不動産記事

住宅ローンの返済中に賃貸にだすはOK?【NGの理由・バレた時のリスク・転勤時の対処は?】

投稿日:

不動産知識がなかったころ、住宅ローンで家買って賃貸に出せば、賃借人が住宅ローンを支払ってくれる!って考えていました。

無知って怖い・・。

 

どーも、ponchaです(‘ω’)

 

以前友人から、

『しばらく実家に帰るから、購入した家のローンの残債が残っているし、賃貸に出して、その家賃で住宅ローンを支払う』

という話を聞きました。

私もこの業界にいなかったら恐らく、

『その考え頭いいね~』

な~んて思っていたでしょう・・。

でも本当はNGなんですね・・。

 

ということで今回は

住宅ローンの返済中に賃貸にだすはOK?【NGの理由・バレた時のリスク・転勤時の対処は?】

というテーマでお話ししたいと思います。

 

一般の方よりも、不動産投資を少しかじった人が陥る落とし穴です。

意外と当たり前のようにやろうとしていますが、後々とんでもないことになる場合があります!

住宅ローンの性質も踏まえて解説したいと思います。

 

関連記事はこちら!

賃貸の初期費用を抑える方法~交渉のコツと具体的な節約ポイント~

自己資金がなくても住宅購入ってできる?~契約時に現金が必要!?~

住宅ローンは金利だけじゃない!後悔しない選び方と返済方法・団信・諸費用について

仲介手数料はいつ払う?住宅購入の支払いタイミングと注意点を徹底解説!

不動産売買契約を解除したら仲介手数料はどうなる?返金される?支払う?

 

★住まいに関するお悩み、無料で相談できます!★

近年情報にあふれています!

どの業界では営業トークが多く、正しい情報を見極めるのが難しいです・・。

💡 こんなご相談を受け付けています!

賃貸のお部屋探しを手伝ってほしい
購入物件の探し方や資金計画を知りたい
物件探しのコンサルを受けたい
この物件を買って大丈夫?第三者の意見を聞きたい
リフォームの見積もりが適正かチェックしたい
リフォームのプランを考えながら物件を探したい

営業は一切なしで
無料かつ匿名OKです!

まずは気兼ねなく、お問い合わせフォームもしくはLINEより

ご連絡いただければと思います!

お問い合わせは、こちら(‘ω’)ノ

 

また、気軽にLINEにてやり取りしたい方は、下記より簡単に登録できます!

LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j

下記よりも登録できます(‘ω’)

友だち追加

住宅ローンの残債がある家って賃貸に出せるの?

本日は早速本題から入りたいと思います!

住宅ローンの残債が残っている家って賃貸に出してよいのか?

結論から言います!

基本NGです!

 

・・・・。

なーにー!?

って思う方も多いはのではないでしょうか?

 

中には、

『私の知人や友人は、自分の家を賃貸に出していた気がします!』

という方もいるのではないでしょうか?

 

そういう方というのは、

そもそも住宅ローンの残債が残っている家を賃貸に出してはいけない!

ということを知らずに、賃貸に出しているんです。

 

逆に、住宅ローンの残債が残っている自宅を賃貸に出すのは

NG!

と知りながら、賃貸に出す人は少ないと言えます。

 

これは、リスクが大きいとちゃんと理解しているからなんですね!

では、何故住宅ローンの残債が残っているとはいえ、

自分の所有物なのに、賃貸に出してはいけないのでしょうか?

住宅ローンの残債が残っている家を賃貸に出してはいけない理由

住宅ローンの残債が残っている家を賃貸に出してはいけない理由、

それは、

住宅ローンはあくまで契約した本人やご家族が住むため

を条件として、金融機関がお金を貸しているからです。

 

なので、第三者の人に賃貸として出すのは、

単純に契約違反

ということなんですね。

 

ちなみに住宅ローンで購入した家でも、

残債が無かったら賃貸に出しても問題はない!

ということです。

 

でも、何故住宅というのに変わりはないのに、

住宅ローンを利用して購入した自宅を賃貸に出してはいけないのでしょうか?

 

住宅ローンの金利は圧倒的に安い!

