる

一番手っ取り早いのが相見積もりを取ることです!

数社のリフォーム会社さんに見積もりを取るのはちょっと気が引ける!

という方もいますが、

お金を出すのは自身です!

 

すべてリフォーム会社さんに託す!

という覚悟がない限りは、基本相見積もりを取るようにしましょう!

 

たまに、私はこの業者さんを信じているので、

この会社さんで大丈夫!

と言いながら、何故か金額が適正かどうか見てほしい!

と依頼する方がいます。

 

信頼しているのであれば、見積書の金額でやってもらっていいのでは?

と思ってしまうことがあります。

 

同じ内容の工事で、

複数社見積もりをとり、

そのうえでまず金額を判断しましょう!

できれば2~3社分の見積はほしいものです。

 

当然ですが、いっぱい見積もりを取ればよい!というものではありません

3社以上の相見積もりをとると、毎回現場調査で時間は取られますし、

どれが本当に適性なのかわからなくなり、結局判断が出来なくなってしまいます。

値段だけで判断しない

相見積もりをとる!

というのは、どのサイトでもお伝えしていることなので、

ちょっと注意点をお伝えしますね!

 

相見積もりを取った後、一番やってはいけないのが、

金額だけで判断することです!

 

2~3社取ることで、値段の違いが判断できます。

ただ、金額だけで判断するのは危険です。

 

安すぎる、高すぎるには何か理由があります。

見積もりの内容に抜けがあって安くなっている場合

シンプルに一つ一つの項目の金額が高い場合

などなど。

いろんなパターンがあります。

 

多くの方が、安い金額の会社さんを選ぼうとしますが、

抜けの多い見積書ですと、

工事始まってから、追加追加が発生して、結局は金額が変わらなかった。

むしろ、抜けがひどく手直しが多かった!

なーんて話はよく聞きます!

 

相見積もりをとる大きな理由は、

同じ内容で、各単価の違いを見る

⇒金額が適正なのかを確認するため

 

同じ項目の内容が含まれているか

⇒安くなっている、高くなっている理由と追加工事をなくすため

 

上記を判断するためです!

そのために、相見積もりを取り、自身で確認をすると、

自分の言葉でちゃんとリフォーム会社さんに交渉ができるようになります!

 

金額に差がある場合は、必ずなぜ高いのか?なぜ安いのか?

見積書を見比べてみましょう!

同じ工種が何度も出てきていないか確認する

次は、見積書の内容です!

同じ工事内容

工種

が、何度も出てきていなか確認しましょう。

 

見積書の作り方は人それぞれですし、

リフォーム内容の規模に応じて、見積書の書き方を変えたりします。

 

よくあるのが、1日で作業が終わるのに、

2日分の施工費がかかるように記載している見積書が結構あります。

 

例えば、大工さんの人工ですが、

下地1か所 1人工

棚の取付  1人工

ちょっと極端な例ですがこんな感じです。

 

なんかぱっと見、スルーしちゃいそうですよね!

 

でもこれを簡潔にまとめた表記にすると、

棚の取付(下地含む) 2人工

 

・・・・・。

なんか一気に棚の取付に2人工って高くね?

ってなりませんか?

 

このように項目をあえて分けることで、

本来1日もかからない作業も2日分で盛り込み、

その分を利益としてカウントしていることがあります。

 

下地の量や棚の形状にもよりますが、

簡易的なブラケットの棚を取り付けるための下地工事と、

棚の取り付けの工事なんて、

大工さんからしたら半日で終わりますからね~

 

このように、よくよく見積書を確認してみると、

あれ?

という項目が結構あります。

 

こういった場合は、この項目とその項目でこのぐらいかかるものなのか?

一度確認するようにしましょう。

廃材費の合計を計算してみる

次は廃材費について

これもよくあるパターンです。

 

廃材費というのは、リフォームをする上で必ず発生してきます。

廃材費は、産廃(産業廃棄物)費とも呼んだりします。

簡単にいえば、リフォームで出たごみの処分費です。

 

この廃材費の見積書の書き方が人によって大きく異なります。

・工事ごと

・お部屋ごと

・全体を通してまとめて

といった感じで、

都度都度、廃材費を記載する場合と、

最後の項目に廃材処分費 一式〇〇万

といった感じで記載パターンがあります。

 

パッと見、

廃材処分費 一式〇〇万

と記載すると高い!

と感じる人が多いです。

しかし、それをお部屋・工事内容ごとに、廃材処分費〇万

と小分けで記載しておくと、廃材費の高さがあまり意識されません

 

計算してみると、結局廃材処分費だけで数十万となっていた!

なーんてよくある話です。

 

廃材の処分費の計算は、かなり大雑把に計算しているので、

どのくらいの規模の廃材が出たら、

このぐらいの金額になるのか

を質問してみるといいでしょう。

 

それに対して、正確な答えを出せる方でしたら、廃材処分費をしっかり計算している担当者です。

しかし、

こんなもんなんですよ~

普通このぐらいかかりますよ~

と、しっかりとした数値や裏付けなしで、伝える人は、廃材費を把握しておらず、

ただ多めのどんぶり勘定で計算していることが多いので、注意しましょう。

諸経費が何パーセントか確認する

どの見積にも諸経費というものが存在します。

リフォームでは請負金額の5~10%が相場と言われていますが、

中には20%近く発生しているケースがあります。

 

個人的には正直20%は高い!

って思いますが、諸経費単体だけで、高い安いを判断していけません。

 

ちなみに、諸経費について細かい内容を知りたい方は下記の記事を参考にどうぞ!

諸経費って必要!?~工事で掛かる諸経費って何?~

 

諸経費には

見積書の作成

交通費

ガソリン代

現場管理費

などなど

いろんな要素が含まれています。

 

その為、ぶっちゃけ明確な金額ってそもそも存在しません。

この諸経費は、利益の調整するための調整費と思ってもいいぐらいです。

諸経費の金額だけで、高い安いを判断してはいけない理由はそのためです。

 

例えば、

①全体の価格は安いけど、諸経費がめっちゃ高い!

②全体の価格はちょい高めだけど、諸経費がほとんどかかっていない!

この二つの見積の合計が変わらなかった場合、多くの方は①の見積の会社さんに

諸経費をもっと安くしてほしい!

と交渉するかと思います。

 

これは、各項目の金額であまり利益を取っていない分、

諸経費で調整していることが多いです!

 

そうなると、諸経費で利益を調整しているので、

値引き交渉が正直難しいと言えます。

 

それでも、諸経費を削ってもらえる場合は、

①の会社さんは頑張って安く調整してくれている!

とも判断できます。

 

逆に、諸経費があまりかかっていない見積書の場合は、

各項目で利益を確保していると思われます。

 

なので、値引きの交渉をする場合は、各項目ごとに交渉をする方が良いと言えます!

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、

高いリフォーム見積もりの見極め方 適正見積の見分け方とリフォーム見積のカラクリ

というテーマでお話しさせていただきました。

 

正直書いていながら、やっぱり素人の方が判断するのは難しいな~と改めて感じました(笑)

ただ、ぶっちゃけ見積書は完ぺきなものではありません。

不備や同じ内容が記載されている、抜けがあるなど、よくよく見るといろいろと見つけられます。

見積書を見る時は、金額だけを見るのではなく、どんな項目があり、一つの作業にどのくらいかかっているかを見ると、おかしな点を見つけることができます。

全体を見たうえで判断するようにしましょう!

 

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