レンジフードを単体で頼むと商品によっては、割引率が変わり商品代が高くなります。
このトラップに何度ハメられたか・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
キッチンのリフォームは費用が高くてできないけど、部分的に新品にしたい!
でも、そういった部分的なリフォームってできるの?と思う方も多いはず!
ということで今回は、
キッチンの部分リフォーム、レンジフード・換気扇のリフォームの費用や種類について
というテーマでお話ししたいと思います!
食洗器の後付についてはこちらの記事をどうぞ!
今のキッチンにビルトイン食洗機を新規で設置する方法~キッチンの部分リフォーム~
ちなみに、キッチンリフォームについてはこちらをどうぞ
キッチンリフォームの工事の流れ・工程について~キッチンリフォームの注意点~
その他記事はこちら
リフォームをする際、相見積もりしたほうが良い?~複数の見積を取るメリットって?~
マンション購入基礎知識 管理費や修繕積立金って!?~管理会社と管理組合の違い~
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目次
換気扇とレンジフードの違いって?
私もこの業界に入るまで、レンジフードって何かわかりませんでした。
だって、ずっと換気扇と呼んでいたから(笑)
換気扇もレンジフードも、キッチンのコンロの上に設置されており、換気をするためという意味では同じものです。
下記のような商品は換気扇ですね。
レンジフードと換気扇の違いとは何なのか?
違いは、空気を排出させるためのファンの形状と、ダクトを通していくかというところです。
レンジフードで使用しているファンは、シロッコファンと呼ばれており、縦長の羽根が円筒状に取り付けられているファンです。
排出の際は、ダクトを通して外部へと排出させます。
それに対して換気扇は、プロペラファンで吸い込んだ空気を直接外部へと排出させます。
換気扇が最近なくなってきたのは、外壁面にしか設置できないためです。
そうなると、必然とキッチンの位置が外壁面にしか設置できなくなってしまうからです。
設計をするうえで、とても厄介極まりないですね。
対面式のキッチンにもできなくなってしまいますし。
今は換気扇ではなくレンジフードが主流
先ほどお話ししましたように、建物を設計するうえで制限がある換気扇が採用されることはほとんどありません。
現在のキッチンのほとんどはレンジフードが採用されています。
換気扇とレンジフードを比べると、明らかレンジフードの方が、見栄えも良く使い勝手が良いです。
しかし換気扇と比べると、実はレンジフードは換気扇のより吸い込む力が弱いんです。
ダクトを通し、長い距離で排出するため、当然っちゃあ当然なんですが・・。
あとは、レンジフードが出始めたころは、掃除が大変と言われていました。
しかし、今では様々な改良がされて、ワンタッチで部品を外せて簡単に手入れができるような商品がいっぱいできてきました。
また、吸い込む力も今では、換気扇と変わらないです。
技術が発展した今では、換気扇とレンジフードを比べると、圧倒的にレンジフードの方が良いと言えます。
換気扇の方が良い理由をあげるのであれば、圧倒的に安いというところですかね。
レンジフードの形状とサイズ
レンジフードは、形状がいくつかあります。
家の間取りに合わせて形状を調整したり、予算に合わせて選べるようになっています。
一般的な仕様として扱われているブーツ型
見た目がスリムで、現在はこちらの方が多く採用されているスリム型
本体が低めに設計されており、曲線形状のファンのファルコン型
独立キッチンや高級志向のキッチン使われるスクエアセンター型
また、サイズもコンロやキッチンのサイズに合わせて選ぶことができます。
サイズは、60㎝、75㎝、90㎝になります。
コンロに対して両端15㎝程大きく取るのが良いとされています。
つまり、60㎝のコンロに対して90㎝のレンジフードが良いということになります。
最近のキッチンのコンロは、ビルトインコンロがほとんど。
そのビルトインコンロのサイズは、ほとんど60㎝です。
そのため、レンジフードも一番多いサイズが、90㎝となっています。
キッチンが小さく、2口のコンロの場合は、45㎝になりますが、その場合は、大体60㎝、75㎝のレンジフードがついていることが多いでしょう。
レンジフードの種類
それでは、どんなレンジフードがあり、どんな機能があるのか見ていきましょう。
メーカーによって呼び名が違ったり、形状が違ったりしますが、基本は一緒です。
ブーツ型のレンジフード
しかし、ファンの取り外しが大変で、掃除する以上に手間がかかります。
また、このフィルターも、長年使用していると、塗装が剥がれてしまいます。
金額は一番安い。
ただし、手入れに手間がかかります。
フラットスリムのレンジフード
ファンの形状は基本同じ設計です。
ブーツ型に比べて、デザインを重視した形状です。
吊戸棚と同じ奥行きに設計されているため、スマートに納まります。
また、商品によっては、吊戸棚と同じ面材を選ぶことができるため、レンジフードの存在感を出さずにオシャレなキッチンになります。
掃除がしやすい、クリーンフード
各メーカー呼び名が違います。
今回は、パナソニックの商品を取り上げてご説明したいと思います。
こちらの商品は、スマートフードⅡという商品です。
ワンタッチでカバーやファンが外せるため、とてもメンテナンスがしやすいです。
また、掃除がしやすいように、親水性のコーティングが施されています。
金額は、3種類の中で一番してしまいますが、簡単に掃除ができるような商品がいいという方は、間違いなくこちらの商品にした方が良いでしょう。
掃除のしやすさは、全然違ってきます。
レンジフードは商品選定、施工に注意!!