住宅ローンは、色々なローンに比べて圧倒的に金利が安いです。

 

これにはいくつか理由がありますが、その内の一つは、

金利を安くし、借入をしやすくすることで、

価格が高い住宅購入を促進させ、経済を回したい

というのがあります。

 

住宅には

金融機関

不動産

建築

など、経済を支える産業が多くかかわっています。

 

多くの住宅が購入されると、その分経済も回ります!

そういった理由から、金利を安くし借入しやすくすることで、

住宅購入のハードルを下げているんですね!

 

もう一つは、

お金を貸す銀行としてリスクが少ない

が挙げられます。

 

お金を貸す側として一番のリスクは、貸し倒れ。

要は、貸したお金が回収できなくなることです。

 

しかし、自身が住むための住宅購入の場合、

銀行はお金を貸す代わりに、購入した不動産を担保にしているので、

万が一ローンが支払えなくなったとしても、

その不動産を差し押さえて、競売にかけて、残債を回収することができます。

 

通常のローンに比べて貸し倒れにならないという点も金利が低く設定できる要因とも言えます。

やむを得ない理由があれば、賃貸に出せる!?

住宅ローンの返済は何十年かけて返済していくものです。

中には、

自身が住むために購入したけど、

転勤になってしまった

・家族や介護の都合で一時的に自宅から離れる必要がある

といった方も多いはず。

 

そういった方はどうしたらよいのか?

やむを得ない理由がある場合は、

一度金融機関に相談をしてみましょう。

 

上記のようなやむを得ない理由がある場合は、

再び自宅に住むことを条件に、

賃貸に出すことを許可してくれるケースがあります。

ローンの切り替えをすることで賃貸に出すことができる

今お話したようにやむを得ない理由があり、

一時的に自宅から離れた場所で暮らすような場合、

賃貸に出すことを許可してもらえることがあります。

 

しかし、10年を超えるような長期間となると、

一時的に賃貸で!

というのが、難しい可能性があります。

 

その場合は、住宅ローンから不動産投資用ローンに切り替える必要があります。

不動産投資用のローンは住宅ローンと比べて

金利が1.2~4%と高い

審査が厳しい

といった条件があります。

 

さらに、住宅ローンから投資用のローンに切り替えるための、

借り換えの手数料が発生することも理解しておく必要があります。

黙って賃貸に出してもバレない!?

住宅ローンの残債が残っている家を、

何かしら理由があって賃貸に出す場合は、

今お話ししたように、ちゃんと金融機関に相談する必要があります。

 

しかし中には金融機関に相談せずに

住宅ローンの残債のある自宅を賃貸にだしている人もいます。

 

また、冒頭でもお話ししたように、

住宅ローンの残債がある自宅を賃貸に出してはいけない!

ということを知らずに賃貸に出してしまっている人もいます。

 

このような場合、

金融機関に賃貸に出していることはバレるのでしょうか?

 

正直なところ

すぐにばれる!

ということは少ないです。

 

というのも、金融機関は、

逐一賃貸に出しているかどうか調べているわけではないからです。

 

とはいえ、住宅ローンの返済は何十年と長いですからね。

どこかのタイミングで気づかれる可能性が高いです。

 

多くの場合、

金融機関が契約者宛てに自宅に送った郵送物が、

宛名不明で返ってきてしまった!

などで発覚します。

 

あとは、金融機関がなんかおかしいな?

と思って調べたらすぐばれちゃいますね・・。

 

現状でばれていない!

という人もいるかもしれませんが、バレた時のリスクが大きいのでおススメしません。

賃貸に出していることがばれてしまった場合はどうなる?

残債のある自宅を賃貸に出してはいけない!

ということを知っていようがいなかろうが、

もしバレてしまった場合どうなるのか?

 

基本的には、

・是正勧告

・投資用ローンに借り換え

・一括返済

上記内容で対応することになります。

 

賃貸に出した時期や動機などの内容によって異なります。

是正勧告のように、今住んでいる賃借人との賃貸借契約を解除する

ということで、対応してもらえる場合もあります。

 

ただ、一度結んだ賃貸借契約を貸主の都合で勝手に解除して、

賃借人を追い出すことはできないので、正直現実的ではありません

 

結果的にすぐに賃貸借契約の解除ができない!

