解体工事とごみ処分の費用を入れ忘れて契約をしたことがありました。
職人さんたちと一緒に解体して自分でごみを捨てをしたりしましたが、あれはもう二度とできない(笑)
きつかったー・・。
どーも、Pochaです(‘ω’)
以前に記事で書いたのですが、結構な数の問い合わせがくるので、改めて記事を書き直しました!
リフォームの見積もりを取った方からよくこんなお問い合わせをいただきます!
リフォーム費用って工事が終わっていないのに、一部支払わないといけないの?
それって詐欺じゃないの?
悪徳業者じゃないですか?
というご質問!
確かに、これから工事をするのに、契約時に30%とか、工事が始まったら30%とか・・。
まだ工事をしていないのに、なぜ支払いをしないといけないのか不安になりますよね?
ということで
今回は、リフォーム工事前に代金って支払うの?~分割で支払うリフォーム代金~
というテーマでお話したいと思います!
リフォームの代金って工事をする前に支払うの?
リフォーム代金って分割で支払うの?
リフォーム完了後に一括じゃないの?
という疑問について、どういう仕組みなのかをご説明したいと思います!
この仕組みは建設業界の仕組みを知っている人なら、ピンと来るかと思います!
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近年は大変多くの情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。
営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?
本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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目次
リフォーム代金って工事をする前に支払うの!?
さっそく本題であるリフォーム代金って工事をする前に支払うのか
について答えたいと思います!
先に結論からいっちゃうと、
多くの場合がリフォームをする前に、リフォーム代金の一部を支払います!
・・・・。
そんなの詐欺だー!!
って声が聞こえて来そうですね・・。
これにはちゃんと理由があります!
やっぱりリフォームをする前から、全額じゃないとは言え、
先にお金を支払うのは怖い!
納得がいかない!
という人も多いはず!
この辺について、詳しくお話をしたいと思います!
ちなみに、リフォームローンなどは、また支払いのタイミングが変わってくる場合があるので、一旦手持ちの現金で支払う場合で考えていただけるとわかりやすいです!
リフォームローンについてはまた別途ご紹介したいと思います!
リフォーム代金は、二分割もしくは三分割で支払う
リフォーム代金は、少額の場合を除いて基本
・二分割、
・もしくは三分割
で支払うことがほとんどです。
分割しないといけないという決まりはないため、会社によっても変わってきます。
ですので、会社によってはリフォーム代金が500万でも
リフォーム完了後一括でお支払い
という場合もあります。
後ほどでお話はしますが、工事完了後一括支払いは、
リフォーム会社側のリスクが大きいのであまりやりません。
支払いのタイミングや支払いの割合は変わります。
一般的には、
契約金、着工金、完了金です。
契約金とは、契約した際に支払ってもらう金額。
着工金とは、工事が開始した際に支払ってもらう金額
完了金とは、リフォームが終了して支払ってもらう金額
という感じです。
2分割の場合は、契約金と完了金になることが多いです。
完了金については、説明しなくてもわかりますが、契約金と着工金の違いって?って思う方もいるので、まずこの二つについてお話をしたいと思います!
契約金と着工金って!?
先ほどのおさらいで、
契約金とは、契約した際に支払ってもらう金額
着工金とは、工事が開始した際に支払ってもらう金額
です。
それぞれを詳しくご説明したいと思います
契約金
リフォームをするときは、内容を決めてプランを決め、見積書をもらいます。
そのあと、何度か打ち合わせを重ね、内容を詰めて最終的な金額を決定し問題なければ契約をします。
請負契約ですね!
契約金は、この時に支払います。
この内容をこの金額でやります!
という契約書を交わし、お客さんは
工事をお願いします!
ということで契約金を支払いをします。
契約金はリフォーム代金の25%~40%ぐらいが相場です。
着工金がなく、契約金と完了金の2分割の場合は、リフォーム代金の50%~70%ぐらいになることが多いです。
また、契約金は契約を交わした1週間~10日以内に支払ってもらうことが多いですね。
着工金
次に、着工金。
これは、工事が始まったタイミングで支払いをします。
契約をしたからと言ってすぐに工事が始まるわけではありません。
というのも、契約をして初めてリフォーム会社は材料の発注をすることができます。
材料は、
壁紙のように発注してすぐに納品されるものもあれば、
キッチンやお風呂のように受注生産品のため、発注してから納品されるまで3週間から1か月ぐらいかかる商品
もあります。
また、工事をする業者さんの予定も確保しないといけません。
契約をしてから工事を着工できるまでのタイミングは、時期やリフォーム内容で大きく異なります。
この辺は、打ち合わせの段階でいつぐらいから工事に入れるのかを確認しておいたほうがいいでしょう。
ちなみに着工金の相場としては、25%から40%ぐらいになります。
支払いのタイミングは会社によって変わります。
工事が始まる日は事前にわかるので、
工事開始日までに支払ってもらう会社と、
工事が始まってから1週間以内に支払ってもらう会社
があります。
支払のタイミングは、必ず事前に確認をしておいたほうが良いです。
工事が始まるタイミングで、リフォーム代金の半分から2/3は支払うの!?