レンジフードは、コンロよりも商品選定や施工が難しいです。
サイズに関しては、計測して同じサイズの商品を選定できるので、問題はありません。
注意しないといけないのが、ブーツ型のレンジフードから、スリムタイプのレンジフードに変える時です。
ブーツ型は、スリムタイプと大きく形状が違います。
ブーツ型の方が大きく壁から出っ張っているため、取り外した後壁に跡がついていたり、タイルが無かったりします。
文字で説明しても分かりにくいと思いますので、実際に画像を見ながら説明いたします。
ブーツ型からスリム型のレンジフード
これが、施工前です。既存のフラット型のレンジフードです。
壁はタイルの壁になっています。
これを取り外すと
タイルは、綺麗にレンジフードの跡になっていますね・・。
これでは、吊戸棚と奥行が同じスリム型のレンジフードを設置しても、隠しきれません。
そのためこの場合は、同じ形状のタイルでまず補修をしてからスリム型のレンジフードを設置する必要があります
タイルの壁の時は、特に注意が必要です。
同じ形状のタイルがあればいいのですが、壁をタイルで施工しているキッチンというのは、結構年数がたっているため、同じようなタイルを見つけるのは至難の業です。
そのため補修をしても、若干色味が違ったりで違和感が出てしまいます。
そういった場合は、キッチンパネルを壁一面に張ってしまうことをおススメします。
画像ではちょっとわかりにくいのですが、壁のタイルの形状が、凹凸があり、同じような形状のタイルがありません。
そのため、袖壁一面にキッチンパネルを張って納めています。
余談ですが、個人的には、タイルの壁より、キッチンパネルの方が掃除もしやすいので、おススメですね。
梁やダクトの向きに合わせて、レンジフードを選定
梁などがある場合は、梁の形状に合わせて加工ができるレンジフードを選ばなければなりません。
通常のレンジフードの正面のパネル部分(幕板)は、アルミやスチールの形状になっています。
アルミやスチールの場合は、基本加工ができません。
そのため、吊戸棚と同じような面材タイプの幕板を選定しなければなりません。
また、レンジフードを選定する際、ダクトが右向きなのか、左向きなのかを選択します。
もともとついているレンジフードを見れば、どちら向きなのかわかりますが、既存の幕板を外す、もしくはダクトがどのように流れているかを把握しないといけません。
レンジフードの交換は、想像している以上にチェックすべきポイントが多いんです。
レンジフードのリフォームは依頼をした方が良い
以前ビルトインコンロのリフォームの記事を上げた際、
比較的失敗が無いため、ネットで注文しても問題ないとお話しました。
しかし、レンジフードは、梁があるのか、高さは問題なのか、排気口は右なのか左なのか、給気ダンパーとの連動はないのかといったように、確認しなければいけないことが結構あります。
ここを間違えて発注してしまうと取付ることができません。
かなりリスキーな選択になります。
プロの人でも確認し忘れることがあるくらいです。
レンジフードは、商品の選定からリフォーム会社等にお願いしたほうが良いでしょう。
先程言いました、タイルが絡んでしまう場合などは、どのように対応するかもしっかり確認しておいた方がいいです
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、レンジフードについてお話致しました。
レンジフードの交換で一番多い理由は、機能というより、『汚くなってしまった』『掃除がしやすいものが良い』
この2点になります。
今では、どのメーカーでもいかに簡単に取り外しができて、簡単に掃除ができる商品を日々開発しています。
ただ、一番良い商品は単体だけで発注できないので注意が必要です。
ビルトインコンロに続いて、意外と奥が深いレンジフードのリフォーム。
キッチンの設備交換でビルトインコンロとレンジフードを交換するだけで、全然違うキッチンに変わります。
この機会にぜひ検討してみてください
食洗器の後付についてはこちらの記事をどうぞ!
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ちなみに、キッチンリフォームについてはこちらをどうぞ
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近年は大変多くの情報に溢れています。
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本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。
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