ということで、金融機関より残債の一括返済を求められる場合が多いです。

現在は不正の監視が厳しい!

2018年に住宅ローンの不正利用が明るみになってから、

金融機関の監視が厳しくなっています。

 

住宅金融支援機構もフラット35の不正利用についての事案があったことを確認しており、

そういった契約者に対して一括請求をするなど、厳しい措置を取っています。

 

ダメだということを知りながら賃貸に出してしまい、

金融機関にバレて一括請求される!

というのは、悪意がありますし当たり前の話です。

 

しかし、

賃貸に出してはいけないことを、そもそも知らずに、

賃貸に出していた場合は、ちょっとは緩和されるのか?

 

当然ながらそんな甘い世界ではありません!

住宅ローンの借り入れをする時の、金融機関と結ぶ契約書に

第三者に貸したらあかんからね!

とちゃんと明記してあります。

 

つまり知らなかった・・・。

では済まないので注意しましょう。

不動産会社が賃貸を勧める場合があるので注意が必要

今でこそ、本当に減ったと感じていますが、

普通に不動産会社の営業マンが

『住宅ローンの金利は低金利なので、売却以外にもそのまま賃貸として出しちゃえば、賃借人がローンの返済をしてくれますよ!』

と平然と説明している人がいます!

 

私も、この業界に入る前に、

不動産投資の営業マンや、仲介経験の浅い新人営業マンが

そういったことを言っているのを耳にしたことがあります・・。

本当に無知というのは怖いので気をつけましょう!

 

ただもっと悪意があるのは、賃貸に出してはいけないと知っていながら

『金融機関にばれないように、郵便物の対処、何か聞かれた場合の回答方法があるので大丈夫です』

などと、恐ろしいことを説明している人もいます。

 

現在では金融機関としても不正利用がないか、監視が厳しくなっています。

一度金融機関に対して不正を働いてしまうと、信用問題にかかります。

不動産会社のそういった調子のよい話を鵜呑みにしないようにしましょう。

 

不動産会社にも厳しい罰がある!

今説明したように、不動産営業マンから

賃貸に出しても大丈夫!

と言われたから、賃貸に出した!

となった場合、不動産会社にも罰が下ります!

 

よほど悪意があるような内容じゃない限り、

業務停止などはありませんが、

ほぼほぼの確率で、その金融機関と取引ができなくなります。

 

要はその金融機関で住宅ローンを通しても、

取扱不可!

とされてしまいます!

 

一社員が勝手にやったこととはいえ、責任を取るのは結局会社です。

基本的には、一度NGを食らった金融機関との取引は、

原則未来永劫取引できないと思った方が良いです!

 

そのぐらい厳しい世界なんです・・。

ですので、不動産会社の社長さんや責任者の方は、

社員の方にしっかりと教育をする必要があります!

 

 

まとめ

いかがでしょうか!

今回は、住宅ローンの返済中に賃貸にだすはOK?【NGの理由・バレた時のリスク・転勤時の対処は?】

というテーマでお話しさせていただきました。

 

意外と知らなかったという人も多いのですが、

知らなかった!

では済まないほどリスクの高いお話です。

特に自宅購入後、不動産投資を検討している方が陥りやすい内容ですので、

住宅購入と投資の観点、切り分けて考えるようにしましょう!

 

関連記事はこちら!

賃貸の初期費用を抑える方法~交渉のコツと具体的な節約ポイント~

自己資金がなくても住宅購入ってできる?~契約時に現金が必要!?~

住宅ローンは金利だけじゃない!後悔しない選び方と返済方法・団信・諸費用について

仲介手数料はいつ払う?住宅購入の支払いタイミングと注意点を徹底解説!

不動産売買契約を解除したら仲介手数料はどうなる?返金される?支払う?

 

★住まいに関するお悩み、無料で相談できます!★

近年情報にあふれています!

どの業界では営業トークが多く、正しい情報を見極めるのが難しいです・・。

💡 こんなご相談を受け付けています!

