リフォーム・建築 不動産記事

部分リフォーム後に「既存部の傷」発見? 傷トラブルは誰の責任?補修の現実・防止策

投稿日:

キッチンの交換を行った際、工事中に傷をつけられたとお客さんに言われて急いで確認しにいったのですが、キッチンとは全然関係ない北側のお部屋のクローゼットの中を見せられました・・。

キッチン交換なのにどうやってそこに傷がつけられる・・。逆に教えてほしかった・・。

 

どーも、Ponchaです(‘ω’)

 

一度お部屋の中をすべて解体し、一からお部屋を作るフルリノベーション。

憧れますよね!

ただ、すべてを解体しスケルトン状態にしてから、新しい間取りを作るフルリノベーションって

誰もが行えるわけではありません。

 

予算の関係上、既存部分を残しつつ、できる限り綺麗になる部分的なリノベーション、リフォームを行います。

部分的なリフォームの場合、

どうしても既存部分が気になってしまいます。

 

で、改めて既存部分を見ると気にならなかった傷が・・。

でもこれって工事中についた傷じゃないの?

って疑ってしまう気持ちもわからないでもないです!

このように既存部分の傷について、

工事中についた傷か

もともとあった傷なのか

でトラブルに発展することはよくあります。

 

ということで今回は、

部分リフォーム後に「既存部の傷」発見? 傷トラブルは誰の責任?補修の現実・防止策

というテーマでお話をしたいと思います!

 

リフォームを依頼する側もされた側も、

気持ちよく引渡しができるように、お互い気を付けるべきポイントがあります。

この辺について解説したいと思います!

 

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部分リフォーム完了後に起きるトラブル

リフォームやリノベーションは、全部が全部お部屋の中を解体して、

一から間取りを作っていくわけではありません。

 

予算などの兼ね合いから、

リフォームしない箇所や残すべき箇所を上手に見極めて行う必要があります。

 

例えば、

・フローリングを張り替えるけど、建具は変えない

・和室をフローリングにするけど、窓枠は既存のまま

・設備はすべてやり替えるけど、内装は既存のまま

などなど、リフォーム方法は色々あります。

 

ただ注意しないといけないのが、上記のように

部分的に既存箇所がある時

リフォーム前にはなかった傷がある!

と、お客さんからクレームを言われることがあります。

 

お客さんの言い分としては、

リフォーム中についた傷!

と主張しますが、

職人さんの言い分としては、

ちゃんと養生をして作業していたのでもともとの傷では?

と主張します。

 

こうなったら正直、水掛け論となり、どうしようもありません。

リフォームをした箇所の不具合や傷であれば、

施工不良となり、わかりやすいのですが・・。

 

では、上記のようにリフォームをしていない箇所に、

リフォームをする前にはなかった傷などがあった場合、どのように対応していけばいいのでしょうか?

原因やその対処法については詳しくお話ししていきたいと思います。

 

結論は、一番最後になりますので、

とりあえず結論だけ知りたい方は、最後の部分だけ見るだけで大丈夫です!

 

そもそもなぜ傷がつく!?

そもそもリフォームしていない箇所に傷がつくなんてことあるのでしょうか?

具体的に言うと、

キッチンの交換のリフォームだったのに、

玄関の壁紙に傷がついた!

など!

 

一見、施工した箇所と全然関係ないところの傷を指摘されても・・

と思うかもしれませんが、実はこれってあるあるなんです!

 

よくあるパターンとしては、

・荷物搬入時にぶつけてしまった

・作業中にぶつかってしまった

・作業中に誤って傷がついてしまった

などです。

 

傷をつけてしまったタイミングで報告してもらえればいいのですが、

やっぱりそこは人間ですから、

中には傷をつけたことを知っているのに報告しない方もいます。

 

また、傷をつけてしまったのにシンプルに気付いていない人もいます。

当然ですが、故意的に傷をつける人はいないということはご理解いただければ!

既存部の傷は、もともとあった傷か証明ができない

上記のように、工事中についてしまった傷である!

とわかっていればよいのですが、

ほとんどの場合がどのタイミングでついた傷かがわかりません。

 

そのため、もともとついていた傷なのかもわからないわけなんですよね。

 

わかりやすい傷であれば、最初から気づくこともできますが、

多くの場合がちょこっと傷の場合がほとんど。

そうなってくると、いつあった傷なのかわからなくなってしまいます。

 

ちょっとした傷であればサービスで直してほしい!?

既存部分の傷について、

もともとあった傷なのか、

工事中について傷なのか

わからないことが多いです!

 

結局どこかで折り合いをつけないといけないのですが、

お客さんからすると、

ちょっとした傷なんだからこれぐらいの傷、サービスで補修してもらえませんか?

となります!

実際、そんなオーラをめちゃくちゃ感じる・・。

 

お客さんの気持ちはわかりますし、リフォームした側もこれぐらいなら補修してあげたい!

って気持ちにはなるんですが・・

じゃあ、補修しておきます!

と簡単には言えないのが、現状(笑)

 

というのも、軽い気持ちで補修をやっておきます!

