キッチンリフォームした時、エレベーターに商品が乗らず、9階まで大工さんと一緒に階段で運んだことがあります!
地獄でした・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
壁付けのキッチンよりお部屋全体を見渡せる対面のキッチンが人気です!
そのため、キッチンのリフォームをする際、壁付けから対面キッチンを希望される方も多くいます。
しかし、壁付けから対面キッチンに変更する場合、
・戸建て
・マンション
とでは、検討事項異なります。
ということで、今回は
壁付けキッチンから対面キッチンのリフォームの注意点
というテーマでお話しをしたいと思います!
壁付けキッチンから対面キッチンにする上で注意すべきポイントについてご紹介したいと思います!
併せて、戸建てとマンションとで注意すべきポイントも異なるのでその辺についてもお話ししたいと思います!
関連記事はこちら
キッチンの配置を変えたリフォーム~壁付けから対面キッチンに~
キッチンリフォームの当日の工事の流れ~キッチンリフォームの工事中の注意点~
住宅購入 リノベ費用も借り入れする時のスケジュール~タイトすぎるので要注意~
リフォーム・リノベーション費用って大体どのくらい!?~リフォーム費用の概算を公開!~
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目次
キッチンの移設の可否のポイントは排水の勾配
今では当然のように行われているキッチンリフォームに伴う、移設の工事。
壁付けから対面に変えるためには、必ず押さえておかないといけないポイントがあります。
それは
排水の勾配が取れるか
です。
通常の間取り変更と違い、水回りの移設には、給水と排水の移設がセットで必要になります。
給水や給湯に関しては、水圧で押し上げる為、勾配が関係がないのでさほど問題ではありません。
しかし、排水に関してはしっかりと勾配が取れていないといけません。
そのため、キッチンを移設させるには、
キッチンの排水の高さから、外の排水の高さまで勾配が取れる距離までとなります。
壁付けキッチンから対面キッチンに
最近の新築住宅は、ほぼ対面キッチンの間取りになっていますが、昔の建物はまだまだ壁付けのキッチンが多いです。
私自身、壁付けキッチンも、対面キッチンも両方使用したことがありますが、個人的には断然対面キッチンの方がいいですね。
特にご家族がいる家庭で、壁付けキッチンの場合だと、背を向けて調理をしたり、洗い物しないといけません。
なので、声を掛けられたら、一回一回、手を止めないといけないですし、なによりちょっと寂しい(笑)
壁付けキッチン、対面キッチンのそれぞれのメリットやプランについては、こちらの記事を参考にして見て下さい。
キッチンの配置を変えたリフォーム~壁付けから対面キッチンに~
キッチンの移設の注意点
戸建てと、マンションでは、排水の構造が若干異なるため、キッチンを対面にするにあたり、注意する点も異なります。
というのも、マンションは共同住宅になります。
お部屋の中の排水は、共有部分の排水管(竪管)につながっています。
この竪管につなぐ排水の高さが決まってしまっており、キッチンの排水高さに対して、竪管の排水の高さがあまり変わらないと、勾配が取れない!
となり、マンションの場合だとキッチンの移設が制限されることがあります。
では戸建てはどうなのか?
戸建ては、排水は床下につながっており、床下は多少高さがあります。
そのため、排水に関する問題はあまりありません。
ただ、1階当たりの床面積が狭く、縦に長い戸建の場合、対面キッチンにすると、リビングが狭くなってしまうという問題があります。
もう少し詳しく戸建てとマンション、どの点に注意すべきか見ていきたいと思います。
戸建ての場合の注意点
戸建の場合、先ほどお話ししました通り、
排水は、床下を通っていることが多いため、床下の排水の高さをうまく調整すれば、比較的簡単にキッチンの移設はできます。
ただ稀に床下の立ち上がりの基礎が、部屋を横断するように配置されていることがあります。
そういった場合は、基礎を貫通させて配管を通すことができない為、床下の排水ルートを考え直す必要があります。
下の画像のように立ち上がり基礎の下に排水や給水、給湯管を通しています!
床下から直接排水管が立ち上がっている戸建ては、
キッチンの移設箇所が大幅に異なると、排水管を立ち上げる箇所も大幅に変わる為、工事をする上で一部床下を開けないといけません。
そのため、場合によっては床に点検口等を設ける必要があったりします。
点検口を設けるのが嫌だ!