契約して支払う契約金で総額の25%~40%
そして、工事が始まるタイミングで支払う着工金で総額の25%~40%
この二つは、工事が終わる前に支払う必要があるのね!
なるほど、なるほど!
・・・。
ここで鋭い人なら気づきます!
契約金と着工金、支払う時期はズレていますがよくよく考えると、
工事を始めます!というタイミングで既にリフォーム代金の半分から2/3も支払ってません!!??
ってことに!!
さすがに、まだ工事始まったタイミングなのに、リフォーム代金の半分〜2/3も支払うって怖いですよね?
『もしかして、契約金、着工金を支払った後、トンずらこくんじゃないですか?』
って思いますよね?
実際、お客さんからもめちゃくちゃよく聞かれます。
本当に悪徳業者ならあり得るかもしれませんが、まあそんな会社があっても即捕まってTHE ENDです。
普通のリフォーム会社さん、工務店さんであればまずあり得ませんのでご安心を!
ちゃんと契約金や着工金を事前に支払うには理由があります。
かなりざっくりなお話になりますが、
契約金:商品の発注の費用
着工金:職人さんの費用
まあ、あとは、リフォーム会社さんの見積書の作成や打ち合わせ、材料の発注する労務費とかも含まれます!
こんな感じで理解してもらえればと思います!
ちなみに、完了金である残金は、リフォーム会社や工務店さんの利益分になります。
細かく言うとこんな単純な内訳ではないのですが、イメージで言うとこんな感じなんですね!
何故事前に代金を支払う必要があるのか?
契約金、着工金、そしてそれぞれの内訳。
わかっていてもやっぱり出てくる疑問・・。
『そもそも、なんでリフォームが完了していないのに代金を支払わなければいけないのか』
と。
言いたい気持ちもよくわかります。
だって、先に支払うだけ支払って、全然工事をしてくれないとか、リフォームしてもらったのはいいけど、仕上がりがひどくて納得できない!となったら泣き寝入りするしかないじゃん!などなど・・。
色々とリスクを考えてしまいますよね!
ただ、逆を考えてみてください。
リフォーム会社からすると、リフォームをしたのはいいけれど、お客さんがいろいろと理由つけて代金払ってくれない!
というリスクが考えられます。
もちろんお客さん側からすると、
『そんなことするわけない!』
と思うかもしれませんが、リフォーム会社も同じで、契約金や着工金をもらったからと言って、適当に工事をすることもなければ、トンずらすることもありません。
結局はお互いの信頼関係が重要ということなんですよね!
納得ができない方のために、もう少しだけ細かく説明しますね!
貰った代金で発注等をしている
先ほどもざっくりお話ししました、
契約金:商品の発注の費用
着工金:職人さんの費用
契約金をもらったので、このお金で材料を発注をしますね!
着工金をもらったので、このお金で職人さんを手配しますね!
って言いかえればもう少し理解できるかと思います。
つまり事前にリフォーム会社に支払っているお金を預かって、リフォーム会社がお客さんの代わりに商品を発注をして、代金を支払っている感じです。
例えばの話ですが、、
入院しているAさんがいたとします!
で、友人Bさんは毎日お見舞いに来てくれてます!
Aさんが、友人Bさんに700円渡し、
明日300円のお菓子と400円の本を買ってきて!
とお願いします。
で、友人Bさんは、次の日買ってきた300円のお菓子と400円の本を渡します。
で、入院しているAさんは、自分の代わりに買いに行ってくれたから、
お礼として300円あげるよ!
とBさんに300円渡します!
日常によくあることですよね!
ここでいう入院しているAさんはお客さんで、
友人Bさんがリフォーム会社
ということです。
で、700円は、契約金や着工金
お菓子や本は、材料や職人さんの作業費
で、お礼の300円が完了金(利益)
という感じです!
こうやって見ると、決して怪しいことじゃないですよね。
事前に代金をもらうのはリスク回避をする為
先ほどサラッと書きましたが、事前に契約金と着工金をもらうのは、リスクを回避するためです!