といってよりトラブルにつながることがあるからです。

 

その理由としては、

・既存の部分補修は意外と目立つ

・既存と同じ商品がない

上記が挙げられます。

もう少し細かくご説明したいと思います。

既存の部分補修は目立ってしまう

ちょっとした傷であれば、治してよ~

と言いたくなる気持ちはわかります。

ぶっちゃけ、ちょっとした傷であれば簡単に補修はできるんです。

 

ではなぜ渋るのか。

それは、

既存にあわせた部分補修というのは、

補修した箇所が目立ち、余計気になってしまう

ことが多いからです。

 

既存の商品は、

壁紙にしろ、

フローリングにしろ、

建具にしろ、

全て年月が経ってしまって、新品の時と微妙に異なった色になっています。

そのため、片手間で補修をすると、余計目立んですね・・。

 

絶対に文句を言われるなーというのをわかっているからこそ、

職人さんもリフォーム会社さんも基本やりたがらないんですよね。

 

本当に綺麗に補修をするのであれば、

リペア屋さんに依頼するしかありません。

 

しかし、そうなると費用が掛かってしまいますし、

そのリペア屋さんに依頼する費用は誰が出すのか?

となってしまいます。

 

リペア屋さんに依頼しなければいけないようなレベルでの補修となると、

それはもはやサービスとかのお話ではなくなってしまいます。

もし、傷などを指摘してサービスで直しておきます!

となった場合は、リペア屋さんに依頼をするのではなく、

大工さんなどが自身で傷を隠す、小手先の補修であると認識しておいた方が良いです。

既存と同じ商品が無い

補足ですが、補修をする上で厄介なのが、

傷がついてしまった商品が

タイル

キッチンパネル

サッシ

住設機器

などの場合、リペア屋さんでも補修が困難であることが多いです!

 

その際の選択肢としては、

・現状のままで我慢

・まるまるやり替えるか

0か100かのパターンになることが多いです。

 

なぜかというと、

タイルが分かりやすい例ですが、

タイル1枚が割れてしまった場合、傷を隠すような補修はできません。

 

次に考えるのは

じゃあ一枚だけ張り替えちゃいましょう!

となるのですが、口で言うのは簡単ですが、

実はそんな簡単にできないから困っちゃうわけなんです。

 

まずタイルは、1枚だけで販売していることはほとんどありません。

また、それが既存の商品であれば、

品番やメーカーを探し当てることができず、

似た商品を探すだけで、めちゃくちゃ時間がかかる

といったことになります。

 

また、1枚だけ張替えもできなくもないですが、

明らかに1枚だけ色味が異なると、めちゃくちゃ気になります!

 

そうなると、その周辺も一緒に張り替えましょう!

となることが多いです!

 

 

リフォーム前に事前に写真を撮っておく

かなり余談を含めてお話をしてしまいましたが、

結論でいうと、

ぶっちゃけこういったトラブルは起きてからだと正直遅いです。

 

今お話ししたようにリフォーム会社や職人さんも対応をしてあげたい気持ちがあっても、

補修をしたことでよりクレームにつながることを恐れて、

最初から対応しようとはしません。

 

つまり、

こういったトラブルは

起こる前に事前に対策をしておく必要があります。

 

一番良いのは、

リフォームしない箇所の写真を事前に撮っておくこと

です。

 

リフォーム会社さんにお願いしてもいいのですが、

リフォーム会社さんに写真やチェックをお願いすると

トラブルが発生した際にチェックした箇所等については一切触れず、

必ず自分たちに責任がないとまず主張します。

 

そういうことを踏まえますと、自分の身は自分で守るではないですが、

自身で細かく写真を撮っておいた方がいいと言えます。

特に注意をした良い箇所

本当は全部チェックしておくのが理想ですが、

正直全部チェックするのは大変です。

 

特に時間に余裕がない方は

チェック自体する暇がないかと思います。

 

そういった方のために、特に注意しておく箇所を挙げておきます。

・スイッチプレート近辺(特にキッチンパネル付近)

・玄関周辺のタイル(インターフォンがあればその周囲)

・玄関ドアの傷

・建具(扉や枠共に)

・リフォーム中、動線となる壁紙や手すりなど

 

この辺は、念のため写真を遠目からでもいいので撮っておいた方がいいです。

傷がつきやすいというのもそうですが、

万が一傷がついた際、補修が大変という箇所でもあります。

 

クロスに傷がついてしまって補修をするのとはわけが違います。

タイルなどのように補修が厄介であればあるほど、

リフォーム会社さんも進んで補修を使用とはしません。

 

ポイントを絞って傷がないかを写真で取っておくと、

万が一傷がついてしまった時、証拠として提示ができるのでちょっと安心ができます。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、

部分リフォーム後に「既存部の傷」発見? 傷トラブルは誰の責任?補修の現実・防止策

というテーマでお話しさせていただきました。

 

既存部分の傷については、双方の信頼関係を簡単に崩してしまうようなトラブルになってしまう可能性が大いにあり得ます。

そういったトラブルでどちらかが泣き寝入りしないように、

事前に自身で対策をするようにしておきましょう!

 

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建築・リフォーム・不動産業界を渡り歩いた住宅建物大好き人間(‘ω’)

Ponchaってこんなやつ↓
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