という方は、フローリングの張替や上張り、クッションフロアのやり替えが必要となります。
とはいえ、キッチンの移設に伴って床のやり替えとなると、リフォーム費用も結構上がってしまいます。
もし、費用を抑えた施工をするのであれば
・同じ材質のフローリングで部分的に張り替え
・キッチン廻りだけ新規でクッションフロアを上から張って仕上げる
・穴だけふさぎカップボード等で隠すか
などがあげられます。
どっちにしても、対面キッチンにする場合は、キッチン以外のリフォームをどこまで行う必要があるかを考えておかなければいけません。
マンションの場合の注意点
マンションの場合は、竪管と呼ばれる共有部分の大元の排水管があるため、移動できる範囲に限りがある!
ということを認識しておいた方が良いです。
勾配が無理なく取れるように、キッチンを竪管のすぐ近くに設置するような間取りになっています。
上記のような感じで、竪管は各階の床を貫通してます。
先ほどもお話ししましたが、キッチンを移設する場合、その竪管の位置から勾配が取れるまでの距離が限界となります。
マンションの床は2重床と言われる、コンクリートの床(躯体)の上に束を立てて、その上にフローリングで仕上げる方法があります。
そうすることで、床下にスペースができ、出来る限り勾配を取れるような工夫をしています。
ただ、この2重床の高さは良くて5~15㎝程度です。
床下だけで排水管の勾配を通すが難しいので、キッチンの背面や壁などを利用して竪管まで勾配を取っています。
洗面所などが廊下より一段上がっているお部屋を見た方もいるかもしれませんが、これは排水の勾配を取る為に床をあげているからなんですね。
その原理を利用して、稀にキッチン周りの床だけ高くして勾配をとる方法で対面キッチンにしているお部屋があります。
個人的には、キッチンの周りだけ床を上げての対面キッチンは正直おススメしません。
フラットの床であるならできる限りフラットな状態のまま生活したほうがいいと思います。
それ以外に対面キッチンにするにあたっての検討事項
それ以外にも検討しないといけない検討事項はあります。
①対面にした際の腰壁、垂れ壁の造作
②空調ダクトの移設
③壁紙の張替
④既存のキッチンの床と壁の補修
上記の内容もセットで考えなければいけません。
排水の問題が解決したら、上記の施工費も検討しないといけなくなってきます。
壁付けから対面キッチンのリフォームを検討する場合は、比較的大掛かりにリフォームをすることが多いです。
特に
・空調の移設
・腰壁の造作
などは通常のキッチン交換では掛かってこない費用です。
また、腰壁を造作する際に、
・カウンターを設けるのか
・シンプルに無目枠だけで仕上げるのか
でも費用が変ってきます。
腰壁以外に、レンジフードを設置する垂れ壁や、吊戸棚を設置の有無も検討する必要があります。
また壁紙については、腰壁や垂れ壁を造作する必要があるので、張替が必須となります。
さらに、もともとあったキッチン箇所の床と壁、天井の補修です。
壁付けのキッチンを対面にすることで、
もともと設置してあったキッチンの床や壁などを補修する必要がります。
・床は、設置してた跡や配管の穴埋め
・壁は、キッチンパネルやタイルなどをはがして補修と壁紙の張替
・天井は、吊戸棚を外した後の補修と壁紙の張替
といった感じです!
ちなみに既存のキッチンがあった壁のタイルやキッチンパネルは、接着剤で頑丈に設置されており、綺麗に撤去することが難しいことが多いです。
そのため壁をふかして新規で壁を造作することが多いです。
キッチン廻りの仕上げの形状を考える
対面キッチンにするにあたり、可能か、不可能かの判断は、一度工務店やリフォーム会社に見てもらう必要があります。
その後、対面キッチンに出来るようであればそのような納め方にするかなど、プランを立てる必要があります。
カウンターを設置するのか、
吊戸棚は設置するのか、
ペンダントライトを設置するようにするのか
カップボードはどうするのか
キッチンを対面にすることで、上記のような内容も併せて検討する必要が出てきます。
何故なら、その仕上げに合わせて、下地工事をどうするべきか異なります。
そのため事前に決めておかなければなりません。
いまいちイメージできない方は、キッチンメーカーのカタログを参考にしながら検討すると良いでしょう。
工務店やリフォーム会社の人と打ち合わせをしながら進めていくと良いでしょう
まとめ
いかがでしょうか。
壁付けキッチンから対面キッチンのリフォームの注意点
というテーマでお話しさせていただきました!
壁付けキッチンから対面キッチンにする場合、注意すべき点が色々あります。
間取りや構造によってはできない可能性があるので、事前にリフォーム会社さんに相談することをおススメします!
リノベーションする予定で住宅購入をする方は特に注意した方が良いですね。
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