賃貸のお部屋探しを手伝ってほしい
購入物件の探し方や資金計画を知りたい
物件探しのコンサルを受けたい
この物件を買って大丈夫?第三者の意見を聞きたい
リフォームの見積もりが適正かチェックしたい
リフォームのプランを考えながら物件を探したい

営業は一切なしで
無料かつ匿名OKです!

まずは気兼ねなく、お問い合わせフォームもしくはLINEより

ご連絡いただければと思います!

お問い合わせは、こちら(‘ω’)ノ

 

また、気軽にLINEにてやり取りしたい方は、下記より簡単に登録できます!

LINE公式アカウント:ID検索は⇒@ 549ktzrsでponcha.j

下記よりも登録できます(‘ω’)

友だち追加

ではでは(‘ω’)ノ

-不動産記事

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

住宅購入時の仲介手数料の目安・簡単計算~仲介手数料っていつ支払うの?~

仲介手数料の計算式を見た時、何でこんなややこしいんだ!と思ってましたが、実際計算すると普通に小学生の算数レベルの計算でした。 なんか見た目に騙された・・。 どーも、Ponchaです(‘ω& …

住宅ローンは金利だけじゃない!後悔しない選び方と返済方法・団信・諸費用について

昔どの住宅ローンが安いのか調べまくっていた同僚がいたのですが、全銀行を網羅していたころには、最初の方に調べた銀行の金利が変わっていて、絶望していました・・。   どーも、Ponchaです(& …

「柄壁紙DIY完全ガイド|リピート計算・梁や柱の採寸&貼り方のコツ」

過去にDIYで柄物の壁紙を柄を合わせず張っていたお客さんがいたのですが、トリックアートを見ているような感じになり・・ 気持ち悪かった・・・。   どーも、Ponchaです(‘ω& …

中古不動産購入 引渡後の7日間の設備チェック~引き渡し後にやるべきポイント~

買主さんによる引渡し後のチェックに立ち会ったことがありますが、ライフラインの契約をし忘れていて、何もチェックが出来なかったことがありました・・。   どーも、Ponchaです(‘ …

不動産購入 手付金が少額の場合のリスクって!?~手付金っていくらが相場?

契約当日、手付金の準備を忘れていたご主人。 なんとかタンス預金から手付金を支払ったご主人でしたが、奥さんにタンス預金があることがばれ、契約後、奥さんによる自宅の家宅捜査が始まり、タンス預金が全部没収さ …

建築・リフォーム・不動産業界を渡り歩いた住宅建物大好き人間(‘ω’)

Ponchaってこんなやつ↓
・物事を擬音語で伝える
・コーヒーの摂取量ヤバい
・お酒飲むと時間気にしない
・で、終電無くす
・スノボーはグーフィー
・スケボーはレギュラー
・子供とお年寄りと男好きな男にはモテる
・ネジは2本ぐらい外れている

資格↓
・一級建築施工管理技士(使うことはなかったけど実は2級も持っている)
・宅地建物取引士(とれなかったら不動産業辞めると思ったら取れた)
・FP2級(自身のマネーリテラシー絶望過ぎてとった、一番きつかった)
・英検3級の1次(高校の時にチャレンジ、実技が引退試合と被ってあきらめる)
・自動車免許(一応マニュアル、多分運転できると思う・・)
・中型バイク(事故りすぎて乗るの辞めました)

お仕事↓
・新築の現場監督(職人さんに4回は殺されかけた)
・その後リフォーム営業(24時間稼働の営業マン)
・不動産業で賃貸(全く案内をしない営業マン)
・不動産業で売買(友達みたいな営業マン)
・住宅・不動産のセカンドオピニオンやってます
・風水とかちょこっと(占いを信じない占い師)

今後の目標
・英語が話せないのに海外と日本の住宅・不動産取引の懸け橋になろうと努力中
・投資でFIREできるかな~

 

Facebook:https://www.facebook.com/poncha0729

公式LINEアカウント

ID検索⇒@549ktzrs poncha.jです!

QRコード:https://lin.ee/vzdPnpe

Instagram:@poncha.j

プライベートなこと発信してます。