リフォーム会社に限らず、企業にとって一番困るのは、マイナスの費用が発生すること
本当に最悪の場合、利益が出なくてもマイナスにならなければいいと考えます。
これを先程の契約金、着工金に置き換えると、
契約金と着工金をもらうことで、万が一完了金の支払いがされなかった場合でも、
・発注した商品代、
・作業した職人さんの施工費
を支払うことはできます。
もちろん、リフォーム会社の利益分はないため、何度もそんな事が起きたら潰れちゃいますが・・。
ただ、当たり前の話ですが、商売はシビアです。
基本発注した商品の返品はできません。
商品を間違えていようが発注したものはしっかりと請求は来ます。
職人さんも同様で、作業をすればその分の作業代を支払わなければいけません。
つまり、完了金一括にしてしまうと、万が一お客さんが支払ってくれなかったとき、各所への支払いができなくなってしまう!
という可能性が出るわけなんですね!
お客さんが代金を支払ってくれないからといっても、
・材料を発注している、
・作業をしている
であれば、リフォーム会社に対して、各所から請求は来てしまうのです。
お客さんがお金支払ってくれないんですよ~と言っても
そんなんしらんがな!って話なんですよね。
そういった万が一のリスクも視野に入れているというのも事実です。
工事完了まで期間がある
契約金や着工金で事前にリフォーム代金の一部をもらうのには、もう一つ理由があります!
それは、工事が終わるまで期間が長い!
ということです!
これはどういうことかというと、
フルリフォームで、工事完了するのが契約してから3ヶ月後だったとします。
契約をしたので、材料を後払いで購入したとします。
ここで完了金一括支払いにしていると、材料を発注した会社さんから先に商品代の請求が来てしまいます!
これが10万、20万程度ならまだしも、100万、200万単位でいくつもあると、会社は支払えず、倒産してしまいます!
そういったことがないようにするため、事前に商品代等支払えるように、キャッシュを確保しているわけなんです!
着工する前に払い過ぎもよくない
先ほどまでは、リフォーム会社(請負側)の目線でご説明させてもらいましたが、今度は消費者であるお客さん側に立ってご説明したいと思います。
契約金、着工金を払う必要があるからと言って、
全額に近い金額や全額を工事を、リフォーム着工する前に払うのはよくありません。
たまに、
『着工する前に、先に全額お支払いください』
言われることが実は結構多いです。
もちろん、これは騙すためではありません。
これは先に回収しておいたほうが、リスクがないと考えているからです。
もちろん、信用できる会社さんであれば、全然最初に全額を支払っても問題ないです。
ただ、そうでなければ、完了金として総額の20~30%は終わってから支払うようにしたほうが良いです。
というのも、工事が終わった後、
・仕上げが汚い
・不具合が多
・手直しに来てくれない
といったトラブルはやっぱり多いからです。
一部のリフォーム会社さんや工務店さんは、事前にリフォーム代金をもらったからという理由で、工事完了した後、不具合など全然対応をしてくれないという話をよく聞きます。
また、工事が終わったからと言ってすぐに完了金を支払うと、不具合を報告しても、手直しを先延ばしにされてしまうこともあります。
こういった感じの相談は非常に多いです。
工事が終わった後、しっかりチェックをし、不具合を見つければいつ直してもらえるか確認しましょう。
中には、不具合を報告しても、
『わかりました、対応はしますので、とりあえず完了金のお支払いはお願いします』
という感じで、まずは完了金払ってねと言われることが多いです。
工事が終わった後、会社が求めるのはとにかく完了金の回収。
あとから難癖付けられて、完了金の支払いを渋られるのを防ぐためです。
もともと工事が完了して引き渡した時点で、代金は速やかに支払う必要があります。
ですので、『不具合が完全に終わるまで完了金は支払わない!』と、いってしまうと
それはそれで問題になってしまいます。
ですが、不具合はいつまで対応してもらえるかを明確にしてから、完了金は支払うようにしたほうがいいです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、リフォーム工事前に代金って支払うの?~分割で支払うリフォーム代金~
というテーマでお話しさせていただきました。
結局のところ、お客さんはもちろん、企業側もそれなりのリスクを背負っているわけなんですね!
なので、お互いの信頼関係が大事ですよねってお話です。
契約金や着工金、完了金の割合は、会社で決められていることがほとんどなので、担当者個人でその割合を変更することができないのも現実。
こういった、契約金や着工金のお話は、契約する直前まで聞かされないので、打ち合わせの段階で、契約金等のお話をしておくとよいでしょう!
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